スポーツ分野で優れた成果を残した選手、団体を顕彰する第18回東奥スポーツ賞の贈呈式が9日、青森市の東奥日報社で行われた。4個人と1団体に賞状と記念品を贈り、不断の努力でつかんだ栄光をたたえた。

東奥スポーツ大賞は、プロ野球阪神タイガースの遊撃手として、2023年シーズンに堅実な守備と勝負強い打撃でチームの38年ぶり日本一に貢献した木浪聖也さん(29)=青森市出身、青森山田高-亜細亜大出。

東奥スポーツ賞は23年3月の全国高校選抜、同8月の全国高校総体の自転車競技女子ケイリンで優勝した、青森商業高校の室谷榎音(かのん)さん(2年)、23年8月の全国中学校体育大会の競泳女子200メートル個人メドレーで頂点に立った八戸東中学校の佐々木珠南(しゅな)さん(2年)、23年12月の全日本小学生相撲優勝大会6年生の部を制し、前々年の4年生以下、前年の5年生の部に続いて3連覇を果たした青森市篠田小学校の岡山裕弥さん。東奥スポーツ功労賞は五輪選手6人のほか、全国規模の大会で数々の入賞者を輩出してきた県自転車競技連盟(森内之保留会長)に贈られた。

木浪さんは29日のプロ野球開幕に向けたオープン戦のため、母・忍さん(56)が代理出席した。

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