加藤綾子アナ 電撃婚で流れる引退説と夫の会社の「気になる過去」
「カトパン」こと加藤綾子アナが電撃結婚した。お相手は東京・神奈川を中心に60店舗を構える年商2000億円の二代目御曹司X氏だ。

これまで米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手、巨人の片岡治大三軍野手総合コーチ、EXILEメンバーで「三代目J SOUL BROTHERS」のNAOTOらと浮名を流してきたが、生涯のパートナーに選んだのは一般男性だった。 カトパンは6月7日、レギュラー出演する情報番組『LiveNewsイット!』(フジテレビ系)で結婚を生報告。ガチャピンから「加藤さん、ご結婚おめでとうございます」と祝福されると、 「ありがとうございます。まだ実感もないんですけど。みなさんに『おめでとう』っていう声を掛けていただいて少しずつ実感が湧いてきました。これからもよろしくお願いします」 と照れながら答えた。 さて、お相手の“2000億円男”X氏の正体だが、「文春オンライン」などで《慶應卒の39歳、2代目社長》《ゴルフの腕前がプロ並み》といったヒントが散りばめられていたことから、神奈川県内に本社を構えるスーパーマーケットの二代目社長であることが判明。あまりの反響に同社のサーバーがダウンする事態となった。 そしてこのスーパーは、もっか業界の風雲児とされる。 「31歳で社長となったX氏の手腕で、売上高は‘13年度の560億円から‘18度には1356億円にまで急拡大。折り込みチラシを出さず、現金決済でコストダウンを徹底する一方で、積極的なM&Aを推し進めて高級外食にも取り組んでいます。E特売に頼らない売り方でも注目されており、最近では大阪、兵庫、奈良といった関西圏にも進出し、顧客支持を高めています」(流通ジャーナリスト) カトパンの“目利き力”たるや流石だが、ちょっと気になる「過去」もある。実は、この会社は「ブラック企業大賞」にノミネートされたことがあるのだ。 「法令違反の労働があったり、ハラスメント的強制を従業員に強いている企業、法人を『ブラック』と認定するNPOの取り組みですが、当時の選出理由としては、同社で‘18年6月に食肉部門に勤務する男性が、3000円相当の精肉商品をレジで精算することなく持ち帰ったところ、会社が警察に通報して懲戒解雇処分にしたのです。さらにこの男性の自宅付近の店も含む全店舗に、男性を名指しの上で『窃盗を理由に懲戒解雇した』という掲示を行ったのです」(全国紙記者) だが、男性側は「会計せずに持ち帰ったのは単なる過失」であったと主張し、解雇の撤回などを求め横浜地裁に提訴。‘19年10月には裁判所がその訴えを認め、解雇の無効と解雇日から判決までの給料支払い、さらに掲示による名誉毀損の慰謝料として77万円の支払いを命じる判決を言い渡している。 「さらにこの裁判を通じて、男性が経営に関する権限がない一般従業員であったにもかかわらず、残業代が支払われない『名ばかり管理職』であったことも明らかになりました。横浜地裁は未払い残業代約100万円の支払いも命じていますね」(同・全国紙記者) もちろん、同賞にノミネートされたからといってその企業を「問題アリ」と断じるのは一面的すぎる。ここで取り上げられているのはあくまでひとつの問題であるし、そうした問題が二度と起こらないように経営環境が改善されているはずだ。会社の側にも言い分はあるだろう。 「ただし、報道番組のキャスターを務めるカトパンですから、社会で同様の案件が起きた時に視聴者からのチェックが一定程度厳しくなることは覚悟しなければならないでしょうね」(テレビ局関係者) 一部でカトパンが有吉弘行と結ばれた夏目三久のように、テレビ界から結婚を機に“卒業”するという話も出回っているが、確たる事実はない。ある芸能プロ関係者は、 「たしかにフジは視聴率が伸び悩む『イット!』をテコ入れしたいと考えている。4月から『とくダネ!』に代わってカトパンと同事務所の谷原章介を『めざまし8』に起用したのも、“カトパン切り”の伏線と見られていた。結婚のタイミングで彼女の方から番組卒業を申し出てもおかしくはない状況ではある」 と話す。夫の企業のこれからの成長もカトパンの今後も注目だが、有能な二人のことだから、どんな困難も乗り越えていくのだろう――。

WACOCA JAPAN: People, Life, Style.