大学生たちに震災の記憶をつなぐ 阪神・淡路大震災から来年で30年 2人の子どもを亡くした遺族が語る (2024/07/20 18:52)

来年で阪神・淡路大震災から30年となるのを前に、震災で子ども2人を失った遺族が、大学生に記憶を語りました。

甲南女子大学の学生が話を聞いたのは震災の体験を語り継ぐ活動を行う米津勝之さん(64)です。震災で長男の漢之くん(当時7)と長女の深理ちゃん(当時5)を亡くしました。

444人が犠牲となった兵庫県芦屋市では、学生と記憶を伝える広報番組を制作しています。

【米津勝之さん】「阪神淡路大震災の現象を学ぶことは大事なこと。そこだけに閉じこまらなくていい。いろいろな関わり方があるんですよ、というアプローチを、みなさんもいろんな方にすると輪が広がっていくんじゃないか」

【甲南女子大学・中川咲希さん】「震災を経験していない私たちだからこそ伝えられる方法を模索して…」

学生たちの番組は、地元のケーブルテレビで来年1月に放送予定です。

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