東京では16日、501人の新型コロナウイルスの新規感染者が確認されました。先週の水曜日と比べて61人増えていて、リバウンドの懸念が出ています。

■“大規模接種”予約拡大「結構空いていた」

 防衛省が運営する東京と大阪のワクチン大規模接種センターでは、16日から対象を64歳以下に拡大した予約の受付が始まりました。

 住んでいる自治体に制限はなく、接種券を持っていれば、18歳以上のすべての人が予約することができます。

 ニュースを見て、16日午前中に予約を試みたという、東京・中野区在住の30代主婦は、「せっかく接種券が届いているので。ちょっと空き状況だけでも見てみようと、サイトにつないだら、結構空いていたので」と話します。

 インターネットでの手続きはスムーズで、20日に接種の予約ができたといいます。

 接種を急いだ理由については、「祖父母世代とも、なかなか会えない日々が続いている。なるべく早くワクチンを打って、お互いにワクチンを打ち終わっていれば、より安心して、会えるようになる」と話していました。

■“接種券”がなく・・・若い世代に高いハードル

 しかし、東京全体で見ると、若い世代の接種には高いハードルが残っています。

 対象者全員に接種券を発送していたのは、中野区を含む3区だけでした。ほとんどの人が、予約の条件である接種券を持っていないのです。

 東京の大規模接種センターでは、対象年齢を引き下げた結果、20日までの予約枠がすべて埋まったということです。

 一方、来週分の21日から27日は、まだ2万6000人が予約できるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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