成長率は前期から大幅低下へ
4月30日に米国の2025年1〜3月期の国内総生産(GDP)が公表される。
24年10〜12月期を振り返ると、実質GDP成長率は前期比年率2.4%増(7〜9月期は同3.1%増)と前期から低下した。需要項目別では設備投資が前期比年率3.0%減(同4.0%増)とマイナスに転じたほか、在庫投資の成長率寄与度が同0.8ポイント減(同0.2ポイント減)と成長率を大幅に押し下げた。
一方、住宅投資が前期比年率5.5%増(同4.3%減)、外需の成長率寄与度も同0.3ポイント増(同0.4ポイント減)と前期からプラスに転じた。さらに、個人消費が同4.0%増(同3.7%増)と高成長となった前期からさらに伸びが加速した。
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週刊エコノミスト
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