10月17日、島根県大田市で、新たなご当地グルメとしての発信を目指すメニューのお披露目会が開かれました。
使っている食材は、大田市で生産している「石見銀山アスパラガス」。大田市では約15軒が生産に取り組んでいて生産量は、年間50トン。今年度の売り上げは約5000万円となりました。
そして、もう一つの食材が、大田市が誇る「大あなご」です。おととし島根県のあなご類の水揚げ量は、508トンで日本一に輝きました。島根県の水揚げ量の半分以上は、大田市産となります。
JAしまね石見銀山地区本部では、アスパラガスを中心に、大田市の新たなご当地グルメを売り出そうと、フードスタイリストとして全国で活躍する飯島奈美さんにメニューのプロデュースを依頼しました。
フードスタイリスト 飯島奈美さん
「ふっくらした身のアナゴをみたことないので、天ぷらでもフライでも使いやすい食材じゃないかなと思います」
大田市の観光地や食材の生産者を訪ねるなどし、約1年の構想で完成したのが「天丼」です。器からあふれんばかりのアナゴの天ぷらは大葉とネギとわさび、そして、梅しばのタルタルソースなど、彩り豊かなソースで「味変」も楽しめます。アスパラガスの天ぷらは、石見神楽に登場する剣をイメージし、りりしく飾られました。17日は、大田市内の飲食店や旅館、行政関係者約20人が試食しました。
道の駅 ロード銀山 料理担当者
「甘くておいしいです」
道の駅 ロード銀山 支配人
「アナゴってすごい人気ですし、アスパラもこれだけ立派なものがあれば紹介していきたいと思います。おいしいです」
石見銀山アスパラガス生産組合 川島文夫 組合長
「いけるんじゃないかな。アスパラも柔らかいんだけど、アナゴとアスパラと一緒に食べてみるとひと味違うような気がしますね」
フードスタイリスト 飯島奈美さん
「ここにしかない世界にひとつのどんぶり、世界遺産(の石見銀山)を観たあとに丼を食べていただければ、扱ってくださるお店それぞれの味も少し加わってくると思うので、さらにおいしくなると思います」
大田市産のアスパラガスとアナゴが乗った“ぜいたく”な天丼。JAしまねでは、大田市内の飲食店などにレシピを提供し、来年春からの売り出しを目指しています。
(2024年10月17日放送 One LIFE&NEWSより)
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