プーチン氏が米特使を8時間待ちぼうけに… 交渉有利へ駆け引きか【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年3月16日)

 プーチン大統領が、アメリカの特使を8時間待ちぼうけにしたと報じられています。「誰にも従わない」というアメリカへのメッセージだと分析されています。

■米特使を8時間待ちぼうけに…狙いは?

アメリカ トランプ大統領
「私は停戦と最終的な合意という観点から、ロシアからかなり良い雰囲気が出ていると感じています」

 トランプ大統領はロシアとの交渉の進展に自信を見せました。アメリカとウクライナで合意した30日間の停戦案は今、ロシアの手の中ですが、一筋縄にはいきそうにありません。

 トランプ大統領は13日、ウィトコフ中東特使をプーチン大統領との会談に送りこみました。しかし、プーチン大統領は会談に8時間も遅刻し、特使を待ちぼうけにさせたとイギリスメディアが報じました。そのうえで、プーチン大統領が「私がボスで日程を決める。誰にも従わない」というアメリカへのメッセージと受け取れると分析しました。

 交渉を有利に運びたい時、遅刻するのはプーチン大統領の常套(じょうとう)手段と言われています。2018年、安倍総理との首脳会談では2時間半以上、遅刻してきたこともありました。ロシア情勢に詳しい専門家は、こう話します。

筑波大学 中村逸郎名誉教授
「プーチン氏が今考えているのは、トランプ氏の顔をつぶしてやろうと、そのくらいは思っていますよ」

■プーチン氏の停戦の条件は

 トランプ大統領は、プーチン大統領を停戦交渉のテーブルに着かせることができるのでしょうか。

中村名誉教授
「プーチン氏の頭の中では、もう停戦というのはさらさらなくて。なぜかというと今回停戦交渉が出てきたのは、トランプ氏とゼレンスキー氏が話し合った停戦条件とかを、2人で決めたものをプーチン氏に当ててきたんですね。プーチン氏からすれば屈辱なんです」

 プーチン大統領が、停戦交渉のテーブルに出てくるための譲れない条件、それは…。

中村名誉教授
「プーチン氏が考える停戦になかなか応じられない一番大きな要因というのは、ゼレンスキー大統領の存在そのものなんです。他の人物もっと親ロシア寄りの“親ロシア派の大統領”を据えたい。そうしないと停戦交渉はしないという立場なんです」

(「グッド!モーニング」2025年3月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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