サッカー・ブラジル代表は3月28日にドリヴァル・ジュニオール監督を解任した。国内メディアは後任の有力候補としてカルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリー)とジョルジ・ジェズス(アルヒラル)を挙げている。 6月上旬に2026年W杯南米予選2…
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サッカー・ブラジル代表は3月28日にドリヴァル・ジュニオール監督を解任した。国内メディアは後任の有力候補としてカルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリー)とジョルジ・ジェズス(アルヒラル)を挙げている。
6月上旬に2026年W杯南米予選2試合が行われることを考えれば、5月下旬には出場登録選手を決定する必要がある。その点においてブラジル・サッカー連盟のエジナウド・ロドリゲス会長は「なるべく早く監督に就任できる人が望ましい」とだけ話し「どちらを優先的に考えているのか」との質問には、明言はしなかった。
ブラジルのスポーツ紙「ランセ!」電子版は、ジョルジ・ジェズス監督が要請受諾に3つの条件を挙げていると報じている。1つ目が、現在アルヒラルで受け取っている年俸(推定104万ユーロ=約1億7000万円)に匹敵する報酬を受け取ること。2つ目がチーム作りに際して何の制約も受けないこと。3つ目は6月から7月にかけて行なわれる世界クラブW杯後の就任であること(アルヒラルを率いて参加するため)。7月に就任すると、最後の2試合でしか采配を振るうことができないこととなり、ブラジルサッカー連盟が難色を示す可能性もある。サッカー王国の指揮官に誰が就任するのか。引き続き動向に注目が集まる。
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