シャープ、カメラモジュール事業を台湾鴻海の子会社に売却へ

 12月27日、シャープはベトナムでカメラモジュールを製造する連結子会社、サイゴン・エステックを台湾の電子機器受託生産大手、鴻海精密工業の子会社に売却することで合意したと発表した。写真はシャープのロゴ。2017年10月、千葉県にある幕張メッセで撮影(2024年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 27日 ロイター] – シャープ(6753.T), opens new tabは27日、ベトナムでカメラモジュールを製造する連結子会社、サイゴン・エステックを台湾の電子機器受託生産大手、鴻海精密工業(2317.TW), opens new tabの子会社に売却することで合意したと発表した。今回の譲渡により、デバイス事業に関する投資負担の低減を図る。

カメラモジュールの子会社シャープセンシングテクノロジーを通じて保有するサイゴン・エステックの持ち分を来年5月末に売却した上で、8月末にシャープセンシングテクノロジーが保有する機械・設備などの資産をサイゴン・エステックに譲渡する予定。

売却額は未定で、確定後に公表する。また、売却に伴い連結ベースで155億円の損失を見込むが、まだ確定していないとした。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version