ドイツ企業の景気見通しは4月に悪化した。公的支出の拡大を巡ってここ最近強まっていた楽観は、トランプ米大統領の関税措置で打ち消された格好となった。
Ifo経済研究所が24日発表した4月の期待指数は87.4と、前月の87.7から低下した。ただ、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想中央値の85は上回った。現状指数は前月から上昇した。
4月のドイツ Ifo 企業景況感指数概要(表)
Ifoのフュースト所長は発表文で「企業間で不確実性が高まっている」と述べ、「ドイツ経済は混乱に備えている」と続けた。
国際通貨基金(IMF)は22日発表した最新の世界経済見通しで、今年のドイツ経済はゼロ成長を予想した。1月時点では0.3%の成長率が予想されていた。今年も経済が停滞した場合、ドイツは3年連続ゼロ成長という異例の事態となる。
ドイツ連邦銀行のナーゲル総裁は23日、米関税の影響を受け、今年リセッション(景気後退)に陥る恐れもあるとの懸念を示した。ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ナーゲル氏は欧州は「停滞局面にある」とし、「自分の国、ドイツは恐らくリセッションだ」と述べた。

原題:German Business Expectations Dip as Trade Fuels Uncertainty (1)
(抜粋)
(詳細を加えます)

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