グリーンランド「売り物でない」、当局が反発 トランプ氏が購入に関心で

トランプ次期米大統領がデンマーク自治領グリーンランドの購入に改めて関心を示したことを受け、グリーンランド自治政府のエーエデ首相(写真)は23日、「グリーンランドは売り物ではなく、決して売り物にならない」と言明した。3月撮影(2024年 ロイター/Ritzau Scanpix/Leiff Josefsen via REUTERS)

[コペンハーゲン 23日 ロイター] – トランプ次期米大統領がデンマーク自治領グリーンランドの購入に改めて関心を示したことを受け、グリーンランド自治政府のエーエデ首相は23日、「グリーンランドは売り物ではなく、決して売り物にならない」と言明した。

トランプ氏は22日、ケン・ハウリー元駐スウェーデン大使を次期駐デンマーク大使に指名。それに伴い「国家の安全保障と世界の自由のために、米国はグリーンランドの所有権と管理権が絶対的に必要」と自身のソーシャルメディアに投稿した。

トランプ氏は大統領1期目の2019年にもグリーンランド購入に関心を示したものの、デンマークとグリーンランドに即座に拒否された経緯がある。

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