「TimeForArt」は2年に一度、世界にひとつだけのタイムピースを通して、ショパールがその芸術的才能を余すところなく披露する新たな機会を提供します。新作「アルパイン イーグル 41 XP」は、メゾンを象徴する無駄のないラインと、卓越した芸術的職人技に則って自社アトリエで製作された希少なストローマルケトリー(藁を用いた寄木細工)の文字盤が美しく融合したモデルです。また、見事な外装に引けを取らない、卓越の技術を応用した機構を搭載しています。リサイクル率80%を誇るショパール独自の合金であるルーセントスティール™製、直径41mmのケースに収められた精巧なムーブメント「L.U.C 96.17-L」は、ショパールツインテクノロジーによる積載式二重香箱を搭載し、65時間のパワーリザーブを確保します。
ストローマルケトリーの文字盤:細密画の偉業
「TimeForArt」に出品されるタイムピースは、ショパールのアトリエで培われた数多くの芸術的技巧からひとつの職人技に光が当てられます。その伝統を踏襲し、今回の新作の文字盤にはストローマルケトリーの技術が用いられました。ショパールにとって初の試みとなる文字盤であり、17世紀に遡る技術を特別に習得したマニュファクチュールの装飾職人によって製作されたマスターピースです。農業環境とも密接にリンクする藁の選択は、コレクションの大いなるインスピレーション源である自然、そしてショパールが保全に尽力しているアルプスの環境を思い起こさせる素材です。
全ては、素材の選別から始まります。フランス・ブルゴーニュ産のライ麦の藁を指の爪で1本1本裂いてからプリオールと呼ばれる専用のヘラで平らにした後、メスを使用してカットします。それから、文字盤に複雑な模様を貼り付けていきますが、この作業には職人の繊細な技術が求められます。サイズ、太さ、色合いの異なる素材で構成された美しいラインは、「TimeForArt」オークションが開催されるニューヨークの摩天楼を飛翔する、イーグルの視点から捉えた光景を想起させます。組み上げの工程を終えた文字盤はウッドワックスでコーティングされ、その輝きが最大限に引き出されます。薄くて軽い藁の性質から、すべての工程において極めて綿密かつ忍耐強い作業が求められ、最後にインデックスとインナーベゼルリング、ゴールド製の時針と分針が手作業で取り付けられるまで、実に60時間もの作業時間を要します。

WACOCA: People, Life, Style.