今年は“ハイペース台風”か 要請相次ぐ「エアー遮断器」とは【サタデーステーション】(2024年5月25日)

[音楽] 例年大規模な水害を引き起こす台風 シーズン今年もついに突入となりそう ですこれは昨日午前フィリピン中部に位置 するレ塔で撮影された映像 [拍手] です は粒の雨が降ってい ます屋根に打ち付けた雨粒が風に巻き上げ られている様子が雨風の強さを物語ってい ます現在フィリピン付近を西北製へと移動 している熱帯定 気圧まもなく台風1号に発達する見込みと なっており来週には関東に近づく可能性も あり ます台風の卵はすでにフィリピン東部の 多くの場所で毛衣を振っていまし た強風で扉が開きその奥で は木々が暴れるように上下に 揺れバケツをひっくり返したような強い雨 が横殴りの状態となっています フィリピン大統領府の直轄のラジオ局も 大雨の様子を 投稿場所は首都マニラの中心部から南東に 300kmほど離れたレガスピ付近 ですフィリピン北部のルソ島では強い雨で 周囲に強音が響き渡ってい ます港では少なくとも乗客3200人船舶 17隻が立場したと現地メディアが伝えて い ます一方今週梅入りした沖縄でもバイ前線 による大雨で道路が 完成茶色濁っているためどのくらいの深さ なのかも分からない状況 です並んでいた車は次々と [音楽] やえず歩道を走り水部分を避けようとして いまし た熱帯低気圧が台風1号に発達した後も 日本列島に上陸する予報はないものの日本 に警報級の大雨をもたらす可能性が高く なってい ますその理由は台風とバ前線の同時発生 です 台風の北上に伴って温かく湿った空気が 劣等にどんどん流れ込むとバ前線の活動が 活発になるため戦場香水体が発生する恐れ があり ます懸念されるのは去年6月の台風2号と 状況が似ていること ですこの時は6人が死亡し1万胸以上の 建物に床下水などの被害が出 台風2号も日本列島には上陸しなかった ものの本州付近にはバ前線が停滞してい まし たこのバ前線へ台風から非常に温かく湿っ た空気が流れ込みバ前線の活動が活発か その結果戦場水隊が6つの剣で合計11回 も発生するという異例の事態となり 九州から関東にかけて後範囲で豪雨となり 72時間雨量が500mmを超えた地点も 出てい ます去年6月の台風2号は今回の台風1号 に発達する見込みの熱帯低気圧と進路が似 ていますさらに劣等にバ前線が伸びている という条件も似ているため同じくらいの 影響が出る恐れも考えれ ます最新の予報でも温かく湿った空気が 熱帯低気圧のある南側からバ前線が停滞 する日本付近へ流れ込む見通しとなってい ます気になるのはどこで戦場高水体が発生 するのか ですサタデーステーションが向かったのは 気象庁あありました気象防災 オペレーションルームと書かれてい ます結構広々しているんですねそして今 まさに天絆との映し出されたモニターを じっくりと皆さんが見ながら作業を進めて い ます日本の天気予報の中枢ではまさに来週 から戦場香水隊の予測が変わろうとしてい まし たこれが今回新たに活用する技術になり ます 左側が従来の手法で出された 予報右側が新たな手法で出された予報 です同じ時間帯を予測したものですが予想 香水量やその範囲が大きく異なり ます同じ時間帯のものを映し出してると いうことなんですねこれですとあの オレンジの部分ですとか黄色の部分という のは分かるんですが右側の2km四法に なった時にはこの赤色ですとかこう ちょっとピンク色のところが出てきますよ ねこれどういった違いがあるんですかはい あのやはりより細かなですね計算を行い ますと地形の効果というのをえ考慮する ことができるようになりますのでより強い 雨というものをまあの精度よくですねえ 予測することができるように なるこれまでの予測の最小単位は5km 四法でしたしかし今後は 2km四方にまで決め細かく予測すること が可能になると言い ます象庁はこれまで戦場香水隊が発生する 恐れが高まった場合は発生の半日前に東海 四国といった地方単位で警戒を呼びかけて いましたしかし今後は愛知静岡など道府県 隊での呼びかけが可能になり ます取り込んで情報を出しすることでです ねえ住民の方に我が事を持っていただいて えより適切な避難行動につげていただく ことができるのではないかというように 考えており ます洗浄香水隊は海から水蒸気を多く含む 温かい空気が運ばれ激しい雨を降らせる赤 運が連続して 発生それらが帯のようにつることで生まれ ますがメカニズムは明な点も多く派生を 予想することが難しい事象 ですその戦場高水隊の予測制度向上に貢献 したのが今年3月から運用を開始した次 世代のスーパーコンピューター です去年導入された戦場香水体の予測に 特化したスパコンと 合わせ従来のおよそ4倍の能力になると 言い ます予測の運用が切り替わるのは来週 火曜日からちょうど戦場高水体の発生に 警戒が必要な日と重なってい ます九州など西日本中心に戦場高水体が 発生する恐れがあり警戒が必要 です自治体による豪雨対策もピッチ進んで い ます去年9月台風13号による豪雨で市 役所の地下が浸水した茨城県ひ市では調車 前の川底を深くして高さ1.5mの堤防を 設置することを検討してい ますえこれ行けるかなめっちゃ怖いんだ けど 寒水被害が起きやすく度々死亡事故も発生 しているアンダー パスここでも未然に防ぐ対策が始まってい ますサタデーステーションが向かったのは 静岡 市こちらのアンダーパスには換水を感知し 自動で通行止めにするシステムが設置され ています 一見すると何も変わったところはありませ ん しかしアンダーパス内の水位が上がって くると即座にセンサーが 感知格納ボックスからバルーンが飛び出し 20秒ほどで膨らみいち早く通行止めを 知らせ [音楽] ますメーカーによればここ数年で全国の 自治体から設置の要請があついでいると 言い ます去年この場所に設置した静岡市の担当 者 は令和4年9月の台風15号の安で深夜 通行止め水を超えたため現地の電光掲示板 で車両通行止めを周知いたしました水して いる状態に気づかず侵入した車2台が水没 したことからエアを設置いたしまし た現場に職員が到着する前に通行止めに できるため迅速な対応が可能になったと 言い ます台風1号の発生が5月下旬まで遅く なったというのも特徴の1つですこれは 比較的珍しくて統計市場7番目の遅さです 遅れた年は今後ハイペースで台風が発生 する傾向があります台風1号の発生が7月 にずれ込んだ2016年は週1ペースを 上回る台風発生となりました2016年は 8月に4つ連続で台風が上陸してい ます今年の台風シーズンも油断できませ ん土曜の夜はサタデーステーション ニュースを丁寧にお伝えします

例年、大規模な水害を引き起こす台風シーズン。今年もついに突入となりそうです。

■“台風の卵”フィリピンで猛威

24日、フィリピン中部に位置するレイテ島で撮影された映像では、木々が激しく揺れ、大粒の雨が降っている様子が確認できます。

(撮影者)
『みなさん これが台風です!』 

25日現在、フィリピン付近を西北西へと移動している熱帯低気圧。まもなく台風1号に発達する見込みとなっており、来週には関東に近づく可能性もあります。“台風の卵”はすでに、フィリピン東部の多くの場所で、猛威を振るっていました。フィリピン大統領府直轄のラジオ局も大雨の様子を投稿。フィリピン北部・ルソン島の港では、少なくとも乗客3200人、船舶17隻が立ち往生したと、現地メディアが伝えています。

一方、今週梅雨入りした沖縄でも、梅雨前線による大雨で道路が冠水。茶色く濁っているため、どのくらいの深さなのかもわからない状況です。並んでいた車は次々と左側へ。やむを得ず、歩道を走り、冠水部分を避けようとしていました。熱帯低気圧が台風1号に発達した後も、日本列島に上陸する予報はないものの、日本に警報級の大雨をもたらす可能性が高くなっています。その理由は台風と梅雨前線の同時発生です。

(荒嶋恵里子 気象予報士)
『台風の北上に伴って暖かく湿った空気が列島にどんどん流れ込むと、梅雨前線の活動が活発になるため、線状降水帯が発生する恐れがあります』

懸念されるのは、去年6月の台風2号と状況が似ていることです。この時は6人が死亡し、1万棟以上の住家被害が出ました。台風2号も日本列島には上陸しなかったものの、本州付近には梅雨前線が停滞していました。この梅雨前線へ、台風から非常に暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発化。その結果、線状降水帯が6つの県で合計11回も発生するという、異例の事態となりました。九州から関東にかけて広範囲で豪雨となり、72時間雨量が500mmを超えた地点も出ています。

(荒嶋恵里子 気象予報士)
『去年6月の台風2号は、台風1号に発達する見込みの熱帯低気圧と進路が似ています。さらに日本列島に梅雨前線が伸びているという条件も似ているため、同じくらいの影響が出る恐れも考えられます』

最新の予報でも、暖かく湿った空気が、熱帯低気圧のある南側から、梅雨前線が停滞する日本付近へ流れ込む見通しとなっています。

■線状降水帯 変わる予測情報

気になるのは、どこで線状降水帯が発生するのか?です。サタデーステーションが向かったのは、気象庁。

(仁科健吾アナウンサー)
『ありました、「気象防災オペレーションルーム」と書かれています。結構広々としているんですね。そして今まさに、天気図などの映し出されたモニターをじっくりとみなさんが見ながら、作業を進めています』

日本の天気予報の中枢では、まさに来週から線状降水帯の予測が変わろうとしていました。

(気象庁 気象リスク対策課 橋本徹 地域気象防災推進官)
『これが今回新たに活用する技術になります』

従来の手法で出された予報と新たな手法で出された予報です。同じ時間帯を予測したものですが、比較すると、予想降水量やその範囲が大きく異なります。

Qどういった違いがある?
『より細かな計算を行うと、地形の効果を考慮することができるようになるため、より強い雨を精度よく予測することができるようになる』

これまでの予測の最小単位は5キロ四方でした。しかし、今後は、2キロ四方にまできめ細かく予測することが可能になると言います。気象庁はこれまで、線状降水帯が発生するおそれが高まった場合は、発生の半日前に、「東海地方」「四国地方」といった、地方単位で警戒を呼びかけていました。しかし今後は、「愛知県」「静岡県」など、都道府県単位での呼びかけが可能になります。

(気象庁 気象リスク対策課 橋本徹 地域気象防災推進官)
『絞り込んで情報を出すことで、住民の方に“我が事感”を持っていただいて、より適切な避難行動に繋げていただくことができるのではないかと考えています』

線状降水帯は、海から水蒸気を多く含む暖かい空気が運ばれ、激しい雨を降らせる積乱雲が連続して発生、それらが帯のように連なることで生まれますが、メカニズムは未解明な点も多く、発生を予想することが難しい事象です。その線状降水帯の予測精度向上に貢献したのが、今年3月から運用を開始した、次世代のスーパーコンピュータです。去年導入された、線状降水帯の予測に特化したスパコンと合わせ、従来のおよそ4倍の計算能力になると言います。予測の運用が切り替わるのは28日から。ちょうど、線状降水帯の発生に警戒が必要な日と重なっています。

(気象庁 気象リスク対策課 橋本徹 地域気象防災推進官)
『九州など、西日本を中心に線状降水帯が発生するおそれがあり、警戒が必要です』

■アンダーパス冠水対策に“エアー遮断機”

自治体による豪雨対策も急ピッチで進んでいます。去年9月、台風13号による豪雨で、市役所の地下が浸水した茨城県日立市では、庁舎前の川底を深くして、高さ1.5mの堤防を設置することを検討しています。

冠水被害が起きやすく、度々、死亡事故も発生しているアンダーパス。ここでも、未然に防ぐ対策が始まっています。サタデーステーションが向かったのは静岡市。

(藤澤愛ディレクター)
『こちらのアンダーパスには、冠水を感知し、自動で通行止めにするシステムが設置されています』

一見すると、何も変わったところはありません。しかし、アンダーパス内の水位が上がってくると、即座にセンサーが感知。格納BOXからバルーンが飛び出し、20秒ほどで膨らみ、いち早く通行止めを知らせます。メーカによれば、ここ数年で全国の自治体から設置の要請が相次いでいるといいます。去年この場所に設置した静岡市の担当者は…

(静岡市道路保全課 小松正人 課長補佐)
『令和4年(2022年)9月の台風15号の雨で、深夜、通行止め水位を超えたため、現地の電光掲示板で車両通行止めを周知しました。冠水している状態に気付かず侵入した車2台が水没したことから、「エアー遮断機」を設置しました』

現場に職員が到着する前に通行止めにできるため、迅速な対応が可能になったといいます。

(荒嶋恵里子 気象予報士)
『台風1号の発生が5月下旬まで遅くなったというのも特徴のひとつ。これは比較的珍しく、統計史上7番目の遅さです。遅れた年は今後、ハイペースで台風が発生する傾向があります。1号の発生が7月にずれ込んだ2016年は週1ペースを上回る台風発生となり、8月には4つ連続で上陸しています。今年の台風シーズンも油断はできません』
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

11 Comments

  1. 過去のデータを見ると、台風1号が5月以降に発生した年は、年間最大でも19~26個。そんなに多くの台風が発生するとは思えないのよな。