石破茂総理大臣の商品券配布の問題を巡って追及の矛先は、岸田文雄前総理大臣にも及んでいます。さらに身内である自民党幹部からも苦言を呈する声が上がっています。
■商品券配布「法には抵触していない」
石破総理
「次の時代に何を残すのか、そのために諸官は何をすべきか、常に問いかけながら自衛官として人として大きく成長することを願います」
22日、防衛大学校の卒業式で「自問自答」することの大切さを説いた石破総理。
自身は、新人議員15人の事務所に10万円相当の商品券を配った理由について、こう答えを出していました。
石破総理
「人付き合いが悪いだの、ケチだのと散々言われてきたので、そのことについて気にする部分が相当にあったのだろう」
そして商品券については「ポケットマネーで購入」し「法には抵触していない」との説明を繰り返しています。
共産党 小池晃書記局長
「総理のポケットに入った(官房)機密費が商品券の原資になったと言われても、否定のしようがないと思いますがいかがですか?」
石破総理
「そういうものを使ったわけではございません。ただ、それを証明して見せろと言われますと、それは極めて難しい」
■疑惑の目は歴代総理にも波及
石破総理から端を発した商品券の配布問題。疑惑の目は、歴代の総理にも向けられています。
朝日新聞によると、3年前に岸田前総理も政務官との懇談会の前後で10万円分の商品券を出席者に渡していたといいます。
岸田事務所は「法令に従い適正に行っている」とコメント。さらに…。
YouTube番組「国会王子 武田一昭のよろしくどうぞ」より
自民党 大岡敏孝議員
「(Q.大岡さんは商品券とかもらったことは?)もらったこと…あります。ありますよ、あります」
自民党の大岡議員は、インターネット番組に出演し、第2次安倍政権だった12年ほど前、政権側から金券を受け取ったことを明らかにしました。
大岡議員
「(今回と)全く同じようなシチュエーション。初当選して1年経たないぐらいのときだった気がするんです。選挙によく勝ってきたなという努力賞・殊勲賞・敢闘賞みたいなつもりで、そういうもんだろうなと思ってもらいました。僕らは『党の金』だと思っていた。会社が頑張った社員に努力賞とか渡しているのと同じで、まったく罪の意識も悪びれた気持ちもなかったです」
金券の原資は「党のお金」だと認識していたこともあり、罪の意識はなかったと説明。
■岸田氏にも説明求める 自民党幹部も苦言
一方、追及を強める野党。22日に立憲民主党の野田佳彦代表は、お土産が「慣例になっていたのか」歴代総理にも説明を求めていく意向を示しました。
野田代表
「岸田前総理の件は、まだファクトか分かりませんが、記者会見なりいろんな場で説明責任を果たすことをまず、求めていくことが大事」
批判は自民党からも…。小野寺五典政調会長は、与野党の攻防が続く予算案の年度内成立に向け、石破政権に注文をつけました。
小野寺政調会長
「(与野党の協議を)薄氷を踏む思いで積み上げてきた。だから政府に言いたい。高額療養費・政治資金・商品券の問題。こういうことで、この難しい状況に影響を与えないでほしい」
(「グッド!モーニング」2025年3月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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