現地2024年11月1日、アメリカ合衆国のデルマー競馬場でG1ブリーダーズカップジュベナイルターフ(2歳牡・セン、芝1600m)が行われ、日本から参戦したサトノカルナバルは9着に終わった。
 
レースはゲートの不調でアオモリシティーが飛び出してしまうハプニングがあったものの、同馬は除外にならず12頭で再スタート。最内枠から出たサトノカルナバルは4番手付近の好位を確保する。
 
直線に入っても粘っていたサトノカルナバルだが前をとらえる勢いはなく、逆に後方勢に飲み込まれて万事休す。道中は後方3番手に控えていた欧州勢のアンリマティスが外から鋭く伸びて先頭まで突き抜け、最後は米国馬アイロンマンカルにクビ差で競り勝った。
 
さらに半馬身差の3着はアクシデントに見舞われたにもかかわらず好走したアオモリシティー。翌日のBCクラシックに出るフィアースネスの全弟にあたるメンティーは2番手で先行したが直線入り口では最後方まで後退し、1頭だけ大きく遅れて勝ち馬から約21馬身差の最下位(12着)に沈んだ。
 
A.オブライエン厩舎のアンリマティスはウートンバセット産駒のクールモア所有馬。母イモータルヴァーズ(父ピヴォタル)は英G1コロネーションステークスと仏G1ジャックルマロワ賞を制した名牝で、半姉のテネブリズム(父カラヴァッジオ)も仏G1ジャンプラ賞などG1を2勝している。
 
自身はデビュー3連勝で愛G2フューチュリティステークスなどを制した後は、前走の仏G1ジャンリュックラガルデール賞5着などG1で2連敗と足踏みしたが、米遠征で待望のG1初制覇となった。オブライエン調教師はBCジュベナイルターフ7勝目で、BC通算20勝は米競馬殿堂入りのW.ルーカス調教師に並ぶ歴代最多タイとなった。

https://world.jra-van.jp/news/N0015901/

#BCジュベナイルターフ
#アンリマティス
#サトノカルナバル
#海外競馬

2 Comments

  1. クールモアが大金積んで手に入れたウートンバセット。そのクールモア産、超良血馬産駒達が遂にデビューしたのが今年。コレはウートンバセットとその産駒達は注目していかないといけませんね。

  2. 現地2024年11月1日、アメリカ合衆国のデルマー競馬場でG1ブリーダーズカップジュベナイルターフ(2歳牡・セン、芝1600m)が行われ、日本から参戦したサトノカルナバルは9着に終わった。
     
    レースはゲートの不調でアオモリシティーが飛び出してしまうハプニングがあったものの、同馬は除外にならず12頭で再スタート。最内枠から出たサトノカルナバルは4番手付近の好位を確保する。
     
    直線に入っても粘っていたサトノカルナバルだが前をとらえる勢いはなく、逆に後方勢に飲み込まれて万事休す。道中は後方3番手に控えていた欧州勢のアンリマティスが外から鋭く伸びて先頭まで突き抜け、最後は米国馬アイロンマンカルにクビ差で競り勝った。
     
    さらに半馬身差の3着はアクシデントに見舞われたにもかかわらず好走したアオモリシティー。翌日のBCクラシックに出るフィアースネスの全弟にあたるメンティーは2番手で先行したが直線入り口では最後方まで後退し、1頭だけ大きく遅れて勝ち馬から約21馬身差の最下位(12着)に沈んだ。
     
    A.オブライエン厩舎のアンリマティスはウートンバセット産駒のクールモア所有馬。母イモータルヴァーズ(父ピヴォタル)は英G1コロネーションステークスと仏G1ジャックルマロワ賞を制した名牝で、半姉のテネブリズム(父カラヴァッジオ)も仏G1ジャンプラ賞などG1を2勝している。
     
    自身はデビュー3連勝で愛G2フューチュリティステークスなどを制した後は、前走の仏G1ジャンリュックラガルデール賞5着などG1で2連敗と足踏みしたが、米遠征で待望のG1初制覇となった。オブライエン調教師はBCジュベナイルターフ7勝目で、BC通算20勝は米競馬殿堂入りのW.ルーカス調教師に並ぶ歴代最多タイとなった。

    https://world.jra-van.jp/news/N0015901/

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