馬トク激走馬に算出されたコートアリシアン(カメラ・荒牧 徹)
中山11R・ニュージーランドトロフィー・G2・馬トク激走馬=コートアリシアン
クイーンC4着からの巻き返しを狙うサートゥルナーリア産駒。3月21日に外厩・山元TCから帰厩し、2週続けて全体時計6ハロン84秒4を計時。ラスト1ハロンは馬なりで11秒8、11秒7と追われるごとに切れを増してきた。
見守った伊藤大士調教師は「手前を替えてから弾むような感じ」と相変わらず好評価を与えた。5馬身差で圧勝した新馬戦の脚を見れば、重賞級のポテンシャルの持ち主であることは明らかだが、新潟2歳S(2着)は周りのムチの音に驚き、阪神JF(6着)は伸びない内を通らざる得なかった。小回りの中山に替わり、内め追走から直線で持ち前の一瞬の脚を菅原明良騎手が、うまく引き出せば勝機も十分だろう。
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