1分間で約4m隆起か…能登半島地震での地殻変動量を大学准教授が調査 港の復興「東日本の時以上に大変」 (2024/01/16 01:12)

1分間で約4m隆起か…能登半島地震での地殻変動量を大学准教授が調査 港の復興「東日本の時以上に大変」 (2024/01/16 01:12)

わ うわ うわ僕らもほとんど目にすることのない近 変動量なのであの白いところが 元々水面だった高さ うんこういう仕事してますけど見たことが ない風景 です正直言葉が ない今回の地震により野半島の北岸およそ 90kmで地盤が流和島市の快速漁港では 港全体がひがいまし たいや ああ覗くだけで もさまじいここ今海の底ですよねはいそう ですで水がここに来ていてはい つまりこの陸地自体が全部上に上がってる んですよねはい海底も含めて一緒に全部 地面が上がってき たなのでこう船が引上げられた状態 元々は当然な元々はもう当然停泊していた 船なんですけど船が沈んだんじゃなくて 地面が上がってきて座しし てる磯に降りて流気量を調べますです ねもうウいっぱいいますね 下ここが全部海底だったというところに今 私たちが立っていること自体がはいはい およそ信じられないんですけれどもはい僕 も信じられ ないそこまで行くと4m30から40ぐら いってとこでしょうかうはいこの分がま 地面が流した分になります元々はあの色が 変わったところまで海があったどれぐらい の速度で上がったんですかはいこれはその 地震道が起こってる間に近く変動起きて ますのであの基本的にはその地震が起こっ ていた1分間たった1分で地面が4m一気 に上がったってことになるんですねそう ですねあのまこのこの場所だけがドンと 上がったわけではなくてこの辺り一体が 全部4m上がっていくっていうことになる のであの当時そこにいらっしゃった方は 自分が住んでる場所の土地が4m 持ち上がったっていう感覚は多分ほとんど 持てないだろうと思いますま海が下がって いったっていう感覚はあるかもしれません けれどもま結果的にその地面が流した高さ の分だけその津波の影響が少なくなっ たっていうことはあるだろうという風に 理解して ます今のノ半島ができた理由はこういった 地震の積み重ねだと指摘する研究者もい ます今回の地震は3000年から4000 年に1回の規模だというの です長期的に見ると野半島はこういう地震 活動を繰り返しながらたくさんの海岸球を

作ってちょっとずつちょっとずつ高くなっ てきた土地今回だけが特別なことなのでは なくて長いノの自然の営み の1つを見せられてるんだっていう理解 っていうのはしないといけないですね ありがとうござい ます漁業に欠かせない 港青教授は復興の難しさを指摘し ます港を復興させていかなければならない ということだと思うんですがはいただその 東日本大震災の時と大きな違いっていうの はそのここは地面が流記したっていうこと なんです東日本の場合は港は進行しました ので港の上物の整備さえしっかりすれば 元々あった港に船が入ってく るっていうことに問題はなかったんです けどここは見ての通り地面が上がって しまいましたので今ここ船入れない状態な んですねここに船を入れようと思うとこの 下のガ板を砕いて掘ってここまで船が入っ てこられるようにするとともに4m上がっ てしまった施設を4m下げないと船が 水上げができないっていう状態になります かなり長い時間がかかるとともに膨大な 予算コストがかかるということになります ですので東日本の水産復興以上に大変な 水産その作業がこれから石川県を待ってる んだという風に思っていますDET

能登半島地震は、石川県の漁業にも大きな影響を与えています。輪島市の鹿磯(かいそ)漁港で行われた、専門家の現地調査に同行しました。

金沢大学 地域創造学類の青木賢人准教授:
「僕らもほとんど目にすることのない地殻変動量なので。白いところが元々水面だった高さ。こういう仕事をしていますけど見たことがない風景です。正直言葉がない」

今回の地震で、能登半島の北岸およそ90キロで地盤が隆起し、輪島市の鹿磯漁港では、港全体が干上がりました。

青木准教授:
「覗くだけでもすさまじい」

稲垣真一アナウンサー:
「ここは今、海の底ですよね」

青木准教授:
「はい、そうです。」

稲垣アナウンサー:
「海水がここにきていて、つまりこの陸地自体は全部上に上がっているんですよね」

青木准教授:
「はい、海底も含めて一緒に全部地面が上がってきた。なので船が干上がった、打ち上げられた状態。元々は停泊していた船なんですけど、船が沈んだんじゃなくて、地面が上がってきて座礁している」

青木准教授は磯に降りて、隆起量を調べました。

稲垣アナウンサー:
「ここが海底だったという所に今私たちが立っていること自体が、おおよそ信じられない」

青木准教授:
「僕も信じられないです」

隆起の高さを計測すると…。

青木准教授:
「ここまで行くと4m30~40cmというくらいでしょうか、この分が地面が隆起した部分になります。元々は色が変わったところまで海があった」

稲垣アナウンサー:
「どれぐらいの速度で上がったんですか」

青木准教授:
「これは地震動が起こっている間に地殻変動が起きていますので、基本的には地震が起こっていた1分間」

稲垣アナウンサー:
「たった1分で地面が4m一気に上がったという事になるんですね」

青木准教授:
「そうですね。この場所だけがドーンと上がったわけではなくてこの辺り一帯が全部4m上がっていくということになるので、当時そこにいらっしゃった方は自分の住んでいる土地が4m持ち上がったという感覚は多分ほとんど持てないだろうと思います。『海が下がっていった』という感覚はあるかもしれませんけども。結果的に『地面が隆起した高さの分だけ津波の影響が少なくなった』ということはあるだろうと理解しています」

今の能登半島ができた理由は、こういった地震の積み重ねと指摘する研究者もいます。今回の地震は3000年から4000年に1回の規模だといいます。

青木准教授:
「長期的にみると能登半島はこういう地震活動を繰り返しながら、たくさんの海岸段丘を作ってちょっとずつちょっとずつ高くなってきた土地。今回だけが特別なことなのではなくて、長い能登の自然の営みの一つを見せられているんだという理解はしないといけないですね」

漁業に欠かせない港ですが、青木准教授は復興の難しさを指摘します。

青木准教授:
「東日本大震災の時との大きな違いというのは、ここは『地面が隆起した』という事なんです。東日本(大震災)の場合は港は沈降しましたので、港の上物の整備さえしっかりすれば、元々あった港に(船が)入ってくるという事に問題はなかったんですけど、ここは地面が干上がってしまいましたので、今ここは船が入れない状態なんですね。ここに船を入れようと思うと、下の岩盤を砕いて掘ってここまで船が入ってこられるようにするとともに、4m上がってしまった施設を4m下げないと、水揚げができないという状態になります。かなり時間がかかるとともに、膨大な予算、コストがかかるということになります。ですので、東日本(大震災)時の水産復興以上に大変な作業が、これから石川県を待っているんだという風に思っています」

21 Comments

  1. 復旧には地盤を下げるとかじゃなく単に港をもっと海側に出していく、新しく港を建設すれば良いのでは?浅くなってしまった所は埋め立てするのみですね。

  2. 海岸の断崖絶壁が出来るにはこのぐらいの隆起か陥没する必要があるから不思議ではない。

  3. これはもう、ポンツーン式の桟橋にするしかないですね。
    応急なら、古い貨物船でも買ってきて座礁させて仮桟橋にしてもいい。
    産業規模とインフラ再整備の費用対効果を考えると、今まで使っていたのと同様の港を再整備は非現実的に見えます。
    できるだけ低コストで素早く整備できる形式にして、その分を漁民や関連産業の移転集積の補償に回す方が多くの人が幸せでしょう。

  4. 掘るの?海まで港を整備するのかと思った。
    学者としてこの大変動に立ち会った興奮はあるのかな。
    人間は小さいね。

  5. 4m隆起しても津波が到達してたってことは実際はかなりの規模の津波が来てたんだね

  6. 隆起した地形と広大化した砂浜は実際に見てみたいですね。
    いずれは観光資源にもとは思いましたが、漁業関係者には辛いですよねえ。

  7. 隆起の範囲気になりますね、どこまで内陸に影響を及ぼすとか、例えの話ですがもし日本全土が4m隆起したら富士山の標高、すべての山の標高も上がりますね

  8. 来た津波が1m、地面の隆起が4m。当時でた5mの大津波警報は地面の隆起を考慮しなければ非常に正確な予測だったのだな。

  9. そんな掘削していたら復興はいつになるかわからないんじゃないかな。それよりも港をもっと先まで伸ばして港の土地を広げるようにしたらいいんじゃないかな。

  10. なんら驚くべきことでも無い、過去にも秋田の象潟など海面隆起があった痕跡は他にもある。地震と海面上昇は十分あり得る。

  11. 何百年後かの人類にとっては史跡になってそう
    昔ここは港だったんですよみたいな

  12. 地殻(地球)も生きてるんだな
    大地震もその生命活動の一貫なのか

  13. まさか4mも隆起してしまうとは。大人2人を超える高さだ。自然の力ははかりしれないな。それもたったの1分でなんて。

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