米電気自動車(EV)大手テスラは、中国のウェブサイトでセダン「モデルS」と多目的スポーツ車(SUV)「モデルX」の新規注文の受付を停止した。ロイターが11日確認した。写真はモデルS。パリで2024年10月撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
[北京 11日 ロイター] – 米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O), opens new tabは、中国のウェブサイトでセダン「モデルS」と多目的スポーツ車(SUV)「モデルX」の新規注文の受付を停止した。ロイターが11日確認した。
テスラの「微信(ウィーチャット)」アカウントを通じた注文もできなくなった。両モデルは米国で製造され中国へ輸入されている。
テスラは受注停止の理由を説明していないが、米中貿易摩擦が影響した可能性がある。トランプ米政権が中国からの輸入品に課した関税は145%に達し、中国は米国製品に対し84%の報復関税を課している。
中国汽車流通協会のアナリスト、Li Yanwei氏によると、中国は2024年にモデルXを1553台、モデルSを311台輸入した。
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