西予市野村町の伝統行事乙亥大相撲。今年は4年ぶりに幕内力士を招待し、名物の稚児の土俵入りやプロアマ対決を行う方向で調整していることがわかりました。
乙亥大相撲の開催を巡っては29日夜、地元の関係者らの会合が開かれ、今年は幕内力士を招待して開催する方向で調整していることが報告されました。
招待する力士は幕内優勝経験のある片男波部屋の元関脇・玉鷲関、高砂部屋の元大関・朝乃山関らを予定。日本で唯一のプロアマ対決のほか、稚児の土俵上げなど乙亥大相撲の名物行事が4年ぶりに復活することになります。
せいよ野村観光協会の大野巌相撲部会長は「最終的には新型コロナの感染状況を見ながらの判断となるが、ぜひ関取に来てもらって華やかな乙亥大相撲を復活させたい」と意気込みを語りました。
今年の乙亥大相撲は九州場所後の11月28日と29日、2日間の開催が予定されています。
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