今年で34回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。賞金の未払いが明らかになるなど開催を危ぶむ声もありましたが、無事に開会しました。

中川宙大記者:
「本田望結さんがいまレッドカーペットの上を歩いています」。

24日から始まった「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。34回目となる今年は夕張市に加え、初めて栗山町との2会場で開催されます。

開会式には、注目の俳優に送られる「ベル・アクトリース賞」を授賞した俳優の本田望結さんや、審査委員長の井筒和幸監督らが登壇しました。

本田望結さん:
「きょう初めて(フィギュアの)メダルの横に女優としていただけた賞・トロフィーを置くことができます。すごく特別な日です」。

井筒和幸監督:
「映画というのは面白いか面白くないかを見ているだけ。気休めになればいいんです。ただいまより開会を宣言します。おかえりなさい」。

この映画祭を巡っては、過去3年間でおよそ240万円にのぼる賞金などの未払いが問題となっていました。

そのため、今年はこれまで主催していたNPO法人は運営から外れ、映画祭にゆかりのある映画監督などが立ち上げた「有志の会」が主催し、無事開催にこぎつけました。

有志の会 田村謙治事務局長:
「来年、再来年とさらにパワーアップしていく。その大きなスタートだと思っているので、開催の初日、ここまでこぎつけられたことは本当に良かったなと思ってます」。

これまで夕張市は映画祭を後援し、職員が運営を手伝っていましたが、今回は事業内容が不透明だとして、後援は見送りました。

しかし、開催実現には地元住民が有志の会に参加したことが大きかったということです。

有志の会 中田圭代表:
「夕張で育ったり、夕張で常日頃から応援してきた方々が原点に立ち返ったような手作り感というか、そんな映画祭になった。昔のような温かい空気や映画に触れられる場所をまた再現できたんじゃないか」。

新たなスタートを切った「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。

最終日の10月27日には、およそ60作品の中から、グランプリが発表されます。

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