
厄落としへ…わっしょい! はだか男8000人もみ合い 天下の奇祭「国府宮はだか祭」【ワイド!スクランブル】(2025年2月13日)
愛知県稲沢市で10日、「国府宮はだか祭」が行われた。尾張地方に春を呼び込む「天下の奇祭」。はだか男たちが今年ももみ合った。
■厄落としへ…わっしょい! はだか男8000人
肉弾相打つ凄まじいもみ合い!浴びせられる手桶の水は、男たちの摩擦でたちまち湯けむりとなる。
愛知県・国府宮はだか祭。その起源は古く、奈良時代のおよそ1250年前にさかのぼる。
この渦の中にいるたった一人の男性。神事によって選ばれた「神男」に触れられれば、厄落としができるという信仰がある。
朝から雪がちらついた愛知県稲沢市。体を清めるため、白米とたくあん、白湯だけの朝食をとっているのは、今年の神男・加藤稜大さん(26)だ。
午前中、子どもや去年から参加できるようになった女性たちが願い事を書いた布を結んだササを奉納した。
2回目の参加 鈴木彩加さん(37)
「実際に出てみると楽しいし、やりがいがあるので、来年もこれから先、体が許す限り出ていきたいなと思っています」
そして、午後4時31分。神男が参道に現れ、はだか男たちによるもみ合いが始まった。
午後4時時点では、7980人のはだか男が国府宮神社に集まったという情報も入っていた。
神男に触れようと、はだか男たちが次々と渦の中へ飛び込んでいく。
難所である楼門を過ぎると、渦はスピードを増し、一気にクライマックスへ。午後5時31分、神男が儺追殿に上がった。
はだか男
「神男、触ったぞ~!!」
はだか男
「もう65歳なので『もうそろそろ』と、お母ちゃんに怒られていますけど。もう5年ぐらい頑張りたい」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年2月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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