第25回は、1986年のデビュー以来クールでスタイリッシュなマンガ表現と外国映画のような独自の画風で人気を博すベテランマンガ家にして大学准教授でもある多田由美さんが安田レイの「Not the End」を描きます。

♪安田レイ「Not the End」
※アルバム「Circle」収録
安田レイの楽曲を各配信サイトで聴く
配信URL: https://reiyasuda.lnk.to/artistpage

■多田由美
大阪在住の漫画家・イラストレーター。神戸芸術工科大学まんが表現学科准教授、大阪アミューズメントメディア専門学校非常勤講師。
代表作に『レッド・ベルベット』(講談社)、『iPad Pro+Procreate マンガ・イラストの描き方』(玄光社)、『アニメ・戦闘妖精雪風』キャラクターデザインなど。
X(Twitter)などで数多くのイラストや作画技術に関する動画を配信中。

■安田レイ
アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。
13歳で音楽ユニット『元気ロケッツ』に参加。2013年ソロデビュー。
その後も、ドラマやアニメ主題歌、CMタイアップ曲など、話題の楽曲を次々とリリース。
2021年リリースの「Not the End」が、ドラマ「君と世界が終わる日に」挿入歌としてオンエア、自身最大の配信ヒットとなる。
2023年にはNulbarich JQ、TENDRE、Lucky Kilimanjaro 熊木幸丸、Yaffle、THE CHARM PARK、VivaOlaとのコラボを収録したアルバム「Circle」をリリース。

■EGAKU – draw the song –
Twitter:https://twitter.com/EGAKU_official
Instagram:https://www.instagram.com/egaku_official/

■CREDITS
Director:Misan Ku(zona)
Cinematographer:Naoto Nishihira(zona)
Production Manager:Takehiro Kano(zona)

#EGAKU #多田由美 #安田レイ

1 Comment

  1. 多田由美さん、安田レイからEGAKUにいただいたコメントを紹介。

    ■多田由美 コメント

    ◇楽曲をテーマにイラストを描くにあたって意識したこと

    安田レイさんのNot the Endは感情を揺さぶる切ない楽曲だったので、曲に込めた想いや心が少しでも伝わるようにと今回の絵を描きました。どこか寂しげな絵に見えるといいなと思っています。

    ◇今回の企画に参加された感想や視聴者へのメッセージ

    もし、絵を見るときに音楽が流れていて、それが心をかき乱す切なさや包み込むような暖かさを持っていたとしたら、見る人は絵にも音楽にももっともっと心惹かれ、深い意味を見出すかもしれません。そんなことができたらいいのにと、ずっと昔から思っていました。音楽と絵が相互にそれぞれの世界を彩っていく様子を視聴者の方にも感じていただきたいです。きっと見る人の心に寄り添える作品に仕上がっていると思います。

    ■安田レイ コメント

    遠くをじっと見つめる青年。

    私には、帰って来ない返事を静かに待っているように見えました。儚げな表情に胸がギュッとなります。

    なかなか見られない裏側が覗けて嬉しいです。繊細なタッチで、光と影を操りながらこうやって作って行くんですね。歌詞を書くのと少し似ているのかもしれないと思いました。

    「Not the End」のジャケットに登場するレモンをたくさん描いてくださりありがとうございます。このレモンの木には、「生きる」という希望を込めています。どんなにこの世界が壊れ、変わってしまっても、変わらないものがある。この変わらないものを胸に生きていきたいですね。大切なことを思い出させてくれてありがとうございます。