土石流の起点とみられる土地で盛り土が崩れたことについて、難波副知事は7月7日の会見で「盛土が被害を甚大化させたのはほぼ間違いない」という認識を示しました。

 熱海市によりますと、盛り土の造成工事は2007年に神奈川県内の不動産業者が届け出たもので、土地はその後、現在の所有者に売却されていました。難波副知事は7日、熱海市の土石流では盛り土を多く含んだ約10万立方メートルが流れた可能性があるとしています。
<難波喬司副知事>「盛り土が甚大化させたのは、ほぼ間違いない。盛り土が災害の最初の起点かどうか、原因そのものであったかはなかなかわからない」
 また、盛り土の工法では排水溝や水を流す管などの設置が必要であるとして、技術上の観点から不適切だったという認識を示しました。

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