張本美和 PHOTO：World Table Tennis
＜2025年3月25日（火）～3月30日（日）WTTスターコンテンダーチェンナイ／インド＞
3月29日、女子シングルス準々決勝で張本美和（16=木下グループ／世界ランク6位）がユアン・ワン（27=ドイツ／同70位）をゲームカウント3-1で下し、準決勝に駒を進めた。
強国ドイツのパリ五輪代表・ユアン。張本は唯一の対戦だった2023年WTTフィーダーアンタルヤで勝利しており、連勝を狙った。
投げ上げバックサーブの使い手ユアンに対し、張本は厳しいコース取りで主導権を握らせないまま11-8で先制する。
2ゲーム目はユアンのサーブの回転の変化に苦しみ3-11で落とすが、次は相手のサーブミス続きに乗じて中盤の4連続ポイントで突き放し、11-6で取り返す。
張本はユアンのバックサーブに徐々に対応し、逆に張本がサーブで手玉に取る展開に。第4ゲームも一気の6連続得点で抜け出し、最後は豪快な強打で締めくくった。
今季の国際大会シングルス初優勝にあと2つと迫った張本。続く準決勝では、パリ五輪4位のシン・ユビン（20=韓国／世界ランク10位）と対戦する。
＜WTTスターコンテンダーチェンナイ 女子シングルス準々決勝＞
張本美和 3-1 ユアン・ワン（ドイツ）
11-8/3-11/11-6/11-4
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