15m超の津波押し寄せ43人が死亡・行方不明 東日本大震災から14年…防災対策庁舎を震災遺構として保存 宮城・南三陸町
東日本大震災の発生からきょうで14年を迎えます。
これまでに亡くなった人は1万5900人、今もなお2520人の行方が分かっていません。
被災地では復興が進む一方で、いまだに約2万8000人が避難を余儀なくされています。
震災で、特に大きな被害を受けた宮城・南三陸町の震災復興祈念公園から、仙台放送・堤勇高アナウンサーが中継でお伝えします。
旧防災対策庁舎は、高さ12メートルの建物を15メートルを超える津波が襲い、43人が死亡・または行方不明となりました。
この防災対策庁舎は、町民が「保存」か「解体」か議論する時間をもつため県が所有してきました。
しかし2024年3月、町は町有化と震災遺構としての保存を決めました。
10日は防災対策庁舎を照らすため、新たに設置された照明も灯されました。
照明は、毎月11日の月命日と、その前日の10日に灯されるほか、亡くなった人が故郷に帰ってくるための灯火として盆の時期に点灯されます。
南三陸町・佐藤仁町長:
この場所に明かりを灯して、ふるさとに戻ってくるときは、この場所にちゃんと明かりが灯っているよと、亡くなった皆さん方にお示しをしたかったなというのが一番の思いです。
震災遺構、そして亡くなった人が故郷に帰る目印として、庁舎は新たな役割を持って震災発生から14年の日を迎えています。
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