東日本大震災発生の年から続くインフレの原因(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】

東日本大震災発生の年から続くインフレの原因(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】

今回はインフレについて考えていきます 東日本大震災発生から14年が経過しまし たこの14年間の世界全体における変化に ついて注目をします世界はこの間大きく 変化しましたその変化が世界全体の長期 視点のインフレをもたらしているそして その変化が今後も続くそしてインフレが 今後も続くと考えています動画で詳しく 述べていますどうぞ最後までご覧 ください こんにちは楽天証券経済研究所の吉田さと 申しますどうぞよろしくお願いし ます今回はインフレの話をいたします 東日本大震災発生の年から 続くフれの原因と題してお話をいたします こちらをご覧 くださいまずは2011年3月11日 金曜日でし た午後2時46分頃大きな地震が発生し まし たこの日私は1枚の写真を撮影しまし たそれがこちらなんです この日の午後11時2分でしたこれは東京 都内で私が自宅に歩いて帰る最中に撮影し ました両半天 の道路沿い入り口の道路沿いに行列ができ ていました大行列でした何の行列かと言い ます とここに 商品が書かれていますこの商品を 買い求めるための人々の列でした自転車 だったんです ね数km歩く場合によっては数10km 歩くという方もいらっしゃるのかもしれ ません自転車を購入をしそのまま帰ろうと いう風に考えた方が多くいらっしゃいまし た東京都内でも様々な混乱がありました けどけもこの写真も1つの混乱を示して いると言えると思い ます そしてこの写真なんですが2025年2月 に私が撮影をしまし た福島県南相馬市の小高地区ま小高区で 撮影をしまし た合唱局の郡上という大変に有名な曲が ありますこれは 東日本大震災 で被害に合われた原発事故で被害に遭われ た中学生たち が避難をしていった友達がきっとまた 会えるいずれまた帰ってくるそういった 思いを込めて中学校の卒業生 とその時の教員の方で作った曲と言われて います郡上なんですね郡上というイメージ はこの小高の海の色から来ていると言われ ていますえ大変に美しい海 ですたまたまえまお天気もよくこの郡上の 海岸海を見ることができまし たこの郡上という合唱局は今も日本各地で 様々なイベントで歌い継がれています 継ぐということはこの災害を語り継ぐこと につがると思います私自身もこの群生と いう合唱曲を聞きながらこの災害を 思い出すことがしばしばあり ます14年が経過しましたこの14年間 大きな変化があったと思います私自身個人 にも大きな変化がありましたし日本経済 日本の政治経済においても大きな変化が あったと思います加えて世界全体でも 大きな大きな変化がありました変化に強い られたと言っても良いと思いますその14 年間の世界的な大きな変化について今回は 考えていき ますこちらをご覧ください2010年頃 だったんですね東日本大震災の前後あたり から世界全体では大きな変化が生じ始めて いました自由民主主義指数という指数が ありますこれはスウェーデンのイテ堀大学 のvdm研究所が計算をして公表をして いる指数です0と1の間で決定します1に 接近すればするほどその国は自由度が高い 民主度が高いことを示します逆に0に接近 すればするほどその国の自由度民主度は 低いということを示します このグラフ は世界各国の0.4以下と0.6以上の国 の数を示してい ます第2次世界対戦後なんですけれども その当時は民主度が低い国の数が圧倒的に 多かったですね民主度が高い国の数は圧倒 的に少なかったわけですけれどもそれが どんどん と変化していきまして 低い国の数が減って高い国の数が増えて いきました特に冷戦集結この後なんですが 民主とが高い国の数がどんどんと増えて いきました低い国の数はどんどんと減って いきましたこういったいわゆる世界の民主 主義の拡大民主化の流れというものもこの グラフから見ることができ ますですが2010年頃なんですけども この変化この流れに変化が生じ ます民主とが低い国の数が増え始めて民主 とが高い国の数が減り始めましたこれが まさに2010年頃だったんです ねこれを世界の分裂進化と言えると考えて います分裂状態が深まっていくという意味 ですね今まさにその状態がどんどんと深て いる最中にあり ますこちらを見ていただきますとこれも vdm研究所が公表している指数の1つな んですが表現の自由指数という指数なん です ねその国や専門機関がえどれくらい大衆の 情報発信や政治的な言論やそういった表現 というものをどれくらい制限をしているの かあるいはどれくらい制限していないのか ということを示しているんですねこの表現 の自由指数も自由民主指数と同様に0と1 の間で決定しますこれは世界全体の平均を 見ているんですね確かに冷戦の時には言論 の自由というのが低下した傾向もありまし たけれどもその後は世界の民主主義拡大と いう状況においては表現の自由も大きく なっていってこの指数は急上昇しました ですがやはり2010年頃その以降という のは低下する傾向にあっ てSNSなどの規制強化が大きな要因と 考えられ ますこのように表現の自由というのも低下 するという状況にあるわけなんですが やはりこの2010年頃以降と言いますの が世界全体のスマートフォンやSNSの 拡大のタイミングでもあったということな んですねこのこともあっ て過度な情報発信例えば偽情報ご情報誹謗 中傷感情紛失こういったものの規制をする 動きが強まったことがこのグラフから 分かると思いますそれくらい2010年頃 以降広まっていったSNSの影響は 大きかったと言えると思います それを図にしました世界分裂出しぶりの 同機の1つなんですねこちらを見て いただきますとこれは2010年頃以降の 世界分裂分断発生とコモディティの価格 上昇の背景を示したものです2010年頃 以降と言いますのはここなんですね スマートフォンとSNSの世界的普及が 広がっていった普及していったタイミング でした 誹謗中傷偽情報ご情報勘定紛失これは いずれも民主主義の目指す方向と逆の方向 ですですの で世界民主主義行き詰まりが始まったと 言え ます自由民主指数も変化した表現の自由 指数も変化したその1つの要因として SNSが上げられると言えますもちろん SNSはいい面もたくさんありますですが マイナス面が目立ってしまったというのが この10数年間の振り返りであったと言え ますそのSNSのマイナス面が世界全体の 民主主義の行き詰まりや世界分裂の要因に なってしまったと言えます加えて2008 年に発生したリーマンショックの影響を 受けて西側の国々が esg環境社会企業統治という考えを提し ましたこの考え方に乗っ取っている企業や 国にどんどんと投資をしていきましょうと いう1つの投資判断だったんですね確かに ビジネス利用という点で言いますと どんどんとそういった企業にお金が集まっ ていって株高の要因にもなりました一方で 武器利用も横行しました行き過ぎた環境 配慮行き過ぎた人権配慮これが広まったに 世界分裂が深まってしまったという点も ありますこういった分裂状態にあり中国の 派遣の気運を高まったということも愛なり まして世界分裂がどんどんと深まっていっ てしまったこれが2010年頃以降の世界 全体の流れであるとまさにこの流れという のが現在も進行している最中にあると言え ますこの世界分裂と言いますのが資源国の 座しぶりの大きな大きな要因になってい ます資源を持っている非西側は資源を持っ ていない西側に対して出しぶりをするよう になりました例えばOPECプスの原油の 原産ですオップス原油の原産を行ってい ます価格を釣り上げたいから行っているん だという報道が広くされていますけれども この点に加えて分裂があるですので自分 たちの影響力を維持したい価格を高止まり させたい様々な思惑によって脱しぶりを 行っている不があります加えてロシアの 穀物の金融ですとか一時的に行われた インドの穀物の金融まこれらも出ししぶり に当たりますまこういった出しぶりが世界 分裂をきっかけに横行しているという状況 なんですねこういった出ししぶりが原因 高止まり金属高止まり食品高等といった 長期視点の高いインフレの原因になって いるとまこういった状況が挙げられ ますでは少し詳しく世界分裂進化という この最中において資源を持っている非西側 の国々がどのような思惑を抱いているのか ということを確認をします世界分裂進化時 資源を持つ側の国々は以下の3つの安定を 狙っているんではないかと考えています1 つは自国の食やエネルギーや金属等の供給 の安定です自国の供給の安定なんですね2 つ目が西側に対する影響力の安定です世界 全体で分裂が深まっていく中で西側の国々 の影響がどんどんと大きくなっていくその 可能性がありますですですので資源を持っ ている非西側の国々が影響力の安定のため に出しぶりを行っている節があり ます3点目が価格の安定ですこの場合の 安定と言いますのは資源を持っている国々 なわけですので価格の高止まりなんですね この3つの安定を同時に達成するため に資源の武器利用いわゆる出ししぶりが 横行しているのではないかと考えられます 逆に脱脂しぶりを行うことによって時国の 食エネルギー金属の供給の安定が図られる わけです脱しぶりを行うことによって西側 に対する影響力を安定化することができる わけです脱脂ぶりをすることによって価格 の安定高止まりを実現できるわけですま こういった思惑が世界分裂が深まっている 最中だからこそ横行しやすなっていると 言えますまさにこういった状況がこの10 数年間で起きて今まさに起きている今後も 起きると考えてい ます実際に数字を確認していきましょう 金属とエネルギーと農産物の生産国の民主 度というのが低下する傾向にあるんですね 民主度低下ということは出しぶりをする ムードが強まっている高まっていることを 意味します まずは金属なんですけれど も今まさに電気自動車やaiなどに様々な 広範囲で使われている金属なんですけども まこういった金属の生産国の自由民主主義 指数を見ているんですね平均をしています リチウムの生産国においてこの指数は近年 低下する傾向にあり ますPGMですねプラチナグループ メタルズこの場合はプラチナとか パラジウムなんですがこの指数も低下する 傾向にありますどうもそうですニッケルも コバルトもこの10年くらいどんどんと 低下してきていますまこれらの資源を持っ ている国々がどんどんと非民主的になっき ているつまりこれは出しぶりをする可能性 が高まってきていることを示していると 言えます加えて原油農産物なんですが こちらもトウモロコシコーヒー小麦カカ 原油いずれも自由度民主度が低下してきて いるということが分かります金属だけで なくエネルギーも農産物も資源を生産して いる国々において幅広く 自由度の低下民主度の低下が見られている わけですこれはやはり今後も継続しる つまりそれは今後も脱脂ぶりが横行する 懸念が残るということだと思いますまこう いった出しぶりの出しぶりへの警戒感と いうのが長期的な価格の底上げの要因に なっていると考えていますこちらを見て いただきますとこれは原油とどと小麦の 価格を示しています2000年を100と して指数化をしてい ます20001年頃以降つまり世界全体で SNSとesgのマイナスの面が目立って いったその結果世界分裂が深まっていって 出しぶりが横行する懸念が高まっていって 全体的に価格の底上げの可能性が生まれた タイミング以降なんです が大きく下がっていないですね下げても 限定的なんですねつまり長期視点の価格の 上昇圧力が2010年頃以降続いていると いうことを意味しています世界分裂出し ぶり横行懸念供給一迫懸念こういった供給 一迫懸念が停留している長期視点で停留し ていることによって価格がなかなか下がら ない以前のような安い水準に戻らないと いう状況が続いていると言えます これは世界全体 の長期視点における高いインフレの根本的 な要因になっていると言えます短期中期 視点の上げ下げももちろんありますけれど も長期視点でこのよう なテーマがある以上はやはり以前のような 安い水準には戻らないつまりそれは高い インフレが今後も続きうるということだと 考えてい ますでは最後に関連する商品をご紹介 いたしますこれらにつきましては エネルギーや農産物や金属といった幅広い コモディティの銘柄を1つの指数にした 商品です投資信託海外のETFETM様々 ありますのでご注目いただければ幸い です黒い文字で書いているものにつきまし てはNISAの成長投資枠に該当する商品 です では今回は東日本大震災発生の年から続く インフレの原因と題してお話をさせて いただきましたまた次回もどうぞよろしく お願いし ますJA

※こちらの動画は2025年3月11日(火)に収録しております。

👇トウシルの記事はこちら
東日本大震災発生の年から続くインフレの原因
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/48149

🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
01:03 2011年3月11日(金)14時46分ごろ
04:49 「2010年ごろ」に世界分裂が始まった
09:04 世界分裂は資源国の「出し渋り」の動機
14:40 金属、エネ、農産物生産国の民主度低下
16:45 出し渋りへの警戒感が長期底上げの主因
18:27 [参考]コモディティ関連の投資商品例

📝カテゴリ別にイッキ見!トウシルの動画再生リスト
吉田哲の動画セミナー

新NISAで話題!NISAはじめてガイド

【日本株どうなる?銘柄選び】

【かしこい米国株と世界経済&為替】

【金・原油の価格は?コモディティ市場】

【投資を学ぼう!初心者向けコンテンツ】

【中国の政治・経済を斬る】

【資産形成と投資信託で失敗しない!】

【株主優待&節税&マネー術】

💬SNS
【トウシル公式 X(旧Twitter)】

【X(マネ活応援)(旧Twitter)】

【楽天証券 X(旧Twitter)】

【楽天証券Instagram】
https://www.instagram.com/rakutensec/
【楽天証券公式LINE】
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/sns/line/

📱スマホでも投資を知る!トウシルアプリ
\トウシル公式アプリ登場/
投資情報メディア「トウシル」の公式アプリを使って、お金や投資に関するほしい情報を手に入れよう!動画の最新投稿もアプリでチェックできます。

👇詳細はこちら
https://r10.to/h6izWx

🔽「公式アプリ」を今すぐダウンロード
【 Android版 】https://r10.to/hMRoNd
【  iOS版 】https://r10.to/hauZdH

👇投資にかかる手数料等およびリスク
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/risk.html

楽天証券株式会社
http://www.rakuten-sec.co.jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、
一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
Copyright (C) Rakuten Securities, Inc. All rights reserved.

#東日本大震災 #世界分裂 #エネルギー #農産物 #インフレ #原油 #OPECプラス #投資信託 #ETF #トウシル

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version