『国基研チャンネル』第384回は田村秀男さんです。中国人民元が米ドルに挑戦している。通貨は国家の基本。かつて大英帝国は金本位制で世界に君臨。今はドルが基軸通貨として特権を享受。中国は石油と通貨の結びつきに目を向けペトロ人民元を模索。仮に石油の人民元決裁が進めばドルに対する不安が起こる。長い相克が続きそうだ。

田村秀男 国基研企画委員・産経新聞特別記者

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1 Comment

  1. 今回幾つか上がっているBRICS関連の動画で間違った方(桜井さん含む)がおられるのは、多分この田村さんのせいでしょう。

    動画の 8:39 / 10:13辺りで「中国が人民元で米国のドル支配体制をうまく崩してる….中略….それでいわゆるグローバルサウスになるんですね」と唐突に論理が飛躍する。

    何が「まあ」なんでしょうか?
    06/01に南アフリカ・ケープタウンで行われたBRICS外相会議がグローバルサウス下の諸国にも手を伸ばし中国の通貨戦略が拡大されるかもしれないという言葉が欠けているんです。

    それをいきなり「まあ、ここでグローバルサウスなんですけど」とまとめている。

    何故グローバルサウスにも拡大し、何故それが人民元通貨戦略にもつながるかの説明がない。私もペトロダラーを介して拡大するだろうとは思います、但しそんな情報源は今の所ない。

    もしかしてWSJか野村総研あたりにあるのかもしれないが、今のところメルマガでは見ていません。それを唐突に「まあここで」と言われては困ります。

    WSJでは先々月デジタル人民元がロシアルーブルと契約した事に警鐘を鳴らしていましたが、日本では誰も問題にしていませんでしたね。

    今回のBRICS会議での通貨革命の危険性は06/02米国上下両院で決まったデフォルト回避の国債上限否決と結びついてます。アメリカがドル基軸にいつまでも甘えていると何が起こるか分からないという事です。しかもバイデンはいまだに自国の石油採掘を止めたまま歳入の増える見込みもない。

    この2つは偶々じゃないでしょう、誰がどう見ても。
    今回の国基研の皆様にそれが共通して欠落しておられますね。すいません、動画収録タイミングの問題もおありだったでしょうけれど….<(_ _)>

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