英ヒースロー空港再開、停電への対応調査へ 航空便の混乱続く

 英ロンドンのヒースロー空港は22日、通常業務を再開した。写真は同空港の第2ターミナル(2025年 ロイター/Isabel Infantes)

[ロンドン 22日 ロイター] – 英ロンドンのヒースロー空港は22日、通常業務を再開した。同空港は近くの変電所で発生した大規模火災により電力供給が停止したことを受けて、ほぼ丸一日閉鎖した。空港は停電への対応について調査する。

航空会社はさらなる遅延やキャンセルの可能性を警告している。ヒースロー空港を主要ハブ空港とする英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(ICAG.L), opens new tabは、22日は予定便の約90%を運航、23日は「ほぼ通常通り」に戻るとしている。世界で5番目に利用客の多いヒースロー空港では、21日は1351便が離着陸し、29万1000人もの乗客が利用する予定だった。閉鎖されたことにより、航空機は他の空港に迂回を余儀なくされ、多くの長距離便は出発地に戻った。 もっと見る

英エネルギー省は22日、同国の重要インフラについて疑問を投げかける今回の停電について、緊急調査を行うよう国家エネルギーシステムオペレーター(NESO)に委託したと発表。

ヒースロー空港も、独立取締役で元運輸相のルース・ケリー氏に、空港の危機管理計画と今回の事件への対応を巡って調査を実施するよう指示した。

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