アルゼンチン、エムポックス感染疑い発生の穀物船を隔離

 8月20日、アルゼンチン当局はブラジルからの穀物輸送船にエムポックス感染が疑われる乗員がいるとの報告を受け、同船をパラナ川で隔離して対応を取っていると発表した。写真は9日、ロサリオのパラナ川で撮影(2024年 ロイター/Matias Baglietto)

[ブエノスアイレス 20日 ロイター] – アルゼンチン当局は20日、ブラジルからの穀物輸送船にエムポックス感染が疑われる乗員がいるとの報告を受け、同船をパラナ川で隔離して対応を取っていると発表した。

保健省などによると、リベリア籍の同船はサンタフェ州のサンロレンソ港で大豆を積む予定だったが、同州ロサリオの穀物港の近くで、乗員1人に感染の疑いがあることを同国当局に通知したという。この乗員は他の乗員から隔離された。

同船は乗員全員の検査結果が出るまで隔離される見通し。

アルゼンチンでは過去に8例のエムポックス感染が確認されているが、より重症化しやすいタイプの「クレード1b」の発症例はない。

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