【全編】「新たな感染症に立ち向かうために~新型コロナの教訓を踏まえて~」日本医師会シンポジウム

この度は日本医会シンポジウム新たな感染 症に立ち向かうために新型コロナの教訓を 踏まえてをご視聴いただき誠にありがとう ござい ます2020年1月に新型コロナウイルス 感染症の感染者が日本国内で初めて確認さ れてから早い4年が経ちましたこの間日本 国内では全国の意思をはめとした医療従事 者が昼夜を問わず国民の皆さんの生命と 健康をために努してこられましたその結果 所外国と比較しても人口あたりの死亡者数 を低く抑えるなど世界有数の実績を達成し ていることはあまり知られていません今後 コロナのような新たな感染症がいつ起きる かわからない中でこの度の課題や対策に ついて考え共有していくことが重要です 本日のシンポジウムでは有識者の皆様のご 講演とパネルディスカッションを通じて 新型コロナウイルスの対応を総括し未知の 感染症に対して生かすことができる教訓は あるのか新たな感染症に立ち向かうための 対策は何かなどについて一緒に考えていき たいと思いますでは早速始めてまいります 最初に公益社団法人日本医会松本吉郎会長 によるご挨拶ですご覧 ください日本会会長の松本吉郎です この度は日本司会シンポジウム新たな感染 症に立ち向かうために新型コロナの教訓を 踏まえてをご視聴いただき誠にありがとう ござい ます新型コロナウイルス感染症は世界中に 感染を広げ日本でも3300万円以上が 感染しましたしかし皆さんは所外国に比べ てコロナによる日本の人口あたりの死亡者 数やの地率が低く抑えられていたことをご 存知でしょうかこのことが達成できた要因 としてはもちろん国民の皆さんが高い公衆 衛生意識のもに基本的な感染防止対策を 行ってくださったことが挙げられます しかし意思をはめとした多くの医療獣医者 たちが休日昼夜を問わず感染者の検査や 治療ワクチン摂取などに取り組んだことも 忘れてなりません今回のシンポジウムは これまでの新型コロナの対応を振り返り 正しい情報を知っていただくとともに今後 いつ起きるかわからない新たな感染症に 対しても国民の皆さんと医療従事者が一体 一眼となって対応していくために開催させ ていただきまし たシンポジウムでは新型コロナに対する 日本の対応と今後の課題や欧州3か国の 訪問調査結果を踏まえた日本のコロナ対応 と所外国との比較などについて専門家の 方々にご講演いただいている他日本医会の 上一常人事事より医会のこれまでの

取り組みなどについてもご紹介いたします またシンポジウムの開催にあたり今回初の 試みとして日本司会のLINE公式 アカウントに友達力いいてる皆さんから 新型コロナウイルス感染症に関する質問を 募集させていただきました非常に多くの 方々からご質問をお寄せいただきました ことに改めて感謝申し上げ ますご質問への回答はパネル ディスカッションの後半に講師の先生方 からご発言いただいておりますので是非 最後までご覧いただければ幸い ですそれではごゆっくりご視聴 ください松本会長ありがとうございました それではここから公演に入らせていただき ます最初に国立国際医療研究センター国際 感染症センター庁でいらっしゃいます大曲 典夫先生に新型コロナウイルス感染症への 日本の対応と今後のパンデミック対策上の 課題と題してご講演をいただきます 2020年に新型コロナウイルス感染症が 国内で確認されてからこれまでの国の対応 を振り返り評価すべき対応と今後教訓とす べき課題の両面についてお話をいただき ますそれでは大曲先生よろしくお願い いたしますえ国立国際医療研究センターの 大曲のりおと申しますえ本日私からはえ 新型コロナウイルス感染症への日本の対応 そして今後のパンデミック対策上の課題と いうことでお話をさせていただきますえ よろしくお願いいたしますまずは1枚の レト源写真からからご紹介をしたいと思い ますえこの患者さんは60代え半ばの方 ですね実はアメリカから来られた方ですえ この方なぜ日本に来られたかと言いますと クルズ線に乗って日本に来られたんですね いわゆる大門プリンセス号ですでその中で 体調を崩されてま熱があるということで 検査をしてみたところ新型コロナウイルス 感染症であると診断がされた方ですでその 当時の方針でえこの方はですね船から 下ろされて私たちの病院に運ばれてきた 大国不等からうの病院まで運ばれてきたと いう方です最初は高熱ではあったんですが 落ち着いていらっしゃったんですけども 日日に熱が高くなっていって状態が悪く なっていってで34日経ったところでです ね呼吸の状態が非常に悪くなったんですね でこれはその時に撮ったレト原写真です 両方の肺があの真っ白であるということは あの分かりいただけると思いますであの この方非常に重症になられてでえ人口呼吸 も行いましたでもそれでは足りないので いわゆる人口杯と言われるエクモですね これをやることによって3週間頑張ってで

そこでなんとか良くなってきてえ回復され たという方ですえ回復するのりはでも やっぱり3ヶ月かかりましたねま今ではえ 母国のアメリカに戻られてあの元気な元気 に生活をされてるという方であります私は 2020年の1月からえ新型コロナ ウイルス省の診療にま関わってきました けれどもまやはりその全く新しい感染症に 退治するというのがま感染症の専門の僕 医者ではありますけどもまく新しい感染症 に接する機会っていうのはそうそうある もんではありませんその1つだったのが この新型コロナウイス感染症でもあります しやはり最も大変だったのはものすごく やっぱり重症化するということなんですね でしかも1番厳しかったのはえ治療法が ないま治療法がまだ開発されてないという 状況でありましたまその中でままさに もがきながらあの治療をしたことをあの 覚えていますまやがては治療法が出てきて そしてえ患者さんが助かるようになって いきそしてワクチンが出てま変異株が出て きていう影響もありますけどもま徐々に 重症度が下がっていてというところになっ てそしてま今を迎えるといったところで ありますただもう皆さん方のご記憶にもも しっぱいしっかりと刻まれているように ですねこの病気やはり大変きな影響があり ましたしま社会への影響あるいは皆さん方 の生活への影響って非常にやっぱり 大きかったわけであり ますでその中でま私たち個人個人ではま この感染症に対する色々な思いはあるわけ ですけどもじゃ日本全体としてこの感染症 にどう対応したのかということに関しては 多くの方があのあの方方からご質問を いただいていますでそれに対する答えがま 1つあのこちらにありますこれ何かと言い ますとお東京都の実は資料をお借りしてき ましたで東京都さんは何を使われたかと 言いますとお当時ですねこうしたデータを 共有して公開するというのが世界的にも 流れになりましたそれ実はすごく大事な ことなんですけどもでその中でも有名な ものの1つをのデータを使ってえ2022 年の9月の30日の段階で世界各国の いわゆる感染者のコビッド19の感染者の 状況ですねといったものを示したものなん です各国の状況ですでこれ横軸は何かと 言いますと人口100万人あたりの 積み上げたいわゆる累積って言いますが 亡くなられた方の数なんですねで縦軸は 何かと言いますとその時点での累積の コビッド19新型コロナイス感染症に かかられた方の数なんですそこで見てい

ますそうすると実は日本だったりあるいは 東京だったりどこにあるかと言いますと ちょうどこのグラフの1番左下のところに あるわけですですねつまり亡くなられた方 の数人口あたりの亡くなられた方の数 そもそもの人口あたりのコロナに履かされ た方の数がま非常に低いレベルにある世界 の中でも非常に低いレベルにあるという ことがお分かりいただけると思いますこれ が日本の少なくとも2022年の9月30 日の状況ですまこれに関する各国の評価と してはあの日本というのは非常にあの新型 コロナウイス感染症に対してなんて言うん でしょうねえ的確に対応してきたという 評価をあの受けていますこれは私がそう 勝手に思ってるわけではなくま個人的には 海外の研究者の話海外の行政担当者の話を 聞機会がありましたけどもそのように評価 をしていただいてると思いますただこう できるためにはですねやはり1人1人の 国民方の大いなる協力があってえやっと 日本はここに来てるということをまずは あの強調しておきたいと思い ますただですねまそこでで学んだことは 何かと言いますともう我々みんな覚えて ますこの感染症特に新しい感染症は我々の 生活あるいは健康にものすごく大きな影響 があるま国家の危機であると言えると思い ますですので我々が今回学んだのはこの ようなパンデミックはそもそもの国家の 危機管理としてえ対応する必要があるんだ ということです例えばえ災害ですとかえ 国家レベルでの大きな問題っていうのは 起きますけども感染症の問題っていうのも それに続けられるんだそういうことですそ なぜならばやはり国民の生命健康への脅威 これは大きい非常に大きいみんなが心配し たわけですそして何よりも我々の生活への 影響は極めて大きかったですしそれを社会 全体で見た場合にはですね社会活動の全 全体のその大きな影響があったということ もあの言えると思いますそれともう1つ これ大事なことなんですがみんなにとって 我がごなんですね全ての国民がこの パンデミックに対応する必要があったと いうことですこれは頑張ることも必要です し我慢も必要でありましただからこそ国家 の危機管理として対応する必要があるここ を我々は学んだと思い ますだそこでですねもっと何かできたん じゃないかもっと日本は適切に対応ができ たんじゃないかそういう議論がありますで 私もそういう反省は必要だと思っています 十分だったとはとても思っていませんで その反省をした上でえ次の対策というもの

を立てていく必要がありますま色々と議論 がなされています例えばあの私たちはえ いわゆる新型インフルエンザ対策の特別 措置法というものがありますがそれに 基づいて政府行動計画というものが立て られていて今それをどう変えていくかと いう議論をしていますでその中で多くの 有識者の先生方のご意見の中から見えてき たえ問題点が3つありますそれは1つは 何かと言いますとそもそもの平次の備です ま平治というよりは厳密に言えばえ パンデミックとパンデミックの間の時期 ですねそこで次にどう備をしておくかと いうことが重要なんですがそれがま足り なかったんではないかそして2点目は変化 する状況へのより適切な対応ということを 示しましたつまりこれまでの例えば新型 インフルエンザーの流行に例を見たその パンデミックのそのなんでしょうね我々の 持つイメージっていうのはま感染症が 起こって波がドンと出たら1回大きな波が 出て元に戻っていくということを素朴に 想像していたと思いますでも現実には新型 コロナイス感染症というのは何度も何度も 波を繰り返しましたしその都度ごとに 起こる健康の問題社会的な問題っという ものは変わっていたわけですじゃそこに 適切なタイミングで迅速に対応できたのか という反省は必要だと思います3点目は 情報です情報の扱い情報の利点あるいは 情報の危険性というものはもう本当に今 言われてるところですけどもじゃ正確な 情報発信ができきていたのかあるいは フェックニュースといったものもありまし たけどもそれらへの対応はどうだったのか そもそも情報は共有されて活用されていた のかという観点でのやはり反省は必要だと 思いますじゃその3つの1つ1つもう少し 具体的に見ていこうと思うんですがまずは その備の不足というところでありますまず そもそもがですねえこのように新しい感染 症が起こった時に変異を繰り返して病原体 変異を繰り返して状況がどんどん変わって いくとそういう感染があるんだという想定 はされていなかったと思いますまた検査の 体制ですとか医療の強提供体制ワクチンの 取体制にしてももっと対応ができるような 柔軟性があって強い体制を組んでおくべき だったそういう反省はありますあとよく 言われることなんですが国と都道府県と都 のいわゆる自治体ですね連携であります これは簡単ではありません災害の時も一緒 で非常に難しい面がありますけども同じ ことが感染症の場合も起こった あとはこれらあの我々感染症に関わる人材

ですけどもその人材の不足がまだなかなか 解消されていないというのも問題であり ますもう1つは新しい感染症が出てきた時 に対応する1つの方法は新しい診断薬だっ たりですとかえお薬そしてワクチンを いかに早く使えるようにするかということ でありましたそれが我々の生活を元に戻す ために決定的に重要であるっていうことを 学んだわけですがまそこに対する研究開発 に対する投資と準備は不十分だったんだと 思いますまた政府の行動計画作ってあり ましたがそれをちゃんとみんなが読んで 対応していたのかという問題もあります その上でなんですがその計画に基づいて ちゃんと訓練をしていたのかと実践的な 訓練を積んでいたのかという反省もあり ますもう1つはよく言われてるところの いわゆるデジタル化ですデジタル化を きちんとしておかないと例えば情報を取る ための作業もえ何度も何度も行ったりとえ 繰り返しが行ったりということもあります し共有にも時間がかかりますしそこには人 がかかるので手間もかかりますそれが現場 の人々のを苦しめたんではないかあるいは 対策を送らせたんではないかというそう いう反省もあるわけ ですということで次はちゃんとやろうと いうことで今準備がなされています例えば これは医療体制の1つなんですけどもま 現在あの調整が行われてるものなんですが 今行われてるのはまずはえ左端のところ ですね感染症があ例えば日本な日本に入っ てきて一定広がったという場合には初期の 対応をする必要がありますでその時には 感染症指定医療機関を中心に十分にベッド を確保して対応できるように検査も ちゃんとできるようにということで今準備 がなされていますし今回のコロナのように 一定期間え経つと数ヶ月経つと日本全国に 広がって大流行を起こすということもま あるわけなんですがその時にはですね一般 の医療機関等々も含めてちゃんと患者さん 方に対応できるような医療体を組んで いこうということで今準備がなされてい ますま具体的には一般の医療機関であって も都道府県の知事との相談の中で協定を 結んで特に流行金にはしっかり対応が できるようにということで今え話し合いが 行われていますまこれは都道府県隊で行わ れていますそれ以外にも準備というものは 行われてますいざという時にちゃんと十分 なベッドを確保してほくですとか宿泊療養 のためのお部屋を確保してしてですとか 検査のできる回数ですよねこれもしっかり 確保しておくということをまずは国全体で

数を決めてそしてそれを都道府県ごとに 割り当ててそして各都道府県ごとでいざと いう時にこれらの数値目標がちゃんと 満たされるように大抵満たされるようにと いうことでえ決まりが作られて今実際これ をどうやってえこの目標を達成していくか という議論が各都道府県で行われている そういうところであり ます2番目です変化する状況へのより適切 な対応でありますなぜなのかと1つは やはり波ごとに状況が変わりますもう 大きく変わりますでそれぞれごとに対策の 切り替えですね対策をきつくすることも 必要なんですが軽くしていく場合も必要な 場合がありますまそれを柔軟にやれていた のかタイムリーにやれていたのかと言い ますとここは反省が必要と思いますでその ための前提としては情報収集をしっかり やって分析をするその上でえ判断はすべき ところはしてちゃんと実行していくという ことをタイムリにやらなければいけないん ですがこの流れが整備されていなかったと いうこともあると思いますそれともう1つ は対策を切り替えるというのは迅速にやる 必要があるわけなんですけどもこれを ちゃんと行っていくには国民の皆さん方の ご理解を得るあご納得を得るというそう いうプロセスが非常に必要ですこれ一定 時間がかかるのは事実なんですけどもそれ がなるだけ円滑に行くような仕組みという ものが考えられていたのかというと決して そうではなかったと思います もう1つは感染の拡大防止は非常に重要 ですただこれだけ長期化する中で社会経済 活動をどう維持していくのかということが 非常に問題であるということが分かってき ましたただこの両者は一部利行するところ がありますでそのバランスをどう取って いくのかまそれに関してこれまでの行動 計画には記載がありませんでしたこういう 課題があるわけですま柔軟な対応とま 申し上げましたけども例えば今回学んだの はま多数の重賞患者さんが同に発生すると いうことがあるわけですまその時には集中 治療室を中心としてこうした重症の患者 さんを一気に受け受け入れられるような 体制を例えば医療体制が作る必要があり ますそれを短期間で行う必要があります それだけではなくて長期化するという問題 もあるわけなんですが長期化した場合には 医療が長期間え感染症のを抱えながらも ですねちゃんと回るような体制作りという ことも重要になってきますし一般の医療 ですよねこれもちゃんと回るようにして いく必要もありますしもうここまで来ると

感染の影響は介護あもうちょっと広く言え ば福祉の場に全体に広がっていきますそこ がちゃんと動くような対応をしていくと いうことも必要なわけですでそのために 持ち資源を分配していくということも必要 ですまこうした仕組みを作っていくという ことが今後は需要であろうと思い ます3番目の点ですね情報発信と共有のま 課題というところでありますまそもそもが ですねえ国民の方々に対する報発信 あるいは共有の方法これがなかなか事前に 十分に準備されてまいなかったと思います あともう1つこれすごく大事なことなん ですが我々専門家はですねえの何度も何度 も何度も非常にあの強いご批判をいただき ました単的に言えば僕もよく言われました があなた専門家なのになんで分からないん ですかて言われますで非常に辛いお言葉な んですがこれある程度仕方がない面があり ますそれはなぜかと言えば新しい感染症だ からです我々にも情報がありません もちろん我々はその中でも国有的早くに 情報を得て分析をしてあるいはそれを研究 開発に生かして対策に生かしていくわけな んですが本当に事実が分からないところで はある程度その不十分な事実であっても それでも決断をしていく必要があります それはもう仕方がないと思ってますがただ それをやっぱり国民の側からすれば説明を 受けていないとなかなか納得できないと いう面はあったと思いますだからこちらを 理解していくための努力というものが必要 だと思ってますもう1つは差別偏見の問題 です感染された方もそうですしそのご家族 関係される方々感染症に関わってあの 関わって働く全ての方々ですねま医療従事 者に対しての声に関してあの大変同上して いただいたわけであの感謝申し上げますが 現実にこの差別偏見にさらされたのは何も 医療従事者だけではありません他の多くの 方々もそうですで他の国々の状況すると そういうことは本当に聞かないですね驚く ほど聞かないでなぜ日本っという国では こういうことが起こるのかということは 私自身も非常に深い問題識は持っています しこれは変えていく必要があると思います あとは情報の問題ですこれ情報をどう使う のかっていうのは非常に難しい問題です ただこれはあの使い方を間違えるとひどい ことになりますま今回も奥のわり偽の情報 あるいは間違った情報場合によって意図的 に流されたちょっとおかしな情報という ものが流れていきましたでそれがSNS 通りで増幅されていたということですでま 例えばいろんなそのコミュニケーションの

研究結果ありますけども意外とですね人間 の行動に影響を及ぼすのは非常に近しい 方々のご意見だったりとかSNSをじ通じ て自分の親しい方から得たご意見だったり とかってことがかなりあるんだそう ですテレビで喋ってる専門家の意見よりは 自分の身近な方々の生のご意見の方が経験 にに基づくなんて言うんでしょうね納得感 というか説得力があるのでそっちを聞くと いうことは現実にあるんであるんだあるん だそうですでもそれは裏腹でいい面悪い面 ありますその情報が間違っていればそうし た情報はどんどん増幅されて流れていく わけですよね人によってはあの適切不適切 な行動につがっていくということも十分 起こりわけですこれやっぱり何とかしない といけないと思いますまそうしたことの 重要性を示す研究ということで1つご紹介 をしたいと思いますこれは日本の先生方の 研究なんですでこれは何かと言いますとあ 日本では感染の流行の時にですね人々の 行動が変化しましたえま要は出かけていか なくなったということが起こったわけです 日本においてはそれは顕著でありましたね でそこででも結論として示されたのはじゃ それはなぜ起こったのかって話なんです けどもこの論文で示されていたのはまこの 知見はcovid19の蔓延を封じ込める ために重要だったのは法的拘束力のある 強力な措置ではなくて人々との行動変異を 促す適切な情報の提供であったことを示唆 しているという風に書かれてます日本では 人々の行動を縛る強い法律というのはあり ません多くは勧告ですこういう時は出かけ ないようにしましょうって言ったものは 行政がそうした勧告あいはお願いをする わけですただそれにちゃんとそれを聞いて 動くかどうかえ人々のやっぱり意思による わけなんですけどもまそういう意思を持っ て動かれる方が多かったってことなんです ねでそ実はすごいことだと思います ちゃんとコミュニケーションがうまくいけ ば人々の行動は適切な方に変わるんだと いうことなんですねまそういう意味で適切 な情報を判断していただくための適切な 情報いかに伝えるのかあるいはそうした 情報あるいはえ行政の決断等々に含めて どう納得していただくのかあるいは 振り返ってそのためのコミュニケーション をどうするのかということはこれも極めて 重要だと思います国の感染対策そのものが 成功するかどうかの1番重要なポイントで はないかとそれほどに私は思っております 最後になんですけどもじゃあ国は何をし てるのかというところなんですが1つはま

式命令系統を整理するということで政府 機関は改正をされあのいわゆるされてます でそれだけではなくてえその政府が適切な 判断をするためにはそして実行するには ちゃんと情報が必要である科学的知見が 必要であるということになりまして国立 健康機器管理研究機構というものができる ことになりましたこれは法律を改正しで 作られたものです内閣に機管理のための等 活動ができますそして厚生労働省にはえ 感染症対策部というものができますがえ そちらに質の高い科学的な知見を提供する そういう組織としてこれは作られます具体 的な仕事としては情報分析ですねそして 研究や危機の対応実際に人々専門家を送っ て対応するそしてそのに比するための人材 を育てる国際協力はすごく大事です感染 対策はこれも推進するそしてそもそもの 友次の時の医療提供これらを一体的包括的 に行う組織を作るんだということで今準備 が進んでいるところでありますもうすでに いことは動き始めているということをま これを例としてお示しをしたいと思います 私からの話は以上でございますお時間 いただきましてありがとうございまし た大曲先生ありがとうございましたえ 私たちがあのコロナ禍が少し開けたのかな とほっとしているとにやはりその医療関係 者や国の皆さんは次に進めるべく準備をし てくださっているのだということがとても 伝わってきました続いての講演に移りたい と思います日本医会総合政策研究機構主席 研究員でいらっしゃいます森井第一先生に 日本の新型コロナ対応とA毒ふとの比較と 題してご講演いただきます日本は所外国と 比べても新型コロナでの人口あたりの亡数 を低く抑えることができました森井先生は イギリスドイツフランスに渡りコロナの 対応それぞれ視察されたそうでその経験を 踏まえて所外国と比較した際の日本国内で の評価すべき対応についてお話しいただき ますそれでは森井先生よろしくお願い いたしますえ日本市会総合政策研究機構の 森井と申しますえ私の方からはですね えっと去年のえ5月と6月にえイギリス ドイツフランスにま行ってえ状況を見てき ましたのでその話を差し上げたいと思い ますえっとここに書かれているま5コメな 先生方ばかりですけどこの先生方と下に 書かれております23の医療機関あるいは 政府関係者等々にえヒアリングを行ってき ましたでえっとまコロナということで外教 を少しおさいしておくとえ先ほど来えから 説明がありますように日本は人口あたりの 死亡者数はかなり少ないですねでえっとま

逆に言えばえヨーロッパの各国はですね かなり多くの人はなくなっていますでえ これもあの議論の前提になるのであのお 話ししますがあまそれぞれの医療機関あ国 のですねその医療機関を持っているその 体力基本的な体力ですねで日本は人口 当たりの病所数が非常に多い国ですでえ その一方でえ医療人材の数人口あたりの 医療人材の数は他の国に比べてまかなり 少ないですねで特にえま特に医者の数が 少ないですでえっとヨーロッパ諸国の方が ま多い特にドイツは多いですねで全体とし て見てえっとその医療の足腰が非常に弱い のが実はイギリスなんですねでそういった ところでまどういったことが起こったかと いうことなんですけどそのまイギリスま 我々見てきたのはイギリスと言っても イングランドなのでイングランドの話にま 限定してえお話ししますけれどもえっと イギリスのえ医療提供体制というのはGP と呼ばれるまいわゆる登録性のあるかり 付け制度それプラスアキュートトラストと 呼ばれてる日本でいうところの病院ですね この日本柱ですでえコロナはですねどこで 見ていたかというと基本的にアキュート トラストなんですねで別の言い方をすると GPかり付け位ではコロナの心療は ほとんど行われていませんコロナ以外の 患者もですねほとんどリモート診療に 置き換わったんですね実際に患者さんが 診療書を訪れるということはほとんどなく なりましたそういった撃的な違いがあり ますそれとイギリスはですねGPの先生 たちが医療以外の仕事をも実は結構して いるものでえまそれなりに忙しいんですね でなのでえっと例えばワクチン摂取とか それから検査であるとかこういったものを 医療というサービスから切り離してえ医療 を人材ではないえ普通のですねえ意思だけ に限らずえ医療の免許を持っていない人 看護師とか介護士とかそういうのを持って いない人の仕事とまして対応しましたで えっとイギリスのの医者さん実はフランス のお医者さんも同じなんですけど病院にお 務めの先生方に聞くとですね え2020年の3月のある数日の間に バタバタバタとコロナが始まったとこう 言うんですねでえじわは始まったわけじゃ ないですないんですねでそこはポイントで でというのはですね2020年の3月 あるいは4月という第1波と呼ばれている ものはその後の波に比べればですね ヨーロッパもそれから日本も比較的小さな 波に見えるわけですにも関わらずそっ から最初の患者が病院に訪れてからあ救急

外来がコロナの患者で溢れ返るまでに数日 とかからなかったとまこういう風に証言 するわけですでそれをどのように説明する のかっていうことなんですけどそれはです ねあっという間にコップが溢れてしまった のはそれはコップが小さかったからですで 要するにそれぞれの国フランスもイギリス も医療提供体制もちろんあるんだけれども 先ほど申し上げたようにイギリスは若干 その足腰が弱いとしても日本よりはお医者 さんの数は多いわけですでそういった国で 溢れるでなぜそれが起こるのかということ なんですけどこれはえ少し語弊のある言い 方になりますが聞き対応としてコロナに 向かったからですでえっとイギリスはです ねえここに書かれているようにまあの ジョイントエマージェンシーサービス インターオペラビリティえプログラムと こういうものがありますけどいわゆる ブルーライトサービスて言われているえ その救急者であるとか消防であるとか あるいは警察であるとかそういったえ公共 機関が乗員としてえ何か危機に当たると いうことがアラートレベルでどのレベル までジョイントするのかということは あらかじめ決められていますでこれはま 古くはですねえ核戦争を想定してしたよう なまプログラムだったわけですがえ 2000年代以降は主にはですね テロリズムに対する対応として行われてき ましたでこのスキームを使ってたんですで このスキームを使ってこのスキームの元で 招集されるコプラミーティングという ミーティングが2020年の2月にま招集 されてでそこにま首相が入るのは3月に 入ってからなんですけどまこういった形で やったで えっと実際にもっとはっきりとこの スキームを使うというようになったのは第 一波5の2020年5月からですねえ コビッドの脅威レベルというもを設定して でえ対応するということになりましたで そうするとですねGPでは対応できないっ て話になるわけです緊急時の対応として やればやるほど大きな病院で見ましょうと いうことになってでえそこに患者が殺する とまいうことになったということですねで これはえGP診療書の診療がどれぐらい 下がったのかということま見ています けれども2020年の4月5月あ3月4月 ですねにえガクンと減っているで中でも ですねえ その実際に患者を 見るその対面診療ですね対面診療がま特に 減っているでえテレフォンが多少増えてる

んですけれどもその対面診療が減った分 全部をおえ取り戻すまでには至っていない とで実はですね日本も似た状況が起こって いました日本もですね診療所の診療実績を 見てみますと日本全体で見ると4月5月と いうのは約20%弱ぐらいえ診療実績は 減ってますなのでコロナはですねえっと 診療症あるいは病院の医療一迫が起こった という側面ももちろん一部にあるわけです が全体として見れば患者の押し寄せる場所 と押し寄せなくなった場所がま両極端に出 たというのがあの正しい掴み方だろうと いう風に思いますでこれはですねえっと 人口あたりのコロナの死亡者数を第1波 そして第2波ですねについてえ見た資料 ですでイギリスとフランスを並べています でどちらもですね第1波も第2波もかなり 多くの人が亡くなっていますでえところが ですねえフランスのお医者さんたちに聞く と医療現場が混乱したのは第一派だけだと いうわけです患者さんはなくなってるん です患者さんはなくなってるんだけど医療 現場の混乱が起こったのは第一波までで第 一波はなんとフランスはですね8割の病床 がコロナに占有されるという事態が起こっ ていますでARSというそのえ日本でいう ところの法構成局のようなところがえ それぞれの医療機関に対してえ2割は通常 診療を保つようにというま命令を出してい ますのでそれ以上はまコロナに避けなかっ たというところで面一杯コロナに病床転換 されていますでえそれが起こったのは第1 波だけなんですねところがイギリスはです ね第2波においても50%の病床があ コロナにえ転用されていますまこういった 形で えその影響の出た期間というのが両国で実 は違ってい ますでえ次ドイツのお話ですけれども ドイツはですねえコロナかのコロナの診療 ですね大半をお診療書でえ引き受けました でここにですね横のAにがあると思うん ですけどそこに19と20という数字が 見えると思うんですがでえこうプラクシス と書いてるのはあの診療書ま英語で言うと プラクティスの意味ですけど診療書って いう意味ですねでえっとクランケンハウス という風に書いていますがこれがあの病院 ですねだから1/0だけがま病院に行った とまこういうことになっていますでえの 19これまプラセンアイスシツバイルて いう風に言いますけどシツバルというのは 防御兵器という意味なんですねワイルって ま英語のスペリングと同じように考えれば これウォール壁なんですよ壁で何の防御引

か要するに病院の病床機能を守るために 診療書が防御壁となって機能したとこう いう意味なんですなのでええプラセン アイルスシつるという風に言ってますで そのことによって病院に継承者が使せる ことはなかったとこれはイギリスと大きな 違いですでえ実際にですねまとはいえ多く の患者さんがあドイツでも亡くなっている わけなので病院にいった患者さんもちろん いるわけですが最もひどい時で大体ICU の13ぐらいコロナに取られたとでこの裏 の意味はは一般病床はコロナでそこまで 占有されてないということなんですなので ICUだけがこれぐらいのまあコロナの 影響を受けたとでえ実際にその病院に患者 さんを送る側の家庭医協会の先生たちに 聞いてもいざ入院させたい時に病院側が それを受け取れないということはなかった という風に証言していますなのでえそう いう意味ではですね病床機能がきちんと 守られたとでそのおかげでコロナの最も 大変な時期にあってもですね隣国フランス あるいはイタリアオランダといったところ から重賞者を引き受けるということを ドイツはやっていますでそのことによって え一般診療への影響が非常に限定的ですで 一般診療への影響という意味ではですね イギリスはえ第2波においても50%の 病床があコロナに転用されるということを 先ほど申し上げましたけれどもそのおかげ で例えば5650人のイングランドで現在 750万人の入院待機患者が出るという 時代になっていますこれバックログという に言います要するに積み残しということ ですねなのでコロナ自体はもう大きな問題 にはならなくなったように見えるんですが その時の行為省ですね未だイギリスはま 抱えてるとこういう状況だろうという風に 思い ますで次フランスのお話なんですが クランスはですね実はえ第一派とそれ以降 で対応を大きく変えていますで第一波の 対応はえイギリスと同じような対応ですね 要するにえ病院で患者を受けるとでなぜ そうなったかでフランスは医療的な緊急 事態が起こった時の行動計画としてプラン ブランていうものがありますでブランは白 なのでまホワイトプランって意味ですけど このプランブランはですね病院の行動を 基本的に想定しているんですねなので診療 書がどう動くかとかあるいはかかり付は どう動くかとか一般位と呼ばれてるまメ サンジェナという一般位と呼ばれてる人 たちがどう動くかということはここには 書かれていないわけですでえまそういう

プランブランの元で政府は何と言ったか 最初の2020年の3月の時点でなんと 言ったかなれパシェメサンタンアレル キャンてったでなれパシェメサタンなので あなたのであなたのかり付けですねメさん とやった関り付けには行かないでくださ いって言ったでアレルキャンズ15番と いうのはサミューと呼ばれるえフランスの 救急者を呼ぶ番号ですで救急者に救急者を 呼べとあなたの関り付けには行かないで 救急者呼んでくれとこういう風に言った わけですでそうしたらですねあっという間 にパンクしたわけですまこういうことが あったでえこの今画面に出ている女性の方 はこれはですねフランスの大曲先生とも 言うべき人でえあの感染症のなお医者さん ですでえっとドクターカリンラコムって いう人ですねでこの方が2020年の6月 にですねフランス国会の校長会に呼ばれて 証言していますでここにまあのシリアユ ルセクズこの危機から学ぶべきことがあれ ばという風にこう書いてるわけですがそれ はいわゆる総合位ですねメさん自販とここ に書いてますけど総合位がシステムの中心 に据えられていなかったことだとでこれは 不安によって引き起こされたものなんだと こういう風に言してるんですで実際にこの ナパシボメさんとたアレルキャンズ15番 に電話しなさいとこう政府が言ったのは ですね四月の半ばには政府はこれを撤回し ていますで撤回したのはですねこれは いわゆる一般位の先生たちが声をあげた からです一般位の先生たちがこのままでは フランスの医療提供体制は持たないで コロナでも自分たち一般位ができることが あるのででそれを引き受け引き受けるよう にしないと全体として混乱が続くばかりだ となのでフランスは第1波では8割の病床 がコロナに転用される事態になりましたが 第2配向は感染は感流行は続いていたとし てもまその影響はあ医療現場においては 起こらなかったということなんですねで ここで考察を少し考えたいんですけど1つ 目はですねコロナの医療っていうものを 一括りにしないということですでえっと コロナだというだけで大きな病院で見られ ないっていう対応を取っていたらですね どれだけ えその資源を確保しようとしても必ず枯渇 しますで例えばということでまいろんなブ ブレイクダウンの仕方が色々あると思い ますが例えばえその発熱診療ですね あるいはその検査であるとか重症判定で あるとかそっからの工事搬送そしてコロナ は最初継承だったとしても後々重症化する

ことがあり得るのでえその場合の重賞化し ないかなというモニタリングですねそして 中小と中東小のえ入院それからえ重賞者の 入院こういった形でブレイキングダウンし てですねどこの機能を誰が担うのかという ことを分けて考える必要があるということ だろうと思うんですねで例えばかりいと いうものがあ担える場所があるとしたら私 はこのステップの分け方だと例えば ステップ1からステップ3だろうと思うん ですねで実際ドイツは90は測り付け位 あるいは会議用意で見たんですなのでえま そういうことをまやらないといけないで もう1つ考えたいことは危機対応の パラドクスということですで大曲先生は 強調されたようにえ危機対応をこれから 感染症危機を含めて考えるっていうことは とても重要なことですでとても重要なこと だけれどもそこには実は落とし穴があるで それはですねその危機の統制をですね特に 中央統制を取れば取るほどそれに対応する 医療機関の数というのが減るんじゃないか ということなんですここはですねこういう 関係があるじゃないかということですねで この2つは実はあの相関関係にあるとで 例えばイギリスではですねえまGPは非常 に暇になってで病院だけが混乱するという ことが起こりましたでドイツは9/なの それは起こらなかったでフランスは第一波 ではそれが起こったでところが第2配向は 日本型のフリーアクセスにしてどこに行っ てもいいよ従来あったメさんコッたんと いう関り制度すら放棄してどこに行っても いいという形をフランスは取ったわけです でこれがどうして重要なのかこれはここに 出したのはですねえ厚労省が出している 診療の手引き感染あの新型コロナウイルス の感染症の診療の手引きで第2範すなわち 2020年の5月に出たものですで第1波 の重小度の分類をしていますそうすると ですね確かに5%の患者が重所化するで 5%の患者が化するような怖い感染症って 我々ほとんど見たことないわけですで ほとんど見たことないので怖いのは事実な んですだけれどもみんながみんな重症化 するわけではないということも医療提供 体制特に有限な資源の中でそれを考えると いう上では非常に重要な事実です5%見る ことも真実だし80%見ることも真実な わけですねでえっと結合ですけどえ イギリスのjespやフランスのプラン ブランに基づいた聞き対応としてのコロナ のま対応が行われたわけですがこれはです ねイギリスや大一般のフランスにおいては ですねえ患者が診療書に全く来ない病院

だけがまあ大変なことになるという事態を 生むことになりましたそしてもう1つの 特徴はえっと係り位を登録性のある制度と して整備していないドイツ今日はこの話 あまりしませんでしたがそのドイツではえ カルチャーとして信頼関係に基づくま ハウサルツとと言われる実質的係り系です ねこれがコロナ診療のほとんど受け止めた わけですでそのことによって病院を守る 防御壁シバルとして機能したとそしてえ 進行感染症の医療というものをですね 例えばコロナというものであっても一括り にしてえ対応するということをま考える べきではないそれはえ医療提供資源という のが非常に有限だからですでそれぞれのま 医療の内容に即した提供体制ということを 細かくブレイキングダウンして考えていく 必要があるだろうそしてえ機た危機対応 国家が統制する危機対応とのは非常に重要 なんだけれども実はその反対の側面として のパラドックスがあるということには十分 な注意が必要だろうという風に思ってい ます以上 ですモ先生ありがとうございましたえこの 中の医療提供体制や係り意の役割などが国 によってこんなにも違っていたのかと驚く とともにま今後私たちが考える種が たくさんあるお話をいだき来ましたえでは 公演パート最後のプログラムとなります 日本医会常人理事のかサ先生より新型 コロナに対する取り組みと今後に備えた医 会の対策の遠大でご講演いただきますこの ナの4年間の意思会としての対応を 振り返っていただきつつ今後予想される 振興感染症に向けて日本医会として進めて いる対策についてもお話しいただきますで は蒲一先生よろしくお願いいたします 日本司会常人理事か哲と申します今日は 2020年の1月からえコロナに対応する してまいりました日本市会の動きについて そしてえこれからあ起こる可能性のある 新たな感染症が我が国に入ってきた時に どういう風な対応をしていく必要があるの かということについてお話を申し上げたい と思い ます2020年の初めに我が国で初めて 新型コロナウイルス感染省の患者さんが 診断されましたそして えあの2月の5日の日にえ感染者が乗って いる可能性のある豪華客えダイヤモンド プリンセス号がえ横浜港に入行しました そしてえその後連日 え 乗客主に乗客の方ですが乗客とそれから 乗員の方の感染があ分かってそしてえ救急

者によってえ多くの患者さんが全国の病院 に搬送されまし たで後から振り返ってみますとえこの合格 客戦の感染者は横浜校に入行する以前の 色々なあ行事等によって感染が拡大して おり我が国が感染の制御に参画してからは 幸いにえほとんど感染の拡大は見られ なかったということが分かっています しかし一方でえ毎日え救急車があその船に 横づけされる画像が全国に広められたので 非常に多くの国民の皆さんに不安が募った ということがありますえ日本会ではえ 東日本大震災の時の経験から災害時にえ 医療チームをいかに必要に応じて迅速に 派遣するかという取り組みをしてきました 災害が発生した直後に対応するDMという 仕組みそしてその後比較的長期間にわり 地域でえ医療提供を担うJMという仕組み があります現状ではその他にも色々な特殊 的特殊の役割を担ういくつものチームが今 作られていてそれらがうまく連携して対応 するということが必要ですがダイヤモンド プリンセス号の対応の時に特にえま役割を になったジマットについてちょっと触れて おきますでジェマットというのは都道府県 医会が意思を中心にえ医療従事者でチーム を作ってそのを必要なところに派遣をする わけです元々は災害のあの対応が主な役割 でしたしかし今回のこのコロナに対しては え感染症に対しての対応というのが非常に あの求められたわけですでジェーマットの 人たちは あのなかなかその感染症対応をしっかり身 につけた上でジェーマとの活動に参画して いるわけではないので急遽感染省の専門家 に色々なあのご教授を賜り対応していった ということがあり ますでえ今回の今年の1月1日からのノト 半島地震に対してもDマット災害の1番の 主力チームそしてその後引き継ぐジェ マットというのがえあの活躍をしています けれどもこれまでの経験を生かして え現在の役割を担っているということが 言えると思います2月の10日は初めて 日本医会が先見ジェマットというのを船に 派遣をした日ですそして船が横浜校を離れ たのが2月の20日ですのでそれまでの 期間が非常に連日に渡り厳しい状況で対応 してき来たということを振り返ることが できますであのダイヤモンドプリンセスで のジェーマットの役割というのがそこに 書いてありましてそしてえ今度は covid19そのコロナウイルス感染症 の全体においてJマットがどれだけえ派遣 されたかというのを整理しています1番

右側に合計が書いてありますけれども医師 として8万5人以上の医師が延べで参加し そしてその他司会医師薬剤師看護師看護職 そしてえその他と書いてありますが色々な 医療関係職種の方がそれぞれの能力を 生かしてチームを組んでえ役割を担って いただきましたで合計として24万え 1174名がジェマットとしての活動をし ていただいたということになります でえこれがあの自系列でのジェマットの 活動の実績でありますけれどもえ青の ところが非常に多く見えますがこれは宿泊 施設にジェーマットのチームが出向いて 宿泊施設に収容されている患者さんの対応 にあたったというのがま1番数としては 多かったわけですワクチンの摂取にも非常 にあの大きな役割を担いましたしそれから 発熱外来診療体制の維持拡充に向けた 取り組みということでえ地域においてえ 発熱 外来 を実施しているまえ自治体あるいはあの 意思会がたくさんありましたけれどもそこ での役割を担うことやえワクチンの摂取に も非常に大きな役割を担いました でえこのみんなで安心マクというのを日本 司会はえ全国の医療機関が利用できるよう にこれを用意しましたがえコロナの感染が 拡大するとえ多くの国民の皆さんは医療 機関に出向くとえ感染 が拡大してしまうのではないかあるいは 自身がそれまで健康だったのにえ感染して しまうのではないかという非常に不安を 持たれたわけですでそれに対して医療機関 がしっかり対応してえ受信されて も感染の危険がないという対応して しっかりやっていますよというマークが このみんなで安心マークでみんなでという 意味はあ当然受信された患者さんのご協力 がなければえうまくいきませんののでご 理解とご協力をいただいてみんなで安心を 実現しようという 強いま意向が示されていたものであります また後でたくさん出てきますけれども やはり新型コロナウイルスの感染症に対応 できる人材を育成するということが非常に 大きな意会の役割になりました先ほども 触れましたがワクチンの摂取にえ全力で 取り組みましてでこれはあの医師だけで なく看護師さはもちろんですしその他色々 な医療関係職種がえ全力で取り組んで いただいた結果そこに赤で書いてあります が1日100万摂取を実施するという当時 の総理のま強い意向が示されたあでこれ まで1日に100万摂取なんていうのはえ

経験がなかったわけですがえそれを 100万を超えてえ1番多い時時は1日 170万摂取をあの実現することができた わけですそしてコロナ医療と通常医療の 両立の件はあ大曲先生また森井先生のお話 の中にも重要性がすでに指摘されています けれども元々色々な病気があって医療機関 にかからなければならない人がたくさん おられる中でコロナの感染拡大によって 医療機関をできないという事体は非常に 大きな不安につながるわけでそれをどう いう風にそのコロナ以外の患者さんもまた コロナの患者さんもなんとか対応できると いうことを実現するというのは実は大変 難しいことでありましたが全力でそれに 取り組んできたわけですで石会はあの地域 の行政ともちろん日本石会の場合はあの国 との間でしっかり連携を図りながら全力で 取り組んでまいりましたこの振り返りは 先ほどの2人の先生のお話の中にもあり ますように幸いに我が国においては人口 あたりのお亡くなりになった方もまた感染 された方の数もえ比較的少ない状態で維持 できているということがあり ますそれでえここからの話はあ今後え コロナとはまた別に新たな感染が我が国に 入ってきて感染症が入ってきてそれが 広がった場合にではどういう対応が必要な のかということについて触れたいと思い ます2009年に え新型インフルエンザがあの我が国に入っ てきてでこの時もどういう風になるのかと いうことを非常にに心配しましたで新型 インフルエンザの対応をどういう風にし たらよい良かったのかあ反省点はどうかと いうことが盛に議論されてえ色々なまとめ が出されたのですがえそのことが2020 年からのコロナの感染で振り返ってみます と反省が十分改善されていなかったんでは ないかという指摘がありましたでこのこと に対してえま色々あの課題はたくさんある わけですけれどもえやはりしっかり法律で え措置をしてそしてえ改善が確実なものに なるように手当てをしておくということが 大事なんだという反省からあ国は今回ええ ま医療法などの必要な法律を改正して そして対応していますでこれがあのまた 今後ちゃんと役に立つものかどうかという ことはとてもあのしっかり検証して問題が あれば直していかなければなりませんが 法律の改正がすでにしっかり行われている ということはあ注目しなければならないと 思います新たな感染症があの我が国に入っ てきてえそれが診断された場合にここが 非常に大事ですでえ新規の感染症というの

ははどのような性質を持ってどういう風に 広がるのかがまだ分からないというもので ある可能性が高いのでそこでいかにまずは あの封じ込めるかという取り組みが必要に なりますもういっぺんにパーっと広がって しまった場合にはとても封じ込めはでき ませんけれどもまずはあの感染の確認が できた段階でえ周りに広げないようにと いう努力はこれは決して無駄ではなくて 是非やるべきことですでその時に対応す べき中心となる医療機関はどこなのかこれ は感染症指定医療機関と言ってえ感染症に 対応する能力の高いところがまず担うべき だと思いますそしてそこであの新たな感染 症に対する知見をしっかり確認してそして 今後の対策に生かしていくこの最初の時期 が極めて大事ですでそれをま長く見てえ3 ヶ月え厚生労働大臣が感染症が発生しまし たよ新たな感染症が発生しましたという 宣言をしてから3ヶ月までの間にしっかり 対応していくということが必要になります でその間に色々な情報を参向になるべく 多くの医療機関が対応できるような準備を しっかり整えていくということが必要です え残りの時間で少し診療所の役割について 触れますが国民の皆さんからのご不満とし てですね えある医療機関はうちはコロナを見ません ということを宣言していてちっとも対応し てくれない医療機関があったんだという ことがあってでそれはあの国民としては 非常にえ困ったことで不安が募るというご 指摘をいただきましてその通りだと思い ますしかしえ医療機関全てまこれは病院 病院は公的な医療機関もあるし民間の医療 機関もあるしまたあの診療所がありますが えそれらが あの最初からみんな対応できるわけでは 決してないわけですしかし一方で受信され た患者さんがあコロナについて言えば全く コロナだとは分からないにも関わらず そして症状もなくて別の目的で医療機関を 受信された方がえ実はコロナだったという ことがあってそれがその医療機関の中で 広がってえスタッフやあるいは別の患者 さんに移ってしまうという事例はあの たくさんありますのでですから現実には うちはコロナは対応しないという風に仮に 宣言したとしてもえコロナあるいは基本的 な感対策ができなければなかなか医療機関 としての役割は担えないということもこれ は厳しい現実であるわけですでその辺りを しっかりあのえ考えていくとですね今後 新たな感染症が発生しそしてある程度その 感染症の性質やあるいは病体が分かってき

た段階ではえ発熱の外来とか自宅療養者へ の医療のの担い手としてより多くの医療 機関があそのために働かなければならない またワクチンの摂取などには積極的に 取り組む必要があるしえ重症でえ自分の ところではあの十分対応できないけれども 重症な患者さんをいかに適切に早くその 治療可能な医療機関に結びつけるかという ことも非常に大事になってくるわけです この辺りのところはええそこの2つ目のポ に書いてありますけれどもえ感染の発生 状況あるいは同行の把握というようなこと がま極めて重要になってくるわけですでえ この課題のところの2番目の矢に書きまし たけれどもえ現状においては非常に狭い スペースでそして同線も1本しかあの確保 できなくてえ確のスペースなどがあ用意 できないという医療機関がまだまだあり ますしかし今後はえ新たに医療機関特に 診療所を解説する場合には可能な限り なるべく う広いスペースを確保してそして少なく とも同線は複数取れるようにしそして隔離 のスペースや必要に応じた検査のスペース が取れるようにという努力は今後しっかり やっていかなければいけないまたそれが できるような国の支援ということも考えて いかなければならないと思いますえ関係 機関としっかり連携を取っていく必要が ありますがえ診療所においてですねえ しっかり感染の対応ができる意思をえの 研修を日本司会はしっかりやらなければ ならないと思っています感染症対応の研修 というのはあの1度やればそれで良いと いうことではなくその時に色々分かった つもりになっても時間が立つと忘れて しまっていざという時役に立たないという こともあり得ることなので従って定期的に その経験を更新してえ研修をするという ことが必要ですえ全国からまず その中心的な医師の方にあの日本司会に来 ていただいてしっかり研修をしそしてその 方々を中心に地域で研修が継続できるよう にして参りたいという風に思っておりまし て今その準備をしっかり整えているところ でありますしっかり座学というかあるいは 今のイーラーニングで基本的なところを しっかりさらった上でえ実地の研修を しっかりやっていくで感染症学会あるいは あ感染環境学会などの専門のの医師の方の 全面的な協力を得ながらこれに取り組んで いるところでありますえ今後の感染症の 対応に対して日本医会がどのように今 取り組んでいるかということをご理解 いただきたいと思います以上でござい

ますか先生ありがとうございましたえ次の 進行感染症も考えたくはありませんが みんなが大変な思いをしたからこそ次に 対する準備を怠ってはいけないという そんな気持ちが新たになる講演をいただき ましたえでは続いてはパネル ディスカッションコロナはもう大丈夫 進行感染症に対する正しい備えですえご 講演をいただきました大曲先生森井先生か 先生のおさ方のディスカッションとなり ます引き続き日本石会シンポジウムをご 視聴 ください [音楽] それではパネルディスカッションコロナは もう大丈夫進行感染症に対する正しい備え を始めてまいりますパネリストは先ほどご 講演をいただきました国立国際医療研究 センター国際感染症センター長の大曲 のりお 先生日本医会総合政策研究機構究員の森井 大一 先生日本石会常人理事のか哲 先生以上のお参方ですよろしくお願い いたしますえまずパネルディスカッション に入ります前にご覧いただきたい写真が ありますか先生これはどういったお写真な んでしょうかはいあのこのシンポジウムが 始まる冒頭でもですねあの写真をご紹介さ せていただいておりますがあこれらの写真 はは全国の医会やあるいは会員の先生から ご提供いただいたものの一部です昨年の 11月に写真データの提供をお願いし12 月までの約1ヶ月という短い期間に600 枚近い写真データをお寄せいただきました この場をお借りして改めて御礼を申し上げ ますえこれらの写真をご覧いただきますと 医療機関はあ公立公的あるいは私立に 関わらずまた診療所も含めてですねえ全国 の医療機関がコロナの診療に全力で 取り組んで国民の皆さんの命や健康を守る ためにえ役割を担ってきたということがお 分かりいただけると思いますえどうぞ よろしくお願い申し上げます本当に医療 従事者の皆さんが色々な境で私たちのため に奮闘してくださった様子が改めてよく わかるお写真ですねではパネル ディスカッション始めていきたいと思い ますまずは大曲先生あの第1部でもご講演 いただきましたが感染症に関連した国の 危機管理の式命令系統に関して言うと行政 組織の役割と権限がそれぞれ分かれていて その調整ができなかったことが問題だった わけですねそうですねやはり そのやすい式命令系統を作ってで調整をし

ていればもう少しスムーズに行った面は やっぱりあっただろうと思いますなるほど でその教を踏まえてその司令と式系統など がうまくいくようなことをこれから準備を 今ままさに始まってるという話でしたね そうですねまずはまあの感染症非常に影響 が大きいのでま政府レベルで対応が必要 だろうということではいま1つ法律を改正 して内閣ま感染症機管理統括長ってのが できたんですねうんまさに令ですででも それだけではだめで実際に感染症対策を 行政でえ行う必要があるのでそこは厚生 労働省の中に感染症対策部ってのができた んですねはいでそこをよくワンストップ サービスって実際その立場の方おっしゃっ てましたけど感染症に関連した行政的な ところを全部そこに集中させてるんですね ワクチンとかも含めてでそこで実際の行政 的なところを行うという風に整理がされ ましたうん森井先生日本以外の各国の実際 にご殺いただいてお話のご講いただいたん ですけれども国ごとにあんなに違ったんだ というのが驚きだったんですけれどもこの 式命令系統で言うとあのご殺になった国々 はそれぞれどうだったんでしょうかえ 例えばですねえっとイギリスはジョイント エマージェンシーサービスという形でえま 様々な行政え主体がま統合的にあこういっ た危機に対応するということがますぐに そのスキームで動き始めたんですねで動き 始めたんですが実際そこはま増えふけ踊ら ずというか命令は下るんだけれども実際に 見る医療機関の数をそのことによって限定 してしまったわけですどうしてかって言う とそれに対応するのは一部の医療機関で あるという風な位置付けがやっぱりなされ ていたのででその中で特にま大きく分けれ ば関りであるGPがま機能が与えられずに でアキュートトラスと呼ばれる病院がま 対応したとでフランスもとても似ています でフランスもプランブランという危機対応 の行動計画があってでそれが発動して動い たんですねでそのことによって15番に 電話しろサミに電話しろすなわち救急者を 呼んで全てえ医療にかかってくださいと いう形にしたがために医療崩壊してるわけ ですなのでここは結構パラドックスなん ですよそれを実際に動くところまでどこ までイメージできてたのかどうかそのが やはり今回テストされたという風に考えて ますつまり式命令ケトがまあればいいって わけじゃやっぱりなかったという おっしゃる通りですことですよね逆に うまくいったところてそのあったんですか それがヨーロッパの中で見ればやっぱり

ドイツがうまくいったように見えるわけ ですでドイツの特徴は90でコロナ診療の 95%をいわゆるハウスルツとまあもう 少しえ別の言い方まアルゲマメディなて 言い方もありますけど要するに総合意と 呼ばれる人たちだけではなくて会議位全体 で見たんですよなのでもう少しこれを威し て言えば聞きたをするんじゃなくって日常 の診療の中で扱える限りにおいては日常の 医療提供体制で扱うという態度をまドイツ は取ったわけですねでそのことが医療一迫 特に貴重なあリソースである病院の リソースをま食いつくないで済んだという ことに繋がったんだろうという風に思い ますうんなるほどええそしてあの式命令 系統だけでなくあの当初思い出しますと 大曲先生あのマスクや防護服などが供給 不足になったというのは思い出すとあった なと思いますしあとPCR検査体制も不 十分当初不十分であったということも課題 になったと思うんですけどこの点について はいかがでしょうかいやもう大変でしたよ ねでやっぱりえまマスクですとか防御具が ないと実際ミルがーのまスタッフですよね からすればやっぱ怖くて対応できないです よねはいまそれが結局医療機関の側でえ このコロナの患者さん方を見るまよくら キャパシティなんで言い方しますけど 見れるその幅を狭くしてしまった面はうん あると思いますしあとは検査もすごく大事 で検査を絞ったとか絞らないとか議論も ありましたけどもそもそもそれ以前にです ね僕もずもうすごい覚えてますけど 2022年の3月4月は検査すごくやり たかったんですよね僕らは患者さんの山 ほどいらっしゃるんで でも検査のする機会はありましたけど主役 って言いますけど検査するための薬品です よねそれがないんですよで欲しいので 取り寄せようとするといやいやもう ヨーロッパと北米で大流行になっていて そこにお薬は行ってしまってるので日本に 来るのは数ヶ月先でて言われてま愕然とし たこと覚えてますねですのでまもうこれは も大反省ですけど次はそうならないような 準備というものがやっぱりいるなと思って ます次も大曲先生に伺いたい不足もうん これは当初叫ばれましたけれどもこれに ついてはこれもすごく大変でしたまよく 言われるのはま日本はベッドの数多いんだ なんで受け切れないんだってよく言われ ましたしその声はもすごくごもだと思い ますまでも実際にまだまだある意味あの 得体の知れない感染症でしかも感染対策に それなりのまリソースって言うんですかね

設備とか施設とかもいる中であのじゃあ すぐにコロナの患者さんなりを受け入れて くださいって言われて何の準備もなしに ですねすぐに受け切れる医療機関が早々 あったとやっぱ思えないんですよねやっぱ 厳しかったと思いますうんでま結果的に それじゃいけないってことで途中からは 自治体と病院が例えば契約を結んでいっ たりしてまそういう病院重点医療機関 なんて言われましたけどそこではコロナの 患者さんのためのベッドを確保していって 見ていってという形にしてだんだんコロナ の患者さんが入院できるベッドの数が増え ていって受け入れができるようになって いったんですけどまそれも途中からの話な んですねはいだからやっぱり次のことを 考えればももそうならないのやっぱり準備 はいるんだろうと思いますうんはい川内 先生はこの点いかがでしょうかそうですね あのやはり感染を防ぐための基本的な必要 事項っていうのは あのきちっとあってそしてまそれは感染症 によって特徴が色々ありますけれども基本 的な対応のこのやらなければならない ことっていうのは決まっているのでえそれ ができるような体制を準備しておくという のはもう基本中の基本だと思います一方で その本当に必要な手袋やマスクやガウンが ないという自体はこれはあのとっても 準備不足だったなっていうのは明らかだと 思いますそれから病床についてもきちっと 手当てをすべきなのは言うまでもないの ですけれどもえ医療資源っていうのはどう しても限りがあってえいざ使うために多く を開けて準備しておくというわけには なかなかいかないのでその辺りをよく考え ながら無駄のないような準備が必要だなと いう風に思いますうんありがとうござい ますえでは話題を変えまして未の感染症に 医療現場がどう対処していくべきなのかと いうテーマについて次はは考えていきたい と思いますあの日本は当初未知の進行感染 症ということで感染症法に基づきえ新型 コロナウイルス感染症は指定感染症に 位置付けられましたが大曲先生まずこちら についてはえいかがでしょうかこれ分かり にくかったと思うんですけどやっぱり順番 がいるんですよねでうん感染省に対して 行政的なことも含めて対応するてなると大 前提は感染商法で法律で指定をしないと いけないですよねこういう感染症です 例えば1類とか2類とかま5類とか感染症 がありますで新型コロナウイルス感染症 っていうのは全く新しい感染症だったので 感染症の法律での位置付けが何にもなかっ

たんですはいで位置づきをするには法律を 変えないといけないんですでもそれ時間 かかりますでその時にもうでも対策はし なければいけないっていう時に使える手段 としてはその指定感染症っていうものが あるのでそこにに指定をしたとで指定感染 症では感染対策がある程度柔軟にできるの でえ現状その状況に応じた対策をまずは やっていったってところですねえま後々法 改正はされましたけれどもはいはい森井 先生あの海外ではこういうことに関して どういう状況だったんでしょうか混乱が 大きかったのはイギリスとそれから第1波 までのフランスなんですねはいでえこの2 つの国にえあのある特徴というのはどちら もですねいわゆる登録性のあるり制度を 持っている国なんですで対して比較的 うまくいったドイツというのは登録性の ある国民がどのお医者さんを関り付けと するのかということについて登録する必要 のない国なんですねうまくいったドイツと いうのはなので特に私がまその防御壁とし てのそのファーストタッチの診療とか あるいは継承者の対応をのところをですね え非常に充実させるというの課題だという 風に指摘しているんですがそのことはです ね必ずしもかりいというものを登録性えと してえその制度として持つべきだという ことにはつながらないということなんです でもう1つの特徴はイギリスとフランスは ですね思いっきり身構えてですねえこれを 聞き対応として扱ったんですはいでここが ですねえ聞き対応として扱うことの危うさ なんだと思うんですよねなのでここは本当 に我々のの教育としてもですねやっぱりわ ないといけないところだろうという風に 思っていますじゃ必ずしもそのどうこう 一致づけるかとかあの指定がどう法律がど うっていうとはちょっと別のが必要かも しれですで大事なんですけどそれは特に 初期の段階では大事でえところがですね 例えばフランスが途中でギアチェンジした ような形でえまどっかでモードを変えない といけなかったんですねはいやっぱ柔軟に その状対応していけるかどうかいうこと ですおゃ通りですねはいか先生あの私たち 国民はこの未知の感染症に対してどう対処 するべきなんでしょうかはいま未知の感染 症が入ってくるということは国民の皆さん にとっても非常に不安が大きいと思います ですからこの感染所はどういう性質を持っ ていてどういう対処が必要なのかという 情報をいかに早く正確に把握してそして それを国民の皆さんにしっかりお示しを するということが極めて大事だと思います

対応を変えなければいけない時期っていう のが必ず来ますからそこのところが国民の 皆さんに分かりやすい形でこういう風な ことが分かったので対応はこうしますって いうような形で行くべきだという風に思い ますうんで私たち市民もその情報 リテラシーとかメディアリテラシを今回を 気にやっぱりその意識を高めたいです情と いうことで正しい情報っていうのは やっぱり信頼のけるところのえ厚労省から 出しておるものとかま自前で恐縮ですけど 日本医会が出しているような情報は必ず 国民の皆さんにあのお役に立つ正確なもの を出していますのでそういうのを利用して いただきたいと思いますか先生あの続けて 伺いたいんですけれども情報リテラシーと いう意味でもこう関係あるかと思うんです がこの中で医療従事者への誹謗中傷という 問題もあの起きていましたよねおっしゃる 通りですね医療従事者があ色々なあの言わ れのないえ中傷を受けたりま風評被害です ねいうようなことがあって医療職であると いうだけでご家族が全然関係ないご家族 までもとても辛い思いをなさったという ことがあって非常にあの不幸なえことが ありましたのでですからあのま日本市会は あ2020年年の10月から12月の3 ヶ月間にえ都道府県司会のご協力のもに 色々なあのアンケートの調査をいたしまし た回答数は約700件いただきました けれども事例をしっかり幅広く共有する中 でですねえ言われなき差別というような ものが決して起きないようにですねあの やっていかなければならないという風に 思いますでそのことについては日本市会も 色々なあのツールを使ってえ例えばあの 多くの方に見ていただける動画の チャンネルなども使ってえあの発信をして きましたで今後もこのこのようなことは 決しておきないように国民の皆さんのご 理解をいただかなければならないと思って いますうんで同士にま繰り返しになります けど私たちもこう情報リテラシーでこう 正しい情報を正しく受け止めて行動するて の本当にね大事ですまたむに根拠なく視 するのも危険なので正しく恐れるという ことが大事だと思いますはいうん ありがとうございますえさてあの新型 コロナに付随する問題として免疫力の低下 という問題もあったということであの具体 的には新型コロナでの自宅待機や行動制限 によって扁桃炎福炎中字円が治りにくい あと橋の流行などま感染症の重症化や長期 化する患者さんがま子供か大人まで増えて いると伺いましたが大先生いかがでしょう

そうですねままさに今あの冬の真ん中です けどま我々自身もまさに生活で実感してる ところだと思いますはいまこんなにその 多くの人が風を引いて子供も含めてって いう時期ってなかなか今までなかったなと 思いますでま通常はでもまなぜ起こったか と言えばやはり逆説的ですけどコロナ対策 をやったことの影響ってのやっぱあるん だろうと思いますええ普段は我々いろんな 感染症を美生物にさらされてでまえ症状が 出る時も出ない時もありますけどそれで ある程度免疫系はま鳴らされてるというか 刺激されてるところあると思いますでそれ である程度なんて言うんでしょうね状態が 保たれてるとこあると思うんですけど コロナの間はマスクもししましたし いわゆるソーシャルディスタンスもあった のでそれてやっぱ感染症になるリスクは 下げるんですけど感染症になるチャンスも なくなるのでまその分に自分の免疫が刺激 されるってこともなくなるんですよねうん そうすると今まで持っていたいんナ生物に 対する免疫がちょっと弱まるまボケちゃう というかそういうとこあると思いますそこ でみんなが生活を意元に戻すと一気に いろんなウイルス等がにさらされてで発症 しやすくなるといったことあると思います しまそういう状況を今見てるんじゃないか なと思いますま発症してもなるべくそのま それこそ継承でなどんな病気でも済むよう にま今こそまたこう健康管理というかええ えね私たち大事になってるのかもしれない ですね 仮にかっしても基本的な管理ができてれば そうそう重くなるものではないのでまそう ですね今は美物にさらされやすい時なのか もしれないからこそ普段の体調管理が今 1番すごい大事なのかもしれないですね 先生はどのようにお考えあのそうですね 大曲先生がおっしゃったようにえこれまで に経験のないあの極端な こう病原から隔離されるような環境を実現 させですけどその結これまで経験がない ように急にここに来て色々な病気が一斉に 流行ってしまうということが起こってきて いますしってやはりあのきちんと体力を 維持してそしてえ急速をちゃんと取って 食事もしっかりバランスよく考えてという 元々の体力を維持していくという取り組み をしっかりやっていけばあの十分 乗り切れることだろうと思っています ありがとうございますえさあ1月1日に 起きましたノ半島地震で本当多くの方 避難所生活を強られていますであの地震 大国と言われる日本ではどなたにもこの

ようなことが起こる可能性もあります大曲 先生あの避難所での感染防止という観点 から気をつけないといけないことまこれ 寒い時期と暑い時期それぞれ違いもあり ましたら合わせてお願いいたしますああの そうですね避難所やっぱり定のスペースに 多くの方いらっしゃいますもんね人の距離 も近いですしま注意をしないと空気も淀む というところもあるので非常に感染し やすいのは間違いないと思いますやっぱり 多いのはまインフルエンザですとかコロナ とか普通の風のような呼吸機感染症とあと はま時期にもよりますけどお腹壊す例えば ノイス感染症のように下痢したりま ちょっと戻しちゃったりっていうのも 流行りやすい状況ですよねはいで季節性 っていうのはインフルエンザとかコロナの ような呼吸機の感染症はまあ夏でも十分 怒れると思います夏だからこそ暑いので 締め切っててありますもんねうん怒り やすいと思います消化間の感染症はま冬に 多いイメージはありますしノイス感染症 なんてのはま実際多いだと思うんですけど までも夏は安全かって言うと決してそうで もなくてま例えば調理の仕方とかがうまく いかなかったりするとそこでま微生物が 紛れ込んで食中毒を起こすとかそういう こともあるんですよね季節性があるとすれ ばその辺りの違いはがあるかなと思います うんもそれこそ避難所生活ではあのもう心 にも負担があってうんあの免疫にもきっと 負荷がかかるから自分も気をつつけるけど 周りも気にしてあげるっていうそういう その優しさみたいなものもすごく大切に なりそうですねそうですねすごくそその 通りだと思いますうんさあえそれではあの 課題を踏まえて今後のま対策という部分に お話を進めていきたいと思うんですけれど もまず大曲先生国ではどのような取り組み が進んでいるのか改めてお願いしますはい ま現状のコロナにどう対応するかってこと もありますしそれやってますでただやはり 次にどうするかっていうことではいくつか 準備がありまして1つは組織のところです ねあの先ほど話にも出てきた政府レベル ですと内閣のそのいわゆる感染症危機管理 統括庁っていうものができましたしはい その式命令系統の下に厚生労働省には感染 症対策部ができましたあとはその式命令 系統に正確な質の高い情報を持ち込むあの 必要があるので今国立感染症研究所とま私 のいる国立国際医療研究センターの統合と いう準備がされてますそうすると国立健康 危機管理研究機構という新しい組織ができ てそこが非常に正確な事実研究成果をその

式命令系統にちゃんと提供するということ で全体が回るようにしてますこれが1つ ですねもう1つは新型インフルエンザ対策 の特別措置法という法律がありますこれ コロナの時にも使われましたでそれに 基づいて政府が行動計画って作ってるん ですねただやはり今回のコロナのことも 経験しましたのでその行動計画をやはり 変えていく必要がありますでそちらに関し ては昨年からあの議論が始まってましてま 今年の夏ぐらいまでには改定がなされる そういう予定で動いてますうんはい アメリカだとあのコロナすごくCDCと いうのをすごく聞いたんですけれどもその 日本でも見たようなと言いますかこう組織 はいをあの作ろうとしているという風に 考えてもいいんですかえあのおっしゃる 通りです米国市理士有名ですよねで米国 CDCやっぱり信頼がすごいですあの米国 の国民からの信頼医療機関からの信頼が すごいので日本でもそういう組織が必要 だろうっていうところから議論は始まって いってえ先ほど申し上げた新しい機構が今 準備されてるんですねうんだ日本の気候は 1つ特徴があって正しい正確な質の高い 感染え究の事実を伝える出して伝え るってことも大事なんですけど一方で実際 に専門家対応できる人々をを患者所の患者 さんに実際対応する資料をするそれだけ じゃなくて必要な場所には対応できる人材 を送るってこともやるんですねもちろん それに必要な人材育成もありますけども それもやるのが日本の新しい気候のま米国 CDCとは違う特徴かなと思います先生 日本司会ではどのような取り組みが進んで いますかはいあのより幅医療機関があ感染 症対策の基本を常に更新して更新っていう のはもうちょっとしばらく離れていると 忘れちゃうこともあるのでそれをあの定期 的にしっかり研修を繰り返すことができる ような取り組みを全国でえきちっと定期的 にやっていくということがすごく大事だと 思います仮に自分の診療所が非常にその 狭いスペースでうまく対応できないとして も地域の発熱外来とかあるいは予防摂取と かもう貢献すべきえ機会はいくらもあり ますのでそこで感染症の基本的な知識を しっかり生かすということが求められて いると思いますあの森井先生のお話にあっ た医療提供体制の足腰が実は日本はすごく あの強いんだと話が感動したんですけれど もせっかくその足腰が強いんだったらそれ がま自由にその体制が活かせるように そしてあの医療従事者の皆さんがその場で 活躍していただけるようにという対策がま

今後こ見直されてこう作られていくと本当 いいですよねおっしゃる通りですねでその ためにはやはり今若一先生がおっしゃった ように全ての医療機関が一定程度の感染 対策をできるということがやはりあの コロナ以前よりも求められる時代になっ てるということをやはり我々医療者自身が 肝に命じないといけないんだろうと思うん ですよねそこがやっぱり1番重要な ポイントだと思います ありがとうございますえさてここからは 事前に国民の皆様からお寄せいただいた 質問に回答していただくというパートに 移りたいと思います実はたくさんのご質問 お寄せいただいておりますその中から特に 多く寄せられた質問に対してえ各先生方に お答えいただきたいと思います国産の ワクチンも認可されましたが同じメーカー のワクチンを継続して打った方がいいか どうなんでしょうかとえまた インフルエンザワクチンとの今後ワクチン はできないのでしょうか摂取が1度で済む と助かりますさらに副反応が軽減される ワクチンはできるのでしょうかとえ ワクチンに対してはあの色々な質問 いただいてるんですが構先生いかが でしょうかはい分かりました新型コロナ ウイルスのワクチンについてはえこのう 我が国でえ承認されて使えるようになって いるワクチンであればあのあのま前に打っ たものをまたもう1回追加で打ってもいい しワクチンの種類が変わっても効果は十分 期待できるしあるいは安全性に問題はない という風に考えていますから前のワクチン と変わることをそんなに気になさる必要は ないと思いますそれから季節性 インフルエンザのワクチンとそれから新型 コロナウイルスのワクチンがえ1回で済む ようになるというのはとても魅力的でその ためのい今色々研究は進んでいますけれど も我が国においてえそのようなタイプの ワクチンはまだ承認されてないので現在は あの季節性インフルエンザのワクチンと それから新型コロナのワクチンはあの それぞれ打つということになります同時 摂取も可能ですし別の機会に打つという ことも可能ですはいあと副反応が軽減さ れるワクチンはないのでしょうかという質 反のそれはもうあの常にワクチンに対して はより副反応が少なくて効果が期待できる ワクチンをメーカーは一生懸命今開発して いるのであのそこに大いに期待したいと 思いますはい2問目もか先生にお答え いただければと思うんですが同じく ワクチンの質問ですワクチンを摂取でき

ない方はどうすればいいですかといだいて いますあのワクチンの摂取を希望されても 体質が合わないえワクチンの成分に体がえ 特別強く反応してしまってワクチン受け られないという方もおられますでその方は 不安がお強いと思いますけれども基本的な あのえ感染対策をしっかりなさることと それから極端に体力が落ちないようにです ねえ日頃からなるべく調子を整えておくと いうことを心がけられれば仮にワクチンを 受けら受けることができなくてもあの 大丈夫だという風に考えますはいえでは3 問目です新型コロナウイルスは語類に移行 されましたが語類のままで本当に大丈夫な のでしょうかという質問をいただいてい ます森井先生いかがでしょうかえそうです ねあの私は語類が妥当だと思っていますえ というのはですね去年2023年の5月8 日にえご例になる前は何だったかというと 新型インフルエンザ等感染症だったわけ ですでこの新型インフルエンザ等感染症と いうのは行政上ま様々な国民に対する試験 制限をできるようになる位置付けではある んですが実はそのできる範囲というのは1 類感染症よりもきついことができるわけ ですなのでエボラとかペストよりも重く見 られた感染症だということなんですよねで それは疾患の実態から見て明らかに ミスマッチなので新型インフルエンザと 感染症のままでいくのは問題が大きい だろうと合にすべきだであるという風に 思っていますありがとうございます続いて 4問目ですコロナ感染後にはどんな行為症 が多いんでしょうかとえ大人と子供で行為 症の症状に違いはあるのでしょうか行為症 になった方々は平均してどのくらい症状が 出続けるものなのでしょうかという質問 いたいています大曲先生いかがでしょうか そうですねあの行為症ですけれども多い 症状としてやっぱりいわ呼吸機って言わ れる症状ですよね咳が長く続くとか うんうんあのといったのが一番多いですね あとやっぱダさです検体感あのかかった後 に誰さが続くってことよく話聞きますで 大人と子供の違いなんですけどもま症状 自体大きく違いはなさそうなんですけど 頻度がやっぱ違うみたいですね子供の方が 大人よりもその行為症が出る頻度はかなり 低い1/4から1/5ぐらいですかね だいぶ低いですま元々子供のコロナ事体が 軽く住みやすいですのでまやはりこうしも 似たような傾向がありそうですねあとは 症状ののその平均の期間っていうのが表現 しにくいんですけどよく言われるのはえ かかってからえっと2ヶ月経ってもまだ

症状が残ってる方これがまWHOの資料と 見ると大体10%か20%ぐらいなんです ね結構な比率ですねでそれが3ヶ月4ヶ月 ぐらいだ経つとですねま多くの方々の症状 はあの消えていきますでもやっぱ長いです よねなかなか厄介なあの問題だなと思い ますうんはいも実はあの新型コロナ パンデミック本当に初期に2020年の4 月にあの感染して中東症まで行ってま非常 に辛かったんですけどもうおっしゃる通り 2ヶ月ぐらいはあの席が続きましてなんか 元の自分に戻ったかもと思えたのは8ヶ月 ぐらいかかったんですよねなので多分多く の方々はなんかいつまでこれが続くん だろうとか治るんだろうっていう不安を 抱えていたあるいは今もね抱えてる方も いらっしゃるのかうん 声ありますかそうですねやっぱり僕 いろんな方の声を伺うとやっぱりこれ本当 にこの症状が取れるんですかって ものすごくおっしゃいますそのすごくよく 分かりますでもあの今おっしゃったように ある程度時間が解決する面があるのはあの 実際だと思いますま人によっては4ヶ月か もしれない8ヶ月かもしれないけれども 時間が経てばみんな改善していきますただ 稀にやっぱりあのコロナの行為症のように 見えて実際行為症なのかもしれない違う 病気なのかもしれないんですけど ものすごく強い検体感とか頭がぼんやり するとかってのがもっと長く続く方 いらっしゃるんですよねそういう方々は やっぱりしっかりとあの医療機関で調べて もらってていうことがやっぱ大事かなと 思いますはいありがとうございますえ続い て5問目ですえ現在妊活中なのですが妊活 中や妊娠中にコロナにかかったら妊娠し にくくなるとかお腹の中の赤ちゃんに影響 があったりということはありますでしょう かという質問いだいていますか先生いかが でしょうかはいあのまずコロナの感染に よってその後妊娠しにくくなるという はっきりしたデータはないと思います一方 で妊娠中にコロナにかかったために妊婦 さんのそのコロナの症状が重症化しやすい という経験はありますうんでこれはやはり あの妊娠というま体にとって非常に大きな 変化ですからこれによって少し免疫の様子 が普段と変わるからあのコロナの感染に 対しての症状が強くなるということはあり 得るかなと思いますしかしあの妊娠中に 感染すると赤ちゃんに非常に重徳な問題が 生ずるいくつかのウイルスが知られてい ますがコロナについてはそういうことはあ 今あの見られていないのでそこまで不安を

感じになる必要はないと思います ありがとうございますえでは6本目です 新型コロナウイルスは今後 インフルエンザーのようにそこまで危険度 は高くないが身近なウイルスとして人類と 共存していくんでしょうかまたこれまでの ように感染者が爆発的に増える可能性は あるのでしょうかあるとするとどんな条件 や状況で起こり得ますか感染力の強い新た な方が発生し流行ることもあるのでしょう かとご質問いたいいます大曲先生いかが でしょうそうですねあの今後今流行って いるコロナウイルスどうなるかていうこと に関してはあのま多くの専門家もそうです し私も同じ意見ですけどもま インフルエンザですとかあのあるいは他の 風のウイルスによる風がありますけど同じ ような病気になっていくんだろうと思い ます消えるってことはないんだろうなと 思いますでじゃあそのまま静かなままでい てくれるかって言うとそこは分からないと いうのがありましてというのも今回我々 学んだのはこのウイルスってすごく近海に 2週間に1回って言いますけど遺伝子が 変わってきますもんね変異って言います けどはいでそれが偶然例えばすごく病原性 が高まるつまり我々がかかった時に重症に なりやすいようなものに変わるでなおかつ 人にから人に相当映りやすいって状態が 保たれてしまってなおかつ重症度が上がる とやっぱ大問題になりますよねその時には ま想像したくないですけどもし万が一そう いうことが起こったらまた対策に関しては めたりとかそういうことはま考えざる得 ないかもしれないですねそれでは最後の 質問です次の進行感染症に備えるにあたっ て市民レベルで防災と同等くらい自分ごと となるような啓発や学びの仕組みづくりや メディア戦略についてお考えを聞かせて いただければという質問をいただいてい ますこちらはあの3人の先生それぞれにま この質問のお答えをもって本日のパネル ディスカッションのまとめということでお 答えいただければと思いますまず森井先生 いかがでしょうかそうですねえっとまあの メディア戦略というわけではないんです けどあの市民にとってえ何が重要かって いうことをあの少しあのお答えさせて いただくと1つはですねえやはり市民に とって自分の信頼のできる関り意を平時 から持っておくということは非常に重要で あってえこのコロナの経験を通して得られ た教訓の1つだろうという風に思います 感染症有事といえどもですねやはり平次の 延長戦上の中でえまそれを考えていくと

いうことをやっぱしていかなければまた そういう市民が多くいなければ感染症指定 医療機関であるとか大曲先生の務めておら えるような国際医療セタのような病院に殺 することになってしまうんですねなので やはり平次の延長戦上で考えられる部分を 考えるというために兵次がないと話が進ま ないので確率経由をそれぞれがおくという ことがまずは大事ですでもう1つはですね え例えばえ医療機関で院内感染が起こり ましたクラスターが発生しましたっていう 時にこれをですね日本ではとか悪いことが 起こったという形で医療機関をま盛に 攻め立てるということがメディアも含めて 起こったんですねでこれは先ほど若一先生 がおっしゃったようなその医療者に対する ま言われなき差別の問題と同根の問題です 内感染のようなことが起こるのは確かに 減らしていかないといけないだけれども0 にすることはできないわけですでそれが 起こった時に医療機関を攻め立てるという ことになるとやはり医療機関もそこにそう いった患者をですねえ受け入れるのにま二 の足を踏むとかですねえ市民にとっても かって不都合な自事態を招くことになり得 ますのでえまそこはですねメディア リテラシーそれはメディアの側もそれその 情報を受け取る側もですねえまあ成熟した あの知性を持つべきだろうという風に思っ ていますはいありがとうございますえ大曲 先生お願いしますそうですねやっぱり情報 はすごく大事でそれによって皆さんが行動 をしっかり変えられるっていうの ものすごい実感しましたそういう意味では コロナ以降あの各自治体なんかがあの情報 すごく出すようになったと思うんですね 感染症に関連するすごくいいことだと思っ てますでなおかつそこをメディアで しっかり取り上げていただいてみんなの耳 に目に届くよりもっと届くようになれば いいかなとあの思っていますでただ1点 ずっとこれ僕も考えていてこの際やっぱり お願いしたいなと思ってるのは教育だと 思うですリテラシの話があったんですけど やっぱ子供の時からのその防災教育も子供 の頃からやってますもんねうんいやだっ たら感染症教育も子供の頃からもっとやっ てほしいなってすごく思いますし同じ ぐらいその我々の生活に影響がある とんでもない問題なんですから子供の頃 からあのちゃんと教育をもっと受けられる ようにあのしたいなとあの思ってます ありがとうございます小先生お願いします はいこの感染症に対してもお防災と同じ ように自分ごとして捉えるということは

非常に大事だと思いますで今あの子供の時 からの教育というお話も出ましたえ おっしゃる通りだと思いますそれでやはり あの振り返ってこういう新たな感染症が 起こった時にはどういう風に対応したら 良いのかということをま時々考えて いただくと習慣をつけていただくことが 大事だと思いますその中で今はあの メディアの情報特にまインターネットを 通してられるようなものにはかなり極端な 意見もあったりこれはどうもあまり根拠が ないんではないかなと思うようなものも ありますけれどもそういう情報に限って 非常に魅力的に感じてしまう場合もあるの でえ色々な情報をも色々比較しながらあの 冷静にその中で自分はどういう風に考える のかということを常にまやっていく試みを 継続することが大事だなという風に思い ますありがとうございますあの今後ねまた いつ起るかわからないこの未知の感染症な んですがま今回の新型コロナウイルスの 教訓を生かしてえすでに色々な対策が 始まって進んでいることがあ今回のお話で わかりましたそしてあの改めてこう医療 従事者の皆さんも私たち市民もぱ一緒に あれだけ大変な思いをしたんだからそれを ね共にその無駄にしないように一緒に次に 生かしていきたいと思いが今日あの新たに なりましたえ大曲先生森井先生そして玉 先生本日誠にありがとうございました ございました以上で日本石会シンポジウム 新たな感染症に立ち向かうために新型 コロナの教訓を踏まえてを終了いたします ご視聴いただきました皆様誠にありがとう ございまし [音楽] た

収録日:2024年1月19日
2020年1月、新型コロナウイルス感染症の感染者が国内で初めて確認されてから早4年。未曾有の事態を乗り越えた経験をこれからの感染症対策にどう生かすべきか、話し合いました。
本動画は、日本医師会シンポジウム「新たな感染症に立ち向かうために~新型コロナの教訓を踏まえて~」の全容です。長時間ではありますが、ぜひ、ご覧頂き、新たな感染症に立ち向かうための対策などについて考えて頂ければ幸いです。

WACOCA JAPAN: People, Life, Style.