鹿児島市の活火山『桜島』では、2022年7月に噴火警戒レベルが5に引き上げられ、一部地域の住民が避難する事態となりました。

そこで気象庁は、11月22日から桜島の噴火警戒レベルを4や5に引き上げる場合、大規模な噴火の兆候の有無についても発表するように運用を変更しました。

気象庁が桜島の噴火警戒レベルを引き上げるときに発表する文章の例です。

噴火警戒レベル5は「避難」を意味しますが、仮にレベルが引き上げられた場合、これからは新たに文章が追加されます。

大規模噴火の兆候がある場合には「桜島では大規模噴火の発生が切迫しています」という表現、兆候がない場合には「大規模噴火が発生する兆候は認められない」という表現です。

この文章は、桜島の噴火警戒レベルが4、もしくは5に引き上げる場合に追加されます。

2022年7月、桜島では火口から大きな噴石が約2.5kmまで達したことから、気象庁は噴火警戒レベルを3から5に引き上げ、一部の住民には避難指示が発令されました。

その3日後に噴火警戒レベルは3に引き下げられましたが、鹿児島県内の自治体などから、大規模噴火の兆候があるかどうかをわかりやすくしてほしいという要望が相次ぎ、運用を変更したということです。

福岡管区気象台は「今後も噴火警報等の防災情報の改善に努めていきます」とコメントしています。

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