大規模災害で初 能登半島地震で崩壊の道路復旧に「発泡ウレタン」 大幅な工期短縮に(2024年10月7日)

大規模災害で初 能登半島地震で崩壊の道路復旧に「発泡ウレタン」 大幅な工期短縮に(2024年10月7日)

 今年1月に発生した能登半島地震で盛り土が崩壊した道路を早期に復旧させるため、大規模災害では初めて「発砲ウレタン」が使われました。

株式会社イノアック住環境 遠藤大輔部長
「(通常の工法だと)3カ月くらいかかるだろうと。それが10日間くらいで終わりました。ここは能登の大動脈と呼ばれるように、寸断されると緊急車両が奥の方に行けない」

 石川県の「能登大橋」は1月の地震で盛り土が崩壊するなどの大きな被害を受けました。

 早期に復旧させるため、今回の工事では通常使われる土や砕石ではなく「発泡ウレタン」が採用されたそうです。

 現場の土が水分を含みやすい不安定な地盤のため、専門家らの助言で決まりました。

 「発泡ウレタン」は軽量で運びやすく1分間でおよそ30倍に膨らむので、保管場所も小さく済みます。

 24時間で車が安全に走れる硬さになることから、これまでにも道路の亀裂や崩壊したのり面の補修などで使われた実績があるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

36 Comments

  1. すばらしい創意工夫ですね。能登の場合のような災害時に使うだけでなく、これから地方を中心に道路インフラの老朽化が進むといわれてますので、どんどん応用してほしいですね。また、この発砲ウレタンも道路修復専用にブラッシュアップできるかもしれなく、期待が「膨らみ」ますね。

  2. 発泡スチロールとかも道路の土台には使われている。コストや地盤等との関連でいろいろな工法を取ってるよ。

  3. こういう企業努力はもっと評価・支援されるべき。政治家の支持率上げるためだけの被災地訪問はいらねぇ笑笑

  4. マイクロプラスチックの問題とかありそうだけど、災害時にそんなこと言ってられないよな

  5. 発泡ウレタンをアスファルトの下敷きにすると大雨が来たら道路が浮いたりしないのかな?

  6. うちの壁の修復と同じねー笑
    しばしな メインテナンスや点検はしないとね
    この女性も不思議な方

    10号枕崎以来かな
    お見かけするの

  7. 液状化で沈下した家の補修にも使われていますからね
    火の気の心配のない場所の重量物を支えるにはもってこいでしょう

  8. 発泡ウレタンは建築での断熱材として、いろんな所に使われてる。
    復興に役立つのはええ事やけど、
    ゴミ袋有料化とか、ストローを紙ストローにした事とか、それって意味あるか?って思ってしまう。
    発泡ウレタンは切ったりするけど、粉が舞うし土壌に溶け込むし。

  9. ビルの地下行くと見える鉄骨に吹き付けてあるモコモコでしょ
    ビルとか解体する時鉄骨から剥がすのにすごく面倒で費用がかさむけど
    埋めてあって日に当たらず空気にも触れないなら4、50年保つでしょ

  10. 工期短縮はいいが、環境破壊にならないか?
    マイクロプラスチック的な物になってしまう様で、心配。

  11. 素晴らしいお話し🎉😊 災害 天災被災者への吉報!! 更に改善 改良を… 二重の苦悩の被災者の 希望に😊😊😊 オールジャパンで叡智 創意工夫でのりこえて下さい。静岡より

  12. そもそもここまで復旧が遅れているのは、こうやって利権構築に時間がかかっているだけなのでは?

  13. ふむふむ、これは凄い。
    是非、万博で能登半島地震や福一復興の技術を世界にアピールしましょう!!!!w

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