テニス=ロシア出身のカサトキナ、オーストラリア国籍で初勝利

女子テニスでロシア出身のダリア・カサトキナが3日、オーストラリア国籍を取得してから初めて試合に臨み、勝利を収めた。メルボルンで1月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang)

[ 4日 ロイター] – 女子テニスでロシア出身のダリア・カサトキナが3日、オーストラリア国籍を取得してから初めて試合に臨み、勝利を収めた。

世界ランキング12位のカサトキナは、2022年に始まったロシアのウクライナ侵攻により「中立的」な選手としてツアーに参加してきた。ただ、自身が同性愛者であることをカミングアウトし、公に戦争反対を表明する数少ない選手の一人となってからはロシアに2年以上戻っていなかった。

先週にオーストラリアの永住権を取得。3日に米サウスカロライナ州チャールストンで行われたチャールストン・オープンのシングルス1回戦にオーストラリア選手として初出場を果たし、ローレン・デービス(米国)を6─1、6─1で下した。

カサトキナは報道陣に「オーストラリアの選手と呼ばれるのは変な感じがした」としつつも、「観客から温かい歓迎を受け、さまざまな感情が入り混じった素晴らしいものとなった。新しい国旗とともに初めてコートに上がるのは簡単なことではなかった」とコメントした。

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