阪神・淡路大震災でアスベストによる労災 肺がんで死亡の83歳男性 初認定 倒壊建物の石綿を吸ったか(2024年12月26日)
肺がんで死亡した男性が阪神・淡路大震災に関連するアスベストによる被害として、初めて労災に認定されました。
神戸東労働基準監督署から去年度に労災の認定を受けたのは、肺がんを発症し、今年83歳で亡くなった男性です。
男性の勤務先によりますと、会社ではアスベストを扱っていませんでしたが、男性は阪神・淡路大震災のあとも被災地の中をオートバイで通勤するなど、倒壊した建物などからアスベストを吸っていたとみられていて、医療機関からアスベストの吸引が指摘され、親族が労災を申請していました。
アスベスト被害者の支援を行う「NPOひょうご労働安全衛生センター」によりますと、アスベストによる肺がんは潜伏期間が約30~50年と長く、震災からまもなく30年を迎えるにあたって同様の認定事例が今後も増える可能性があるということで、被災者に健康診断の受診を勧めています。
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