「第58回科学技術映像祭」教育・教養部門優秀賞受賞
2017年1月放送作品

私達の住む星「地球」。その大きさをご存じだろうか?答えは円周約40,075km。 現在では人工衛星などのレーザー光を使った技術から正確な地球の大きさは計測されており、もはや一般常識といっても過言ではない大きさとなっているが、私達が普段生活の中で円周約40,075kmという地球の大きさを実感することはほぼ無い。しかし驚くべきことに紀元前300頃、エラトステネスという学者によって、おおまかな地球の大きさは計測されていたというのだ。その方法は、美しささえ覚えるほど”単純”で”閃き”に満ちたものだった。更に、その実験結果から紀元前に月や太陽の大きさや距離などを予測することができたという。紀元前に行われた宇宙を知る大きな第一歩を知ることで天文学の原点に迫る。

○人類史上初、地球を測った偉人
○紀元前、既に地球は丸かった?
○月や太陽の大きさも?
○現代の宇宙観測の方法は?

主な取材先
西條敏美さん(日本科学史学会)
小久保英一郎さん(国立天文台)

*****************************************************************************
<『ガリレオX』番組ウェブサイト>
http://web-wac.co.jp/program/galileo_x/

#ガリレオX
#天文学
#紀元前

4 Comments

  1. 伊能忠敬は地球の大きさを測定するために測量という旅に出かけた。その意義は非常に深く、しかも天文学を知っていたからこそ
    実現できた成果だと考える。そしてその期限がプトレマイオス期にある事も重要だろう。単純に比較すれば、現代の様々な測定器
    を駆使して得た結果に対して、たかだか15%の誤差しかない事に驚かされる。

  2. 今から更に1800年経ったら「は!?§〒仝∀マシンが無い時代に重力波検出してる!?」とか言われてるんかな

  3. 人間の寿命にとってあまりにも星々は遠いすぎる。千も万も億も光年も生きれません。

  4. このエピソードは何となく聞いてはいましたが、映像でシエネの井戸の底を照らす太陽を見たらハッと気付く事があってもおかしくない気がしました。素晴らしい映像ですね。

Exit mobile version