石垣市地震・津波CG動画(フルバージョン)~目で見る避難路の危険性~

[音楽] 私たちの住む 石垣島石垣 市八山諸島の中心地であり東京からおよそ 1900km沖縄本島からでもおよそ 400kmの地点に位置する面積 229kmの島 です大元連山をそのいきに周辺には給料地 がなだらかに広がっており人口およそ5万 人の多くは海岸線につる平地に暮らしてい [音楽] ますそんな石垣市は海山の多なとそこに 住む人々の温かさを求めて多くの観光客で 賑い2019年にはおよそ147人そして それは増加傾向にあり ますそんな石垣市もこれまでの歴史の中で 何度も地震そして津波の被害にさらされて きたのを皆さんはご存知でしょうか [音楽] 八山諸島石垣島を襲った地震津波災害で 最大のものは1771年に発生した名和の 大津波 ですおよそ250年前のことで正確な データは残されています 後の研究で地震規模はマグニチュード 7.4八山諸島南方の琉球開口で起こった 開口型地震であったことが分かってい ます最大高さ30mとされる津波による 被害は 凄まじく石垣島において死者行方不明者は およそ 人先島全域ではおよそ1万2000人と いう記録が残されてい [音楽] ます石垣島各所に残る 巨石これらは津波石と呼ばれ協力な エネルギーを持った津波が押し寄せた際海 から内に運ばれた岩 です先原公園にある津波石の推定重量は 500Tから600Tこの巨石が陸に 打ち上げられたことを思えば未の力を持っ た津波が襲ってきたであろうことは容易に 想像でき ますまた過去2000年間においておよそ 600年間隔で和の大津波と程度の津波が 4回は発生しているのではないかと言われ ているの です災害がいつ私たちの生活を脅かすのか それは誰にも分からないの [音楽] ですではそもそも地震はどのような メカニズムで発生するのでしょうか 地震の発生メカニズムには様々なものが ありますが迷わの大津波を引き起こした 原因は琉球開口で起こったプレート感地震 ではないかと言われてい [音楽] ます石垣島南方に位置する琉球開口は四国 の南西から台湾に至る長大な開で北からの ユーラシアブレートが南からのフィリピン 海プレートに乗り上げる形で開ができてい ますフィリピン海プレートはマントルの 動きに乗って年々ごくわずかにですが移動 してい ますこのフィリピン海プレートの移動と ユーラシアプレート感の摩擦によって プレートはどんどん歪んでいき ますこの歪みによって蓄えられた エネルギーが摩擦力を上回った 時海底で跳ね上がったプレートは地震道を 生み海面を持ち上げこれが津波になり ますまた同時に地震により誘発された大 規模な海底地滑りも大津波を引き起こした 原因ではないかという研究もあり ますそして今現在危惧されているこの地域 における地震もプレート感地震だと想定さ れており地震津波災害は紛れもない今そこ にある危機なの ですでは石垣市で想定されている地震津波 によってどのような事態が起こると考え られているのでしょう か最も最悪の想定として山諸島に加え南西 南東の3連動型八山諸島南方置き地震が 発生した場合マグニチュードは9と想定さ れてい ます予想進度は6強と2011年に発生し た東日本大震災と同 程度この東日本大震災も同時に各所の開口 がずれる連動型地震でした 最大クラスの津波が襲ってくると想定した 場合津波の最大所場口は石垣市大浜で 21.6M地震発生からわずか16分で 津波の第1波が到達し ます開発の低い埋立て地が広がる石垣港 周辺でも最大上口は14.6 津波到達は受信発生から19分 ですこれら地震津波の想定は名和の大津波 など過去の地震研究が進むな科学的根拠に 基づいて想定され決して大げさなものでは ありません [音楽] ではそれが来たその時一体何が起こるの [音楽] でしょうそれは名和の大津波と告午前8 時3連動型八山諸島南方置地震の発生 です石垣を地震は 石垣港周辺の立地では液化現象が始まり 地面からは上化した土上から濁った水が 湧水のように 湧き上がり盤強度を損なった建物は傾き 崩壊するものも現れ ますこの地方特の建築式も 手伝い強いに弱な石なは動に崩れ始め被災 者の避難を妨げ始め ますまた電線なども各所で寸断これらも 道路にわり始め ます午前8時の朝食時ということもあり 住宅地の各所で火災も発生し始め ますさらには地震による停電そしての通電 に因する通電火災も 発生阪神淡路大震災における特定された 火災発生原因の6割が通電火災だったと 言われてい ます名和の大津波では地震道そのものに 由来する被害は少なかったと言われますが 現代の建築電気浄水道通信など雑な インフラ 沿岸部に周する人工分化など当時と状況は 全く異なってい ます地震そのものに禁する被害も相当な ものになると考えられてい [音楽] ます地震発生のその時海面に大きなうりが 起きそれが津波となって急速に石垣島に 接近します 地震発生からおよそ17分最大訴上口 23.9mの津波が三原に到達し ます地震発生から19分後石垣港に最大 上口14.6mの津波が 到達開の低いこの周辺地域はこのさの津波 を遮るものはなくほぼそのままの水位を 保ったまま口へ流れ込んでき ます津波は住宅商業施設の密集するこの 地域を襲い道路を縫うように申請し激流の ように遡ってき ますその流れに大量のを含み 陸へと進み ます最終的に石垣港沿岸を襲った津波は 八山警察署や八山農林高校周辺にまで及ぶ と想定されてい ますご覧いただいたのは3連動型の八山 諸島南方置き地震を震源として想定された 最悪のケースですがその想定被害は甚大 です 地震津波による犠牲者は 1938 人負傷者9073 人8歳直後の避難者数8441 人全回下国5750 等反回2084等と見積もられているの です [音楽] また災害が発生した時間が夜間だった場合 はどう でしょう地震の発生により電気のインフラ が各所で寸断されるため広範囲の停電が 考えられ ます災害発生後はほぼ闇に包まれ避難は 日中とは違い一層困難なものとなります 避難経路に崩れた瓦礫を確認するのも 難しく避難には時間を要すると考えられ ます石垣島に襲ってくる津波も闇をの 向こうで見るのは 難しく激流のような水音が聞こえてきた時 に はもう遅すぎるのです ではこうしたみの事態が発生した場合 私たちはどうすれば助かることができるの でしょうそれには地震や津波が来る前の 備えこそが重要 ですまず死から配布あるいは市のホーム ページで閲覧ダウンロードできる防災 マップで 自分の住む場所職場の位置がどのような 被害を想定されているのか知ることから 始まり ますまた防災マップには避難場所も記載さ れています自宅や職場から近くの避難場所 へ実際に歩いてみることで避難にどれ くらいの時間がかかるかを知っておくこと ができます [音楽] この際ただ歩くだけではなく想像力を働か せその道すがらどんなリスクが潜んでいる のかも考え ます一度自信が起これば今は平穏に見える 周辺の環境は一変し ます今歩く道が被災後どのように変化して いるかを考え一緒に歩く人がいれば 話し合いながら避難場所を目指してみるの もいいでしょう [音楽] 近くに体の不十な方はいらっしゃらないか お年寄りはいらっしゃらないか今一度 助け合いの心で周辺に住む方たちの顔を 思い浮かべその時にどのように対応するの か家族や地域のコミュニティで議論を重ね いざという時の行動を決めておきましょう [音楽] そしてこの石垣市には国内外から多くの 観光客が訪れ ますもし災害発生時に孤立している観光客 に気がついた時は積極的に声がけをし一緒 に避難することも考えていただきたいの [音楽] ですそして避難を無事に終えてもそこから はまさに自給戦となります 国や自治体からの災害救難派遣にはどうし ても時間がかかり ます災害支援活動が本格化するまでの間を つなぐために必要なものをすぐさま背負っ て避難できるよう非常用持ち出し袋を日頃 から用意し備えておくのも大切なこと ですまた的開催される避難訓練には是非ご 参加ください災害や防災について訓練して おくことはいざという時に役に立ち ます何より訓練を通じて近隣の人々と顔を 合わせお互いに知り合っておくことは 助け合いにつながるはずです 名和の大津波には1つ伝説が残されてい ます地震の前日石垣島の今はないのれ村の 漁師が人形を網にかけ捉えてしまいまし た漁師たちは人魚を海に返すことを約束し 人魚は明日起る津波の災害を漁師たちに 伝えて海に消えます これを信じたのれ村の人々は高台へ避難し 難を逃れ ますしかしのれの人々から人魚の話を 聞かされた他の土地の漁師たちは聞く耳を 持たず結局津波に飲まれてしまったと言わ れ ます今の防災減災を考えるのに通じる興味 深い伝説とは思いません 災害という非常時代を前に自分と家族や 仲間を守るのは紛れもない自分自身 ですそのために災害を生くための備えは今 から始めなければなりませ ん近くに住む家族や仲間そして地域の人々 とのを常日頃から大切にして ください心の通う街づくりは災害を生ける 街づくりであると言え ます助かるために知る動く つげるあなたの大切な人と自分自身を守る ために今できることから始めてください あ [音楽]

石垣島南方沖を震源とする巨大地震による津波は10分程度で沿岸に到達し、その後、島の南側市街地の約半分が浸水することが想定されています。
 このことから、津波により浸水する地域の住民が命を守るため避難路の確認、指定緊急避難場所までの避難に要する時間の検証など訓練を進めています。
 こうした津波避難対策に加えて、津波による市内の被災状況や経路確認、防災意識のさらなる啓発を目的としてCG動画を作成しました。

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