BNLイタリア国際
男子プロテニス協会のATPは29日に公式サイトを更新し、世界ランク5位のN・ジョコビッチ(セルビア)が5月7日に開幕するBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を欠場すると発表した。ジョコビッチは2007年に初出場して以降同大会に18年連続で出場していたが、今回その記録が途絶えることとなった。
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37歳のジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入りするも、準決勝では負傷により途中棄権を余儀なくされた。
その後2大会連続で初戦敗退となったジョコビッチだったが、先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では準優勝を果たした。
しかし、今季のクレーコート初戦となった今月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)ではA・タビロ(チリ)に屈し再び初戦敗退となっていた。
続くムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でも、M・アルナルディ(イタリア)に敗れ、今季4度目の初戦敗退を喫した。
そして今回、過去6度の優勝を誇り18年連続で出場していたBNLイタリア国際の欠場が発表された。
ジョコビッチは現在ツアー大会のシングルスで通算優勝回数が99回となっており、元世界ランク1位のJ・コナーズ(アメリカ)の109回とR・フェデラー(スイス)の103回に次ぐ、史上3人目となる100回目のツアー優勝に迫っているが、昨年8月のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で優勝したのを最後に足踏みが続いている。
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