【解説】“経済失速”中国で強まるデフレ兆候 市民生活は? 中国総局・李記者【ABEMA NEWS】(2024年3月7日)

中国のえ話題に関しまして記者解説です 経済の先行きが不透明な中国の現状そして 市民生活の様子などをANN中国総局の李 地村記者に伝えてもらいます理さん よろしくお願いいたし ますはいよろしくお願いしますお願い いたしますさあまずは現在こう北京で 暮らしていて市民生活市民の生活皆さん どうです か はいその市民生活なんですけれども例えば ですねSNS上でえこんな今言葉が流行っ てますえ貧乏セットと言うんですけれども はい先ほどVTRにも出てきたんです けれども先ほどの朝ご飯ですね激安の 朝ご飯なんですけどそのお店のサービスっ ていうのは去年に始まったんですねでこれ まではそうした朝ご飯っていうのはま今の 倍以上倍ぐらい出さないと食べられなかっ たんですけれども今はですねそうした激安 の朝ご飯ですとかまディなんかをですね 自分なりに組み合わせて貧乏セットの1 週間えメニューなんかしてですねSNSで え紹介したりという動きが出ていますこれ 貧乏と言いましても決してこれあの質が 悪いというわけではなくてですけなくて ですねえ質が悪いわけじゃなくてコスパが いいコスパがいいものが人気なんですま それが若者だけではなくてですねま例えば 社会の30代40代ですとかま主力世代に も広がっているんですね味もいいという ことだと思んですけれも実際味はどうでし た かそうですねあの私も実際に朝ご飯もそう ですけどもあの食べましたけれども味悪く ないですねでしかもあのお店もすごく清潔 ですしまあのまた行ってもいいなと思う ぐらいでしたそういったお店が今増えてき ている とそうですねどんどん増えていますねもう この何年で急増しているという風に言って いいと思いますなるほどそしてあの今日本 のバブル関連の本も中国では人気だそう です ねそうなんですあの少しこちらにお持ちし たんですけれどもこれま経済のま天の証と いう風に言えるかもしれませんけれども 市内の書店にはですねこのようなえバブル ま日本のバブル崩壊後に出版された本の 翻訳本というのがたくさん出ています 例えばえ失われたこれ10年そして真ん中 にあるのが失われた20年そして1番 こちらですねえ失われた30年例えばこの 失われた30年という本はですねま平時代 日本のバブル崩壊の全てを明らかにすると

いう風に紹介されたりしていますうん他に もですねこちらの本こちらバブル時代と いう本ですけれどもえ日本では2016年 に発売されたんですけれどもこのえ翻訳本 がえ去年中国で売られましたでこちらは ですねえ日本のバブル時代を深刻に反省し てえ継承を鳴らす本田という風に紹介され たりもしています今まさにまあのこれら ですねはいあどうぞどうぞあごめんなさい あのまさに多分その目的だと思うんです けれどもその読む目的という部分ではどう いう理由というのかそういったところが あるんでしょう かそうですよねあのモチベーションという かこっちこの内容なんですけどもかなり 専門書に近いま難しい本なんですけれども まエリート層から一般の人たちまでえまだ まだ大流行とまでは言いませんけれどもま 水面下でこうしたま経済に対する不安 広がっていますのでまもしかしたら もちろんあの経済がまた上向いていって 回復していくことを皆さん望んでます けれどももしかしたらこういったシナ シナリオですとかま未来があり得るんじゃ ないかということですねま一生懸命勉強し てるような様子なんですリさんはこうこれ までえ中国で生活をされていたという風に 伺いましたけれどもやっぱりこう昔と比べ て少しこう雰囲気市民生活様子も違うなと いう部分は感じます かそうですね私以前2002年から7年 までえ京に学生として滞在していたことが ありましてまその当時というのはま 2008年の北京オリンピックに向けて どんどんとこう成長していっているそんな 意欲に溢れた雰囲気だったんですねま 2008年にあの北京オリンピックも直前 ありましたがその時はですねビルが どんどんどんどん立ち並んでいってま物価 もどんどんどんどんと上がっていってい ましたそして2年前に私また中国総局に 不妊したんですけれどもまその時はですね まコロナのまた中でえコロナはコロナで 大変だったんですけれども当時私あの印象 としてはですねあ北京とっても成熟したな という風に思いましたま人も落ち着いてい ましたしま地震に溢れていたんですね そしてその後ま今ですけれどもまコロナの 後にままた経済回復してくると思ったん ですけどうまいように行っていないま町も 市民もですね少し自信を失っているように も感じますうんそしてあのこれ意外だった んですけれども中国はこう宝をあまり信用 していなっていう言い方はあれかもしれ ませんけれども買わないようそういった

部分がある中で売上が上がってきてい るっていうのもあるんです ねそうなんですよあのグラフが出ると思う んですけれども中国ですねあの今えコロナ 以降ですけれども今出てますねえこれ10 年間の中国の宝くじの売上額と伸び率なん ですけれどもこの直近え4年ぐらいですね ぐーっと上がってきてるのをグラフ見て 分かると思いますまこれもですねえもうま これ買ってる人がま少しこうちょっと当て てみようじゃないですけれどもチャンスが あればあ体やろうそういう気持ちのですね 現れかもしれないんですねで中国メディア なんかでもですねまSNSとかも含めて ですけも若者のこの景気に対する懸念の 拡大ととの関連を指摘する声なんかも出て いますま日本もですね同じようにバブル後 に桜の売上げが上がっているんでこれも ちょっと似た様子かもしれませんねすい ません風の強い中ありがとうございます あのちょっと話はそれるかもしれないん ですけれどもあの中国のこの宝というのは あの日本の宝と同ようにこう億円が当たる というそういった金額が当たるものなん です かそうですねいろんなあのくじの種類あり ますけれどもえ少し前はですね紀州賞あも 内陸部の紀州賞とことで140億円とか 当たった人もいましたねあそうですか ちょっとそれは日本とはまた規模も違うか もしれませんけれどもただこのデフレ長行 1つ気になるのが日本にはインバウンドで 中国の皆さんもまたコロナが開けて大勢の 方やってきてくださっていると思うんです けれどもこのま格安の朝食がま流行して いる一方では中国から日本に来てイン バウンドで不動産をこう買うような人も いるこれは格差がこう広がっているという 見方なのかそれとも日本に来ている方が その富裕層の一部ということなんでしょう かそうですね非常にいい質問だと思うん ですけれどもも格差ですねまさにあの去年 のデータで見ますと去年の2023年の ですね箇所分所得1人当たりの出てるん ですけれどもこれ中国のま国家統計局と いうところが出していますけれどもえ低 所得車窓は大体20万円ぐらいなんですね でこれ高所得車掌になりますと200万円 ぐらい使えるとということでま10倍 ぐらいの差があるんですねで中国まこれ だけ大きい国でまあの格差もありますから え日本に行ってえ不動産ですとかま高い 買い物をする人もいればですねま低所得 車窓ま頑張ってる人たちえこういうの 切り詰めてですね安いご飯食べたりして

頑張ってるまそういったが現れているんだ と思いますま処分所得いわゆるま自由に 使える手取りの収入ということだと思う ですけど10倍というのはすごいです ねそうですねはいうんそしてこの雰囲気の 中で若い人たちというのはどうなんです かはいあの若い人たちの中でですね最近 こうま興味深い言葉っていうのが流行って ましてまこんなのがありますえ斜め45° っっていうのがありましてでこここれ人な んですけどもまこれ斜め45°の人生と いうことを表してるんですけれどもまどう いうことかと言いますとま中国ですね旧 成長してる時はま上昇思考非常に強くてま いわば90°仕事もバリバリ頑張るって いう時代がありましたはいでその当時は ですね996っていう朝9時からま夜の9 時まで6日間働くっていう考え方だったり 007っていうのがありましたね007 っていうのはもう24時間1週間ずっと 働くもう仕事しかしないみたいな考え方も 流行ったことがあるんですでその後ま中国 に詳しい方はご存知かもしれないんです けども0度っていう言葉で寝そべって何に もしないという単品族っていうのが流行り ましたはいで今はというとですねこの 90°と0°の間の745の人生でいいん じゃないかとま仕事も頑張るけど頑張り すぎないまそんな人生でいいんじゃない かっていう考え方が少しずつ出ていますね 流行ってますなるほどまあの仕事だけでは ないんじゃないかというそういうま調が 広がっているという部分にもつがると思う んですけれども今あの中国国内習い事だっ たり勉強だったりをする人がこう増えて いるそうです ねそうなんですよあの今あの夜間学校って いうのが流行ってましてえま自分の人生 ですねまコロナも落ち着いてえま豊かにし ていこうっていう動きも増えてきてるん ですねであの価値観も多様化してますから まお金だけじゃなくてですけれどもあのま 自分の人生豊かに楽しもうっていう若者が 増えてきてるんです で今あの色々と映像に出てますけれどもま メイクとかですねまダンス楽器の演奏など を学んでいるんですねで去年の島半期の 検索回数なんですけれどもま前年と比べて 前の投と比べて10倍に増えました たくさんの人がこういってものに興味を 持ってるんですけれどもでこの北京の学校 ではま100以上の科目がありまして およそ500人が受行しているんだそう ですで18歳から35歳ぐらいの受行生が 6割から7割ぐらいでも結構多いですよね

数としてはそうですねで夜間学校のこの 学費なんですけれども1コま1時間でま 12回ぐらいでえ500元日本円で1万円 くらいですねだから1回あたりにするとま 1000いかないぐらいなんですよなんで 俺安さんも魅力ですはいそうですねで学校 によってはまその12回を色々と分けて いろんなことを学ぶこともできるのでま それぞれの講座で学びながらま趣味もやり ながらまそういうのがあの話の合う友達が いればですね趣味友達みたいになっていく とそんな様子もあるようですこれ皆さん こう学ぼうとしているというのは何かここ から仕事につなげる手に職をつけていくと いうことではなくてまいわゆるこう豊かに 生活を豊かにしていきたいという思いがの 方が強いということですよ ねそうですねあの今表情見ていただいと 分かると思うんですけれども何か仕事にし ていこうというよりはですねこの人生少し 楽しみたいという意味が強いと思います そうですねただこの中国ま国としてでは今 の定長なこの経済デフレ兆候というのは どのように乗り越えようとしているんです かはい今まさにですねそのまそういった 経済のことですとかま国全体のことをま 国中から今中国中からですね幹部が集まっ てま会議が開かれているんですけれどもま その中でですね私ちょっと注目したの がまこれがあの中国を経済を少しま頑張っ て成長させていこうというま新しい考え方 ですこれ新々新これ全部新しいという感じ くっついてますよねはいでその中で例えば いくつかえ紹介しますとま新型の消費まお 金を新しい形で使っていこうですとか進行 産業を生み出そうとかですねあとは例えば 不動産今あまりうまくいってませんけれど もま不動産の新しいモデルにしたいしよう とかですねあとは新エネルギーまEV車と かもそうですけれどもまそういう新しいま まこれ盛り上げるという意味ですねこの芯 という言葉を使ってま今日本で言うあの カタカナの芯って流行ってるじゃないです そんなようなあの印象も私受けるんです けれどもまその中で1番注目してるのが この新たな質の生産力という概念なんです けどこれあの難しいんですけれどももこれ ざっくり言うとですねあのま先端科学技術 ですね技術を使って新しいイノベーション を起こしてま経済成長を維持していこうっ ていうものなんですけれどもまその分野で はですねまだまだ発展の余地があるという こと見ているんですねでここでちょっと 日本のあのバブルの時代の話に戻るんです けど

てあるんねこれ中国としては日本のですね バブル前後の例えば日米の貿易摩擦であっ たり日米のハテ摩擦とかですね当時日本は あの反動体世界地だったんですけれども その反動に産業に対する今アメリカですね 米タありですけどアメリカの対応かなり 研究してますはいでこの中国から見ると そのバブルのが今中国がそこま来て るっていう意味でこの米中対立のことを すごく勉強してるんですねあ日米対立を 勉強してるんですねだこれがまさに同じの 動きに見えていましてアメリカが発展を 妨げているという風に見てるんですねうん なのでまこの例えば今回の会議に参加して いる科学者ま経済学者はですねま昨日 わざわざ日本の例を挙げてですけれども こんな風に言っていますえ中国はアメリカ の圧力があっても日本の二の舞は踏まな いっていう風に言ってたんですねはい 例えばあともう1つはですね今日え中国の 外交トップの大きさんもですね中国に ひたすら圧力を加えれば最終的に必ず自ら を害するという風にね牽制したりもしてい ますまだこういった部分でえ中国はま日本 の道を学びながらですね中国独自の発展の 道を模索しながら先ほどで言あの技術の 部分ですけれどもまなかなか中国からあの アメリカの先端技術規制なんかもあって 技術入ってくるの難しいですから中国から 見るとでブレイクスルーをしてみたいとま そういった部分でえいわばま精子をかけた 戦いと言ってもいいと思うんですけど米中 対立の中でえ戦いを繰り広げているのが 現状ですまこうした視点で見るとま中国の ニュースもですね違った視点でえ見られる かと思います今のこの中国の現状じゃあ 中国の国としてもまもちろん国民の皆さん としてもかなりこう前のみな姿勢で 乗り越えていこうという風な空気があると いうことです かそうですねあの前半お伝えしたま少し こう元気がなくなって暗くなってる部分 ありますからまそういったものはねどうに かですねまデフレマインドと言ってもし このマイナス思考っていうのをですね プラス思考に変えていきたいまそういった ものを今打ち出しているんだと思います なるほどありがとうございますここです あの少しえ視聴者の皆様のコメントそして 質問もありましたら伺えたらと思うんです けれどももうえ単純に中国ってやばいのと いう風な質問が来ているんですけれども おそらくこれは経済状況がやばいのかどう かということなんですけれども実際そう どうなんですか

うんそうですねあの例えば一例を上げると ですね中国崩壊論っていうのはまずっと昔 から言われてますよねただじゃ崩壊してる かっていうとなかなかそうはなってない 現状もあると思いますなのでやばいか やばくないかっていうとですねこれ分野に よって分かれると思いますしはそのやばい のをですねどうにか克服しようとして今日 例えばあのご紹介した会議の話なんかもま どんどんとこう行われているんだと思い ますうんまこれだけ国国ですからはいあの 人口もありますしあの市場もありますし じゃ途端に崩壊するかっていうとそれは なかなかないんじゃないかなと私自身は 思ってますねあの先ほどのま格差が広がっ ているとい話の中で中間層の人たちという のはどうなんでしょうか増えているんです か少ないんです かあ中間層もあのある程度のボリューム ありますねちょうどさっきのあの箇所分 所得で言うと真ん中の人たちもま同じよう なボリュームでありますし今中間層が増え ていっているのでえそういうこう豊かさを 重するような動きっていうのも出てるん ですねそして最後にあのリーキ者を ちょっと心配すると言いますがあの風も 強い状況で北京も寒いんですかという質問 ありますけれど今気温はどうなんでしょう かそうですね気温えっと今朝はですね マイナスま今ねちょうど0度ぐらいだと 思います今私あのダウンジャケット着て ますけれども早くあったかくなってほしい なと思ってますそうですねあの本当に風も 強い中ありがとうございましたえここまで リーチ記者に解説してもらいました ありがとうござい ますはいありがとうございました

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ここからは記者解説です。経済が先行きが不透明な中国の現状・市民生活の様子などANN中国総局の李志善記者に伝えていただきます。李さんよろしくお願いします。

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10 Comments

  1. 今現在の中国のデフレ傾向へと進んでいっているのをみて、日本人はどのような目でみているかな!

  2. 今の中国の不況の原因とかつて日本の主要先端技術産業であった半導体生産産業の衰退は別問題だとは思いますが
    中国から見ればかつての日米半導体戦争の結果、日本がアメリカに屈して半導体製造業を手放したので発展が妨げられたと分析してるんですね

  3. 私は12歳くらいから、中国史を勉強していたが、いまのいままで、メンツばかりうるさい中国人が「コスパがいい」とか「安くていい」とかいうのは初めて見たかも?
    これまでは、「金持っているから、もっと食べなさい」みたいなことを言っていたくせに。

  4. 宝くじの売上が伸びているってやっぱり先行き不安に感じるとどこの国の人たちも同じなんだと思う