10日にかけて日本海側を中心に大雪が予想されることについて、国土交通省と気象庁は会見を開き「緊急発表」を行いました。
この中で、気象庁気象監視・警報センターの細見卓也所長は、「1月10日ごろにかけて上空に強い寒気が流れ込んで、強い冬型の気圧配置となる。本州の日本海側を中心に降雪が続き、平地でも大雪となるおそれがある。特に9日にかけて日本海で雪雲が発達し、東北南部、北陸、東海の特に岐阜県で降雪が強まるおそれがある」と述べ、積雪や猛吹雪などによる交通への影響に警戒するとともに屋根からの落雪、電線や樹木への着雪に注意するよう呼びかけました。
また、国土交通省防災課の西澤賢太郎課長は、「車両の立往生や道路の通行止め公共交通機関の遅れが発生するおそれがある。不要不急の外出は控えて欲しい。去年1月の大雪では名神高速道路の関ヶ原インターチェンジ付近で立ち往生が発生し、通行止めの解除まで最大34時間かかった。警戒して欲しい」と述べました。
その上で、やむをえず車を運転する場合は、冬用タイヤの装着やチェーンの早めの装着を徹底しスコップなどの冬用の装備を準備するほか、通行ルートの見直しなどを行うよう呼びかけています。
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