在宅勤務と週2、3回出社のハイブリッド勤務です。新型コロナの影響が続き、赴任してから社員全員が集まる機会はなかったのですが、最近では財務チームが週に1度は対面で集まるようになり、他のスタッフと交流する機会も増えてきました。これまで、何人もの日本人駐在員が働いていたからか、ガーナ人スタッフからは「また明日」「お疲れさまです」といった日本語が聞こえてくることもあり、とてもアットホームな職場です。所属するチームのメンバーは、住商から派遣されているCFO(最高財務責任者)、ガーナ人スタッフ4人と私の計6人。政府対応など重要な職務を担当していますが、チーム内は常にジョークが飛び交い、和気あいあいとした雰囲気ですね。
ガーナに来てから約2年、「This is Africa」や「This is Ghana」というフレーズをよく耳にします。他の地域にはないダイナミクスやエネルギーが感じられる場面で使われているほか、「アフリカやガーナでは自分にとっての常識や当たり前が必ずしも通じるわけではない」といったニュアンスも込められているようです。この意識を常に持ち、日々の業務の中では、私の日本での経験や常識を押し付けるのではなく、ガーナの文化やルールを尊重しながらコミュニケーションすることを心がけています。
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