続いてはワクチン接種、熊本市では1日から集団接種会場で残ったワクチンを教職員などに接種する取り組みが始まりました。
ワクチンをめぐっては混乱の中、予約受け付けがスタートした熊本市、現在はどんな状況なのでしょうか。
集団接種会場の1つ熊本城ホール、ここでは1日から市内の教職員や介護施設職員などへの優先接種を始めました。
接種しているワクチンは熊本市の高齢者を対象にした第3期予約枠で『残った』ものです。
【4月28日コールセンタースタッフ】
「今は予約がとれない状況でございます。申し訳ございません」
熊本市では接種券の発送後から予約をめぐる混乱が起きコールセンターに電話が殺到。市は予約サポートセンターを地域ごとに開設し、高齢者のネット予約の支援を行いました。そして今、予約受け付けはどういう状況なのでしょうか。
【市感染症対策課・中林秀和課長】
「65歳以上の高齢者の方はほとんど予約がとれている状況と認識しています。
コールセンターでもほとんど応答できている状況ですので、ほとんどの方がサイト(インターネット)での予約に協力いただいていると思っています」
85歳以上を皮切りに年代を区切って分散予約を呼びかけている熊本市、徐々に年代を下げ現在は第4期・65歳以上の予約を受け付け中ですが、6月30日現在、9000人分のワクチンが残っています。
このため市では、熊本城ホールでの第4期分の追加予約を、45歳以上を対象に
2日まで受付中です。
このように熊本市では今、予約受け付けはスムーズに進んでいて予定より年代を前倒しして受け付けている状況です。
【尾谷フリップ手持ち】
「次が5期・60歳以上の方などの予約ととなっていますが、今後の予約スケジュールはどうなるんでしょうか?
【熊本市感染症対策課・ 中林 秀和課長】
「今の第4期の予約状況もふまえ今後、5期6期に関しては対象者をどこまでにするか今検討しているところです」
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