インドの電動二輪市場でかつて最大手だった地場のヒーロー・エレクトリックが、破産手続きに入った。負債総額は約30億1000万ルピー(約52億円)とされる。識者は、経営悪化の主因は「競争激化による販売減少と補助金の不正受給問題にある」と指摘した。

 発端は、地場タイヤメーカーへの未払いだ。製品代金の計3億6900万ルピーのうち2億ルピー近くを滞納し、裁判所が昨年12月に破産手続きを命じた。また、政府が2019年に導入したエコカー普及支援制度の不正受給…



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