トランプ氏、TikTok買収で複数人と交渉 30日以内に決断か

 トランプ米大統領は25日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の買収を巡って複数人と交渉しており、今後30日以内に同アプリの将来について決断を下す可能性が高いと述べた。TikTokアプリユーザーの資料写真。ニューヨークで昨年3月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[米大統領専用機上 25日 ロイター] – トランプ米大統領は25日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の買収を巡って複数人と交渉しており、今後30日以内に同アプリの将来について決断を下す可能性が高いと述べた。

フロリダへ向かう大統領専用機内で記者団に「私はTikTokについて多くの人と話しており、TikTokには大きな関心が寄せられている」と述べた。

ロイターはこれに先立ち、事情に詳しい関係筋2人の話として、TikTokの運営を事実上掌握するためにトランプ政権がソフトウエア会社オラクル(ORCL.N), opens new tabと外部投資家グループを活用する計画に取り組んでいると報じた。

同筋の1人によると、ホワイトハウスが交渉している取引では、TikTokの中国親会社「字節跳動(バイトダンス)」がTikTokの株式を保持するものの、データ収集とソフトウエア更新はオラクルが監督する。同社はすでにTikTokのウェブインフラ基盤を提供している。

ただ、トランプ大統領は機内で記者団に対し、TikTok買収についてオラクルのラリー・エリソン氏と話したことはないと述べた。

関係筋は、オラクルとの潜在的な取引条件は流動的で、変更される可能性があると明らかにしている。

交渉中の取引では、バイトダンスに出資している米投資家の参加が見込まれているという。バイトダンスの米投資家には、ジェフ・ヤス氏のサスケハナ・インターナショナル・グループ、ジェネラル・アトランティック、KKR、セコイア・キャピタルが含まれている。

各社いずれからもコメントを得られていない。

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Milana Vinn reports on technology, media, and telecom (TMT) mergers and acquisitions. Her content usually appears in the markets and deals sections of the website. Milana previously worked at GLG and PE Hub, where she spent several years covering TMT deals in private equity. She graduated from CUNY Graduate School of Journalism with Masters in Business Journalism.

Kanishka Singh is a breaking news reporter for Reuters in Washington DC, who primarily covers US politics and national affairs in his current role. His past breaking news coverage has spanned across a range of topics like the Black Lives Matter movement; the US elections; the 2021 Capitol riots and their follow up probes; the Brexit deal; US-China trade tensions; the NATO withdrawal from Afghanistan; the COVID-19 pandemic; and a 2019 Supreme Court verdict on a religious dispute site in his native India.

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