泊原発の再稼働に向けた審査が続くなか、北海道電力は27日、取り組んでいる安全対策を公開しました。
泊原発では、高さ19メートルの防潮堤を新設する計画で、工事に使われるセメント改良土の製造プラントが公開されました。
この改良土はコンクリートに似た性質ですが、長期間にわたり強度が保たれるのが特徴です。
また、電源が喪失した場合でも炉心を冷やす水を送り込めるように、移動式電源車を使い、電源を確保する訓練も行われました。
花城護記者
「こちらは中央制御室と同じスイッチやモニターを使った模擬運転室です。これから職員が訓練を行います」
さらに、泊原発3号機の模擬制御室では、一次冷却水が漏れ出した想定の訓練も公開されました。
泊原発の再稼働審査を巡っては、先月、国の原子力規制委員会が想定する津波の大きさについて、北電の検討結果を了承し、現在は火山の想定などを審査しています。2023年11月28日(火) 10時37分 更新
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