争点は「大川の駅」福岡で77歳の新人市長が誕生(2024年10月8日)

 福岡県の市長選挙で77歳の新人が47歳の現職を破って初当選しました。

 67歳の石破総裁、75歳の菅副総裁、79歳の森山幹事長。政治家の高齢化が進むなか、ネットで度々、上がるのは“政治家の若返り”を望む声です。

X(旧ツイッター)から
「政治家の若返りを!」
「若者に期待したい!」

 そんななか先月、人口約3万人の福岡県大川市で2人の候補者が市の未来をかけた選挙戦に臨みました。

 1人は3選での市長続投を狙う47歳の現職・倉重良一氏(47)。そして、もう1人が政治経験ゼロの新人・江藤義行氏(77)です。

 選挙の最大の争点は市の新たな観光拠点「大川の駅」事業計画の是非。

 市が誇るインテリア産業やものづくりを生かした地域振興策として現職の倉重氏が進めていて、その総事業費は100億円を超えるとも伝えられていました。

 しかし、そこに「待った」をかけたのが江藤氏。大規模な予算に「採算が取れない。負の遺産を残す」と計画中止を訴え、市長選に立候補したのです。

江藤義行氏
「私、江藤義行はこの大川の駅計画を見直します。適切な事業を規模にすることで、その余力のうえに皆様が安心して暮らしやすい毎日を築きます」

 その結果、計画中止に賛同する支持者が後押しし、見事当選。政治経験はもちろん、高齢なことまでなんのその、ほぼ計画中止の一点突破で勝ち取ったのです。

 そして、当初の訴え通りに「大川の駅」構想は白紙となりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

22 Comments

  1. 正直、後どれだけ長く生きるか、それが政治家としては重要に思う。若い人ほど長い年数生きるだろうから、自分事として捉えられる。他方で高齢者だと未来の事は自分事としては捉えられないだろうし、何より高齢者の方は若い政治家の補佐として活躍してほしいなって思う。

  2. 政治家は何故定年が無い?また、選挙権も何故定年が無い?高齢になれば成る程、判断力と情報吸収が遅くなる。人参ぶら下げられて投票する有権者もどうしようもないが、未来の若者に貴方方のつけや責任を押し付けないで欲しい。

  3. 政治家は落選したら無職だから、働き盛りで出馬するのは世襲か、弁護士など士業、タレントやスポーツに出身が偏っている。人口の多くを占めるサラリーマン出身だと年金もらいだしてからしかしか元々出馬が難しく、出身の偏りを無くすには高齢新人も必要ではないか。

  4. 30~50才くらいの新人ならまだしも
    70代の老人新人には不安しかない
    反対票も老人による妨害だと思ってしまう

  5. 良いか?政治ってのは車の運転みたいなもんなんだよ。マジで勘弁してくれよ😂😂😂😂😂

  6. 道の駅は維持費が市民の税金の金食い虫です。やらないほうが賢い

  7. これより秋田市や鹿児島市の方がヤバイ。100億円をスタジアム建てるのに使い維持費も出す。そして選手の年俸まで。サッカーは1番いらない。

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