来年1月の全国大会出場をかけて行われた、春の高校バレー宮城県大会決勝。女子は古川学園、男子は東北が全国大会への切符を掴みました。
利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで行われた宮城県大会決勝。女子は、1月の全国大会で日本一に輝いた古川学園と、初の全国出場を狙う聖和学園が対戦しました。
古川学園は、1年生ゲームキャプテン澁谷美穂選手や、大会最長身183センチの中川いちの選手など1年生スタメンが得点を量産。8連続得点もあり1セット目を奪います。
2セット目も古川学園が奪い、迎えた第3セット。聖和学園が意地を見せます。
ゲームキャプテン塗桃寧選手やエース熊谷紗彩選手など3年生が得点を重ね、一時3点差と食らい付きますが、最後は古川学園が圧倒。19年連続44回目の全国大会出場を決めました。
照井莉子キャプテン
「自分たちは全国大会での経験も浅いので、まずは1つ1つ一戦必勝で戦いたい」
澁谷美穂選手
「1本1本楽しんで全員で輝きたいと思っています」
一方、男子は東北と仙台商業が7年連続決勝で対戦。第一セット、全日本高校選抜にも選出された、東北のキャプテン坂本アンディ世凪選手が口火を切ると、そこから8連続得点。世代屈指の高さを生かし仙台商業を圧倒、1度もリード許さず第1セットを奪います。
第2セットは仙台商業も持ち味を発揮。伝統のコンビバレーを見せ、東北の高さに対抗します。しかし終盤、最高到達点チームトップ東北・畠山寿人の高さとうまさを活かしたプレーで突き放した東北が2セットを連取します。
第3セット序盤、仙台商業キャプテン千葉颯大選手や、1年生エース高橋伶選手が決め仙台商業がくらいつきますが、坂本を中心に圧倒的な高さで得点を量産した東北。2年連続の全国大会出場を決めました。
坂本アンディ世凪選手
「素直にうれしいです。自分たちの目標は日本一なので、春高の舞台で最後いい形で終われるようにしたい」
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0:45聖和さんさあ