知床半島斜里町のウトロからHTB依田アナウンサーの中継リポートです。

 所々雲がかぶっていますが、雪の知床の山並みを見ることができるほど、きょうの天気は晴れ。ただ、風が強く吹く時間もあります。外海はややうねりを見せています。

1年前の4月23日、観光船KAZU1は私の後ろに見えるあの桟橋から出航していきました。
 観光船も営業していない時期のため、いま大型バスの姿はありません。住民以外、人はまばらです。

ゴールデンウィーク前で、このウトロ界隈というのは営業をしていない店がたくさんあります。観光シーズンの前の時期です。
 そうした時期に観光船KAZU1は他社に先駆けて、悪天候の予報が出る中、海へと出港して事故を起こしました。

午後3時前、HTBの記者の前に桂田社長は姿を見せました。記者が取材を申し込んだところ、「弁護士に言ってください」と一言だけ残して足早に立ち去っていきました。

この1年間、HTBは桂田社長に複数回の接触を試みてきました。桂田社長はカメラを通しての取材は受けない姿勢ですが、記者は話を聞くことができています。

桂田社長は事故前と変わらず、ここ斜里町ウトロを拠点に生活をしています。事故にあった家族に対して、誠心誠意対応をするとしていますが、事故後の記者会見以降、マスコミや家族向けに説明の機会は一切設けられていません。

そして、桂田社長の主張というのは、一貫しています。
 「悪いのは自分だけではない」という主張です。
 あの日も船を出したのは豊田船長なので、自分だけが悪いのではないという主張です。
 加えて、「逮捕するのであれば、早く逮捕してほしい」という趣旨のコメントも残しています。

 「宙ぶらりんなどが一番困るからね」と話しています。

 そうした中で、大型観光船のオーロラ、そして一部の小型観光船は来週の金曜日4月28日から今シーズンの運行を始めます。ウトロ界隈のホテル、土産物店を含めて、今シーズンの営業に向けて、まさに準備をしているという状況です。

この斜里町のウトロ漁港から30分ほど離れた町の中心部には役場があります。役場の玄関に現在献花台が設けられています。献花台にはたくさんの花やおもちゃもありました。千羽鶴やメッセージも供えられた中で一番印象に残ったのが、花がとにかく生き生きとしているということです。

役場の方に話を聞くと事故を忘れないようにと、役場の全ての部署が持ち回りで毎日水をかえているということでした。

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