金融政策、常に正しい判断は困難=NZ中銀総裁代行

ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のホークスビー総裁代行は3月6日、政策立案者が金融政策について常に正しい判断をすることはないとの認識を示した。写真は同中銀。ウェリントンで2022年撮影(2025年 ロイター/Lucy Craymer)

[シドニー 11日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)が11日公表した四半期調査によると、第4・四半期の期待インフレ率は低水準にとどまり、今月3会合連続の利下げがあるとの見方が定着した。

調査は企業経営者や専門家40人に実施。2年後の期待インフレ率は2.12%と前期の2.03%から上昇した。2年間は中銀の政策が物価に波及する期間と見なされている。

1年後の期待インフレ率は平均2.05%で、前回の2.40%から低下した。

中銀のインフレ目標は1─3%。

中銀は8月、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を2020年3月以来初めて引き下げ、10月にはさらに50ベーシスポイント(bp)引き下げて4.75%とした。

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