今回解禁となった映像では、撮影前に3時間かけて、黒島が太った品川ピエロに変身する衝撃的な様子おさめられている。この特徴的なピエロを作り上げるために、制作陣は顔や体形の太り具合、ピエロメイクのデザインなど細部に至るまで約2か月の制作期間が掛けられた。

 さらに、太った顔にするために顔につけるマスクが分厚いため、表情がわかりやすくなるようにあえて口の周りは厚みを薄くするなどのこだわりも随所に散りばめられている。

 実際に太った品川ピエロへと変身した黒島は「特殊メイクをした時はずっと座っていて身動きが取れない状態だったので、自分がどういう姿になっているのかが分からなかったんです」と初めての特殊メイクに「想像が出来なかった」と語る。

 しかし、完成した自身について「見てみたらちゃんと私なんですよね」と特殊メイクをしても黒島らしさは失われていなかった。そのうえで「私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ…怖いって思いました」とその衝撃的なピエロ姿について明かしている。

 そしてもう一つの注目ポイントが、主人公夏目アラタが最初に真珠に対面した時に特徴的なガタガタの歯だ。今回の実写化においても、原作者・乃木坂太郎も「真珠の『歯』は、自分の人生を奪われ続けた真珠の存在証明の象徴なので、作者としてはそこは絶対に譲れない」と語るこの特徴的な歯並びの再現は、特注のマウスピースを制作することによって実現。
大きすぎず、出っ歯にならないように、ちゃんと口を閉じられるようにするなど細部までこだわり抜くために制作に5カ月もの期間が要され、黒島自身も何度も試着し改良が加えられ続けた。その甲斐あって、原作ファンからも「ガタボロ歯の真珠の怖かわ再現性凄い」「品川ピエロを演じるなら、これ以上は無い」と絶賛も相次ぐ結果に!

 ガタガタの歯をした太ったピエロという衝撃のビジュアルの品川真珠。
このガタガタの歯、そしてピエロ姿こそが物語の“ある秘密”を解き明かすための重要なアイテムとなっている。キャラクターの造形そのものが謎解きの大きなヒントとなっている本作。なぜ真珠の歯はガタガタなのか?
連続殺人犯を演じた黒島は「サスペンスだけでなく、ラブストーリーやコメディ、色々な要素があるので多くの人に楽しんでいただきたい」と魅力を語る。

3 Comments

  1. 作成された仮面とメイクの力って凄いですね︎^_^
    黒島さんの面影全くないですね︎^_^

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