内閣府が発表した5月の「景気動向指数」は、現状の景気を示す指数が3か月ぶりに悪化しました。

 内閣府が発表した5月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」が「92.7」と、前の月から2.6ポイント下落しました。3か月ぶりの悪化です。半導体の不足によって自動車の生産が落ち込んだことや、緊急事態宣言が出されたことによる消費の低迷などが影響しました。

 一方、指数の動きから機械的に導かれる景気の基調判断については、「改善」とし、これまでの表現を据え置きました。また、数か月先の景気を示す「先行指数」は1.2ポイント下落の「102.6」で、12か月ぶりに悪化しました。(07日16:04)

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